【『免疫低下を防止!』食べ比べも楽しめる鍋】
健幸料理家 佐藤周生です。
今回は「芋をベースにした鍋料理」を伝授します!
ほんと1年間は早い、もう11月ですね…
朝晩、寒くなりましたが、なぜか昼間は夏の気温になるほど温かい日もあり、
寒暖差から体調崩しそうになりますよね。
こういう時こそ、健康管理に気を付けてないと、大きく体調を崩しかねません。
例えば、気が緩んで夜になっても昼の軽装に近いままで体を冷やしてしまえば、体温が下がります。
体温は、たった1℃下がるだけで免疫は大きく低下する…
というのは、ご存じだと思いますが、この理由の1つが「体内酵素の働きが半減するから」ということがあります。
体内酵素は大きく分けて「消化酵素」「代謝酵素」の2つがあり、特に代謝酵素はカラダの細胞回復に直結している酵素です。
この代謝酵素の働きが半減すれば回復力も半分になり、カラダの抵抗力も半分になる…
よって、免疫が低下するわけですね。
なので、体を冷やすことは体調を崩す、大きなリスクになるということ。
「このくらいの寒さなら我慢できる」が命取りになるわけです。
服装はもちろん、カラダの中からも温めることが重要になります。
熱々の料理はカラダを温め、免疫低下の防止に最適。
というわけで、夜は冷えますから「熱々!鍋料理」でしっかり温まりましょう!
すでに何度か晩ごはんに「鍋料理」が登場しているかもしれませんね。
そこで、おすすめしたい鍋がこれ…
『ごろごろ芋と銀シャケのみそ鍋』
鍋野菜の定番は白菜・白ネギ・きのこ・豆腐・青菜などで、たくさん入れるのは白菜ですよね。(一般的には)
ですから、鍋野菜のメインは白菜という感じ。
でも、今回おすすめの鍋料理では、
メインの鍋野菜は「芋」。
そう、「芋鍋」です。
定番の鍋野菜も美味しいですが、「芋」を鍋に入れると何とも言えない「はふっはふっ」と言いながら食べるホクホク感が楽しめる。
そして、芋類は「ごはんの代わり」にもなります。
芋類、とうもろこしもですが、炭水化物を多く含むから。
「ごはんの代わり」いうと小麦が原材料の麺類になりがちですが、
「芋も炭水化物」と考えれば、主食の種類を増やせるので献立のごはん・麺の繰り返しにならずに済みます。
ということで、今回の芋鍋ならごはんも炊かなくていいわけです。
鍋料理を作るだけ。
で、鍋料理に話を戻して…
芋がメインと言っても、それじゃちょっと物足りない…
そこで、定番シャケ(切り身)を加え、鍋の味は「みそ味」に。
芋とシャケと味噌は相性抜群です!
芋はモッチリ食感の「さつまいも」とホクホク食感の「じゃがいも」の2種。
芋の食べ比べも楽しめます。
濃厚みそ味にシャケの旨味も加わって、最高に旨い!
もし、「食べたりない!」という場合は、残り鍋汁にごはんを加えて「締めの雑炊」を楽しんでもいいですね。
私は「はるさめ」を加えて食べました。
原料が芋ですから(「緑豆はるさめ」は豆が原料)、煮汁に芋の味が出ている鍋汁と相性抜群!
めちゃ旨かったです!
今後も鍋レシピを伝授していきますが、まずは今シーズンの鍋レシピ、
『ごろごろ芋と銀シャケのみそ鍋』
を堪能してみて下さい!
↓↓
【材料】(1人前) | 分量 | 備考 |
シャケ切身(鍋用) | 4~5切れ | 鍋用の小さい切り身 |
さつま芋(小) | 1/2本(50g) | |
じゃが芋(小) | 2コ(100g) | |
ほうれん草 | 1/10束(1カブ30g) | |
玉ねぎ | 1/4コ(50g) |
【みそ鍋だし】 | 分量 | 備考 |
水 | 360cc | |
粉カツオ節 | 大さじ1杯 | |
みりん | 大さじ3杯 | |
味噌 (合わせ味噌or麦味噌) | 50~55g | 塩気の強い味噌の場合は 少なめに入れて味を調節 |
お好みで一味唐辛など香辛料を加えても美味しいです。
是非、作ってみて下さい。
この記事へのコメントはありません。