緑茶とカツオ出汁のえび天茶漬け

『かき揚げ、投げつけたろか!』

佐藤です。

今回は、

「天ぷらなのにあっさりで食べられる!エビと梅干しの天茶漬け」を伝授します。

これ、以前に公開したレシピですがお茶漬けの中でも一番のおすすめお茶漬けなので、また伝授したいと思います。

私が初めに修行したお店は、天ぷら専門店。

ですが、和食の料理、造り(刺身)、煮物、焼き物など一部居酒屋で食べるようなメニューも食べられるお店でした。

天ぷら専門店なので、10席の天ぷらカウンターあり、目の前で舌を火傷しそうになる揚げたて熱々の天ぷらが食べられます。

会席風の「天ぷらコース」もあって、5000円のコースになると、天ぷらが全10品。

高級車エビから始まって、季節の野菜や魚介類の天ぷら、ウニを海苔で巻いた創作天ぷらと続き、

最後に「かき揚げ」

最後の締めは、この「かき揚げ」をおかずに”ごはん”と”赤だし”を食べて頂きます。

で、それだけではなく選んで頂ける。

このかき揚げをごはんにのせて特製のだしをかけて『ミニ天丼』に。

または、お茶漬けにもできる。

『天茶漬け』です。

3種類からお客さんに選んでもらうわけです。

「かき揚げで最後になりますが…」
「ごはんと別々に食べますか?」
「それとも天丼にされますか?」
「天茶にされますか?」

これ、コースの最後にいちいち聞くのがかなりめんどくさかったです…

中には変なお客さんもいて

「全部やってくれや」

とわざとできないことを言われるので、ムカついて、

「かき揚げ、投げつけてたろか!」

と思ったことも何度かありました(笑)…

かき揚げ1個しかないのに3種類全部はできないですから。

で、別々、天丼、天茶でお客さんが選ぶ中で圧倒的に多かったのが

「天茶漬け」

天ぷらを茶漬けなんかにして、あぶらコテコテで不味いんじゃないか?

とあなたは思うかもしれません。

が、これが最高に旨い!

ごはんにのせた”かき揚げ”に少し塩味の濃いお吸い物の出しをかけると、かき揚げが揚げたてなので”ジュゥゥゥゥ~!”と音がします。

さほどコッテリした味でなく不思議とすっきり食べ終えることができる味です。

お客さんのほとんどは「旨い」という言葉ではなく、汁をそそるごとに

「あぁぁ~~」
「あぁぁ~~」

としかいわないのですね。

しんみりくる味なのでそんな表現になるのだと思います。

私は、この”究極のお茶漬け”ともいえる「天茶漬け」をもっとあっさりで食べられるようにアレンジしました。

天ぷらは、面倒な”かき揚げ”でなく、シンプルにむきエビの天ぷら。

でもう1つ、これが風変わりなのですが…

”梅干しを天ぷらに”します。

そして、かけるのは普通のお茶ではなく、カツオ出汁とお茶を混ぜたもの。

苦味の中にも甘味と旨味もあります。

この「出し茶」だけでも十分あっさりで食べられますが、梅干しが混ざると酸味が加わりさらに秘密の”塩”であっさりで食べられる天茶漬けになります。

今回のレシピは、天ぷらを揚げるところから説明してますが、

「天ぷらはめんどくさい!」

と言う場合はスーパーのお惣菜コーナーにあるばら売りの「天ぷら」でも美味しく応用できます。

ですので、もし「天ぷらは面倒だ」という場合は、レシピの天ぷらを揚げる作業は、とばして下さい。

では、あっさり天茶漬けのレシピ公開します!
↓↓

【材料】
無頭エビ(中)…50g(5尾)
梅干し…2個
もみ海苔…軽くひとつかみ
ぶぶあられ…少量
天然塩(ミネラルが多い塩)…4g(小さじ1杯弱)
揚げ油…200~300cc

【天ぷら衣】
天ぷら粉…20g
水…30cc

【だし茶】
緑茶…180cc(1カップ)
粉かつお節…小さじ1杯

1、エビは、殻を剥きます。

尾も全部剥いておきます。
2、背わたを取ります。

背の部分を包丁で2mm切り込み、刃の部分を使って”背わた”をかき出します。
3、背わたが取れたら、ザルに入れ流水で2回すすぎ洗いします。

その後、水気をきります。
4、天ぷらの衣を作ります。

ボウルに水、天ぷら粉の順で入れ、混ぜます。(泡立て器or菜箸)

粉が消える程度で混ぜるのを止めます。

(混ぜ過ぎると粘るので)
5、キッチンペーパーなどでエビの水気をしっかり拭き取り、少量の天ぷら粉をまぶします。

”梅干し”にも天ぷら粉をまぶしておきます。
6、エビを揚げたら、すぐに盛り付けられるよう、大茶碗に「ごはん」「もみ海苔」「秘密の”塩”」を入れておきます。
7、鍋にお茶を入れ、粉かつお節も入れて超弱火(時間稼ぎ)で沸かします。
8、フライパンに油を入れ強火で熱します。

温度を確かめます。天ぷら衣を数滴落とし、底まで落ちてすぐ上がってきたら適温(170~175)です。

(天ぷら衣が上がってくるのが遅い場合は、まだ温度が低いのでさらに熱します)
9、エビに”衣”をたっぷりつけて、油にそろ~っと入れます。
10、続けて、梅干しにも衣をしっかり付け、入れます。

エビ、梅干しの”衣”が表面が固まってきたら裏返します。
11、若干キツネ色になり、カラッとなったら取り出します。
12、揚がった天ぷらを(6、)の上に盛ります。

エビ天は、外側に梅干し天は中央に盛ります。

(7、)が沸騰したら大茶碗の横から注ぎ入れます。

(天ぷらの上に直接かければ”じゅぅぅ~~”という美味しそうな音がすることもあります)
13、ぶぶあられを、散らして完成です!

漬物を添えて、熱々のうちに食べてください!

「天ぷらを作るのが面倒だ!」と言う場合は、スーパーのお惣菜”天ぷら”で代用して下さい。

梅干しもそのまま入れる。

コクのありながらあっさりで食べられる「天ぷらのお茶漬け」が楽しめますので、

ぜひ作ってみて下さい。

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