『究極のあっさり丼』
佐藤 周生です。
今回から「簡単!どんぶり料理」を伝授していきます!
第1弾は、
「大根シャキシャキ、ぶりのワイン漬け丼」
「漬け丼」とは、おすし屋さんでよく聞く、しょう油のタレに漬け込んだ刺身をすし飯やごはんにのせたどんぶりのことですね。
例えば、「マグロの漬け丼」オーソドックスな「漬け丼」のタレの調味料には”日本酒”を使います。
が、今回、私が伝授する”漬けタレ”に使うのは日本酒でなく「白ワイン」
盛り付けを見れば純和風の「漬け丼」と何ら変りませんが、食べるとワインがフワッと香るちょっと洋風な、「漬け丼」です。
日本酒とはまた違う、白ワインの甘味や酸味が刺身ネタをあっさりの洋風しょう油味にしてくれます。
これ、白ワイン、みりん、濃口しょう油を合わせ加熱後、冷ますだけで簡単に出来る”タレ”です。
で、このワイン漬けタレにおすすめの刺身ネタは”ブリ”。
脂ののった腹身の部分が特におすすめですね。
”ワイン漬けタレ”に切り身のブリを浸け、ごはんに盛って丼にするわけですが、これ、そのままごはんにのせても面白くないので、シャキシャキ食感を加えてちょいと一工夫。
ブリと高相性の大根をザクザク刻んでごはんにのせる。
そして、この上に「漬けブリ」をのせて漬け丼に仕上げます。
洋風しょう油味になった”漬けブリ”と大根のシャキシャキ食感が、いいバランスで舌を喜ばせます。
大根が生もの、刺し身のブリも生もので酵素がたっぷり。
消化にやさしい料理でもあります。
「大根シャキシャキ、ぶりのワイン漬け丼」は、”まかない”で何度か作って食べたことがあるのですが、
(たまに贅沢な”まかない”もあります…)
これはほんとあっさりで食べやすく旨い!
究極のあっさり丼といってもいいですね。
最近の食事がコッテリ料理で続いている場合は、胃の休憩として消化負担の少ない、「大根シャキシャキぶりのワイン漬け丼」を作って欲しいです。
レシピ、すぐに見ておいて下さい!
↓↓
【材料】
ブリ(刺身用)切り身…7~8枚
大根…50g
ごはん…お好みの量で
もみのり…少々
刻みネギ…少々
白胡麻…少々
《ワイン漬けタレ》
濃口しょうゆ…大さじ2杯(30cc)
みりん…大さじ1杯(15cc)
白ワイン…大さじ1杯(15cc)
(酸味、甘味共に中間くらいのもの)
※白ワインは酒で代用可能です
時短ですぐに出来ます。
(味が薄い場合は、タレをかけながら食べて下さい)
仕事帰りにブリの刺身を買い、「大根シャキシャキ、ぶりのワイン漬け丼」を作って下さい。
10分ほどで、「旨い丼(どんぶり)」があなたの口に入ります!
こんにちは、お久しぶりです。
質問です。
「《ワイン漬けタレ》
濃口しょうゆ…大さじ2杯(15cc)
みりん…大さじ1杯(15cc)
白ワイン…大さじ1杯(15cc)」
となっていますが、漬けタレは基本的に、
醬油:みりん:酒=1:1:1
ですよね?
コメントありがとうございます。
すいません、しょう油の分量が間違ってました。
大さじ”2杯”なので30㏄です。(15cc⇒30cc)
「濃口醬油2:みりん1:酒1」になります。
失礼しました。レシピは訂正しました。
マグロの漬けなど、”魚”の漬けタレは一般的に「濃口醬油1:みりん1:酒1」で
合わせる場合が多いのですが、
私的にはしょう油を強くしたほうが美味しく感じると思うので、
しょう油の割合を多くしてあります。(丼にする場合でも)
「濃口醬油1:みりん1:酒1」だと、みりんの甘味を強く感じてしまい、
若干、魚と合わない感じがします
刺身を食べる時の刺身しょう油や寿司のしょう油でも、
甘味よりしょう油味が濃い場合が多いのではないでしょうか。
(九州などでは甘いしょう油で食べるようですが…)
要するに甘味が強いより、塩気が強いほうが合う…
なので、私のおすすめは、
「濃口醬油2:みりん1:酒1」です。
個々で好みもあると思いますので、どちらも試して頂いて、
以降は気に入ったほうで作ってみて下さい。
健幸料理家・健酵アドバイザー 佐藤周生