餡かけ料理も「割合のだし」で簡単にできる!
佐藤です。
私がお伝えする「鍋料理」の鍋だしは
ほぼすべて「割合のだし」で作ること
ができます。
「だし12:みりん1:淡口醤油1」
少し前にお伝えした、
「あっさり味のモツ鍋」もこの鍋だし。
中には例外もありますが、ほぼこの
「割合」で作れば美味しくできます。
要は、鍋に玉じゃくしでだしを
1杯、2杯、3杯…12杯と数えて入れる。
で、みりんと薄口醤油も1杯づつ入れる。
これだけで「鍋のだし」ができるわけ
です。
”だし”に関しては、カツオでだしを
取るのが面倒なら、だしの素を使って
もいいです。
(舌が麻痺する添加物が多いので、
おすすめはしませんが…)
で、玉じゃしの大きさでだしの全体量
が変るので、調節は必要ですが、
量が変っても「割合」は変らないので
同じ味にすることができます。
いつも美味しい味が作れる。
この「割合のだし」は鍋に限らず
様々な料理で使えます。
例えば、「餡かけ料理」。
餡も割合のだしで作れます。
だしの割合を変えるだけ。
「”だし8”:みりん1:淡口醤油1」
これに水溶き片栗粉でとろみを
付けるだけです。
例えば、餡かけ料理を作ろうとすると
「餡の味付けってどうやるの?」
となりますよね。
そんな時に、
「だし8:みりん1:淡口醤油1」を
覚えておけば、どんな餡かけ料理も
作れます。
餡かけの「餡」は、
「だし8:みりん1:淡口醤油1」
で作れると覚えておいて下さい。
そうすれば、餡かけ料理のレシピ
をいちいち見なく済みます。
メインの食材を揚げるか、焼くか
蒸すかして、餡を作ってかけるだけ
ですからね。
それほど難しくはないです。
試しにこれを作って頂きたい…
「焼たらのたっぷり冬野菜餡かけ」
たらをグリルで焼いて、はくさい、
春菊、人参、しめじを加えたタップリ
の「野菜あん」をたらにかけるだけの
手軽に作れる餡かけ料理。
生姜も加えて、体が温まり、
胡麻油の効果で風味とコクも増す。
ごはんのおかずに、酒のアテにも
合いますね。
魚の餡かけの定番は、魚を揚げること
が多いですが、
今回伝授する料理は、グリルで焼く
ので、油の準備もいりませんし、
脂っこくならず、ほどよく香ばしく
食べられます。
グリルがない場合は、フライパンで
焼いてもOKです。
先日この料理を晩飯に作りましたが
やっぱり餡かけ料理は、寒い時の
最高のおかずになりますね。
ホッとする味で美味しかったです。
(日本酒が呑みたくなります…、
痛風の再発が怖くてのめないですが…)
では、お手軽レシピをみてどれだけ
簡単か、試しに作ってみて下さい。
↓↓↓
【材料】(1人前)
たら…1切れ(80g)
はくさい…小2枚(60g)
人参…薄輪切り3枚(5g)
春菊…1株(10g)
しめじ…1/10P(15g)
水…100cc
【野菜あん】
だし…大さじ8杯(120cc)
(もしくは水120cc+だしの素2つまみ)
みりん…大さじ1杯(15cc)
淡口醤油…大さじ1杯(15cc)
胡麻油…小さじ1/3杯
おろし生姜…小さじ1/3杯
水溶き片栗粉…14cc
(片栗粉7g+水7cc)
1、たらは、軽く塩(分量外)をふって15分おきます。
(この作業は、はぶいてもいいですが
塩をふったほうが美味しくなります)
2、白菜は縦2等分に切って、1.5cm幅で切ります。
(茎は小さめに葉は大きめに切って下さい)
3、春菊は、根元を切り落とし2cm幅に切ります。
4、しめじは、根元を切り落としてばらします。
大きい場合は2~3等分に裂きます。
5、人参は2mm厚の輪切り3枚を重ねて
2m幅で切ります。
6、鍋に水100ccと人参も入れて強火にかけます。
沸騰したら中火にして茹でます。
7、人参が少し軟らかくなったら、
白菜の茎の部分も入れて茹でます。
8、茎が少し軟らかくなったら白菜の
葉の部分としめじも加えます。
9、水溶き片栗粉(片栗粉7g+
水7cc)を作っておきます。
10、全体に軟らかくなったら、
(食べて確かめる)だし(120cc)を加えます。
11、みりん、淡口しょう油(各大さじ1杯)と胡麻油、
おろし生姜(各小さじ1/3)も加えます。
中火をキープ。
12、再度沸騰してきたところに水溶
片栗粉を少しずつ加えてとろみをつけます。
(混ぜながら入れる)
13、最後に春菊を加えて軟らかくなったら「野菜あん」の出来上がり。
火を止めておきます。
14、たらをグリルで焼きます。
(野菜あんと同時進行で焼いてもOK)
片面焼きは、身のほうから焼く。
両面焼きは皮側を上にして焼く。
片面焼きは、身側6~7分、皮側を3~4分。
両面焼きは8~10分焼きます。(中火)
15、皮に少し焼目が付くくらいに焼いて下さい。
16、焼たらを器に盛り、再度温めた
野菜あんをかけて、出来上がり!
餡に合う「割合のだし」は、
「だし8:みりん1:淡口醤油1」です。
料理によってはもう少し薄味のほうが
いい場合もあるので、その場合は、
だしを「10」にしてみて下さい。
醤油は濃口でもOK。
揚げた魚などには、濃口が合います。
是非、作ってみて下さい。
こちら↓の餡かけ料理もおすすめです。
餡かけ料理一覧
この記事へのコメントはありません。