鍋でない「寄せ鍋」?
佐藤です。
今回の料理は、
「寄せ鍋みたいな?蒸篭蒸し」
を伝授します。
【動画レシピ】(中央の再生ボタンをクリックしてご覧下さい)
魚、肉、野菜などいろんな食材を入れる「寄せ鍋」は鍋料理好きな方には人気の鍋です。
今回の伝授する料理は、その「寄せ鍋」に入れる食材を使用します。
白才、しめじ、白ネギ、春菊、魚貝類鶏肉などなど、いろんな野菜や肉、魚が食べられる楽しみがあります。
しかし、寄せ鍋の材料使うだけで鍋料理ではありません。
それらの食材を蒸篭に入れて蒸します。
「寄せ蒸し料理」です。
鍋だしを作る必要も無し!
食材を切って、蒸篭に入れてただ蒸すだけの料理です。
なので、簡単に手軽に作れます。
それだけでなく「寄せ鍋」では味わえない素材そのもの”味”が楽しめるもメリットです。
「家にせいろなんかないよ!」
という意見もあると思いますが、今回使った「蒸篭」、100円ショップで購入したものです。
たった100円で豪華な蒸し料理が楽しめます。
蒸していると食材の魚や野菜の香りと蒸篭から出るの木の香りと混ざって何ともいえないいい香りがして食欲が増します。
簡単に作れる
「寄せ鍋みたいな?蒸篭(せいろ)蒸し」
ですが、ちょっとだけデメリットがあります。
「蒸し料理は肉など、余分な脂肪がたくさん落ちるからヘルシー」
だとか、
「野菜の栄養素が多くの残るので健康に良い」
とか…
あなたもどこかで聞いたことがあると思いますが、実は、残念なことにあれ間違いなのです。
ある機関で蒸す効果の実験が行われました。
肉類の脂肪分は、加熱温度が140度以上と高温の”焼く”がもっとも脂肪が落ちました。
100度以下の”茹でる”と”蒸す”は、水分に脂肪が溶け出ない”蒸す”調理法が一番脂肪分が落ちる割合が少なかったのです。
それから、
「蒸し料理は野菜の栄養分が残る」
といいますが実はこれも…
加熱調理で野菜の栄養素でもっとも失われやすいのがビタミンのC、B群です。
かぼちゃやブロッコリーで実験しましたが、調理法や切り方によってビタミン類の残り具合いは様々だったという結果でした。
なので一概に蒸し料理が栄養素をもっとも残すとは言い切れないわけです。
これは、ちょっとした豆知識で覚えて頂いて、簡単作れて、素材の味が楽しめるという部分にフォーカスして作ってもらえればと思います。
では、詳しい作り方説明していきます!
↓↓
【材料】(1人前)
白才…150g
しめじ…30g
白ネギ…50g
人参…20g
玉ねぎ…50g
南瓜…20g
春菊…20g
サワラ…1切れ(50g)
タラ…1切れ(50g)
鶏もも肉…50g
ポン酢、刻みネギ、大根おろし、一味…適量
お好みでポン酢に刻みねぎ、大根おろし、一味などの薬味を入れて、熱々のうちに食べてください。
材料を切って蒸篭に入れて蒸す。
これだけで、素材の自然な甘味を感じられる「寄せ鍋みたいな蒸し料理」が楽しめます。
是非!作ってみてくださいね!
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