大根と牛蒡のひき肉金平

農薬の固まり!?」

佐藤です。

作り置きできるようなお惣菜料理をたくさん知っていると、あと一品に困ることがないですよね。

休みの日、時間が空いた時にササっと作れるような簡単お惣菜ならなおさら知っておくと気楽です。

そこで、おすすめしたいのが、

大根と牛蒡のひき肉金平

金平は牛蒡だけでなく、人参、セロリ、れんこん、こんにゃく、さつま芋、かぼちゃなど

結構何でもいけます。

”金平=牛蒡”と思いこんでしまうと応用ができなくなりますから。

「大根と牛蒡のひき肉金平」は、大根が入った金平。

大根でもいけるのですね。

で、この料理の原点は、大根の皮でした・・・

ランチタイムに弁当を販売するお店で働いていた時、大根の煮物を作ると皮がたくさん余っていました。

毎回捨てているのを考えると持ったいない。

で、先輩が教えてくれたのが「大根の皮の金平」でした。

これ、ほんのり皮の苦味が残って意外と美味しい。

弁当の佃煮の代わりに入れたり定食の小鉢物に使ったりしていました。

それをヒントに考えたのが「大根と牛蒡のひき肉金平」です。

これ、大根の皮をわざわざ使わなくてもいいです。

野菜の多くは、農薬が使われていますが、そのほとんどが繊維に入っているといわれています。

なので、健康を考えるなら繊維の多い皮は捨てるのがベスト。

無農薬野菜なら、安心ですけどね。

大根の皮を「勿体無い」と使っていた当時は健康のことなど一切考えてなかったので、

農薬のことは何も知りませんでした。

ちょっと大げさですが、お客さんに農薬の固まりを食べさせていたと思うと心が痛いです・・・

ですが、

”美味しさ”にはとことんこだわっていたので、それで勘弁してほしいと今はそんなふうに思ってます。

醤油と甘味のバランスが最高にいい、「大根と牛蒡のひき肉金平」の作り方をみて

是非作ってみて下さい。

↓↓

【材料】 (1人前)
牛ひき肉・・・100g
(豚でも鶏でも合挽きでもOK)
大根(大)・・・1/10本(100g)br> 牛蒡(大)・・・1/2本(100g)
人参(中)・・・1/5本(30g)
胡麻・・・少々
>一味・・・少々
胡麻油・・・大さじ1杯

《煮汁》
酒・・・大さじ2杯と1/2
みりん・・・大さじ4杯
濃口醤油・・・大さじ1杯と1/2
(できれば”たまり醤油”で)

1、大根は皮を剥いて切り込みを入れます。
2、ピーラーで真っ直ぐそぎ落とします。
(切込みを入れることで細くできます)
3、人参は、5mm幅で薄くスライスします。
4、ゴボウは全体深く切り込みを入れます。
5、ピーラーで削ぎ落とし、ささがきにします。
6、流水でササっと洗ってアク抜きした後、水気をよく切ります。


(栄養重視ならアク抜きしなくていいです)
7、フライパンを強火で熱し、胡麻油入れて全体に広げます。


中火にしてひき肉を入れ炒めます。
8、ひき肉の色が変ったら、強火にして牛蒡、人参、大根を加えて炒めます。
9、野菜がしんなり(軟らかく)なってきたら酒、みりん、
濃口醤油の順で加えます。


煮汁を絡めながら煮詰めていきます。


(濃口醤油ではなく、たまり醤油を入れると黒色が濃くなり
美味しそうな仕上がりになります)
10、煮汁が無くなったら火を止めます。
11、一味を軽く、胡麻はたっぷりふって混ぜたら出来上がり。
12、器に小高く盛りつけて完成です。

大根だけでもできるので是非作ってみて下さい。

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