【常連さんが驚愕する「とろろ料理」】
佐藤 周生です。
今回は、以前お伝えした「とろろ芋」…
”とろろ芋のベース”ですね。
これを使って、「アボカドが入った、まったり味のまぐろ山かけ」を伝授します。
「山かけ」とは、刺身の魚にすりおろした山の芋(とろろ)をぶっかける調理法のことをいいます。
本来は、焚いた豆腐にとろろ汁をかける料理を”山かけ”といってこれが元になっているようです。
和そばでいえは、”温かいそば”に「とろろ」をかければ『山かけ』で、”冷たいそば”を『とろろそば』といいます。
”とろろ”をかけた温かい料理を『山かけ』と言った方が正しいようで、冷たい刺身にとろろ芋をかける料理は、例えばマグロを使うなら「とろろマグロ」と言う方が正解なのかもしれません。
正直、明確な答えは分からないです・・・
一般的には、刺身に”とろろ”をかければ『山かけ』で通りますので、それでマスターして下さい。
で、私のおすすめとろろ芋料理は、その『山かけ』。
居酒屋で定番の「マグロの山かけ」です。
が、ただの「山かけ」ではありません。
”まったり”と深みのある味の「マグロ山かけ」
とろろ芋とマグロ(脂身のないマグロ)どちらもアッサリしています。
これはこれで旨いのですが、脂を加えることで”コク”がでます。
ですが、ひつこい「脂」では、合わない・・・
そこで、”アボカド”。
マグロ山かけに最高に合う脂の持ち主。
すでに一般的な知識となっていますが、アボカドは「森のバター」と言われ、脂肪タップリの果物です。
ギネスBOOKには、「世界一栄養価の高い果物」として載ってます。
その脂肪、体に良質の脂肪分なんです、
血液をサラサラにし、動脈硬化などを予防してくれるオメガ9(オレイン酸)が主となってますから、積極的に摂った方が”脂”ですね。(摂りすぎはNG)
脂分が多い、だからねっとりした食感、 常温のバターのような感じもします。
この”アボカド脂”が加わった「アボカドのマグロ山かけとろろ」は、コクがあるので、ちょっとしょう油をかけるだけで旨いんです。
作り方も、レシピ必要ないくらい簡単。
マグロ、アボカド切って”混ぜるだけ”。
あとは”とろろ芋”ドロッとかけるだけですからね。
私、大衆割烹の店で働いていた時に、常連さんに「アボカドのマグロ山かけとろろ」をちょっとサービスで出したことがあるのですが、
「へェ~!変わった山かけだね!」とちょっと驚いていました。
それでは、
血行促進効果も期待できる、マグロとアボカドがタッグを組んだ「アボカドのまぐろ山かけとろろ」の簡単レシピは、みて下さい。
↓↓
【材料】
まぐろ(刺身用)・・・100g
アボカド・・・100g(1/2個分)
つくね芋のとろろベース・・・70g (長芋でもOK)
ボイルわかめ・・・20g (出来れば生わかめ)
刻み海苔・・・少々
ねりわさび・・・少々
「濃口醤油」をかけて、混ぜながら食べて下さい。
是非!作ってみて下さい。
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