「おかず作りは”その時が楽”のほうがいいですよね?」
佐藤 周生です。
今回は、「焼きシャケのレパートリーが1つ増えるレシピ」を伝授します!
「魚の漬け焼き」は、作ったことがありますか?
これ、一度でも作ったことがあれば、何時間もかかるような煮物に比べれば、それほそ面倒な料理ではないことがお分かりだと思います。
ザックリと言ってしまうと漬けダレを作って、そこに切り身の魚を漬け込んで、あとは焼くだけですから…
漬け込む時間がかかるので、「漬け焼きは面倒だ」と思い込んでいる方も多いのですが(短時間で漬ける方法もありますが味がイマイチ)、
「その日にすぐ食べる料理」ではなく「数日後に食べる料理」とか「別の日のおかずになる料理」と考えて頂けたら、その日のおかず作りは楽になりますよね。
「1日分のおかずが前もって作れる」と考えてもいいかと。
その日は焼くだけなので、めちゃ楽チン。
「漬け込み作業」は、休みの日とか簡単な晩めしの日、ちょっと空いた時間にやっておけば、それほど苦にはならないと思います。
そんな、「後が楽できる漬け焼き」として今回は「シャケの漬け焼き」をご紹介。
シャケ切り身の料理レパートリーは1つでも多いほうがいいですよね。
塩焼・バター焼きばかりだと飽きます…
で、今回お伝えするのは、「漬け焼き」といっても「みそ漬け」でもなく「醤油漬け」でもない、
ちょっと変わった漬け焼き。
「胡麻みそ漬け」です。
味噌と醤油にすり胡麻を加えた「胡麻風味の強い」漬けダレ。
甘みもあるので食べやすく、みそ漬け・醤油漬けとはまた違う、香り豊かな漬け焼きが楽しめます。
で、今回漬けダレに使った味噌は、「合わせ味噌」。
いつも味噌を使う料理は、甘みが強く使い勝手が良い「麦みそ」で紹介するのですが、
合わせ味噌でも 「胡麻みそ漬けタレ」は作れますよ、ということを知って頂けたらと思いまして、今回は変えてみました。
「シャケの胡麻みそ漬け焼き」の味的には、ごまの香りが強い魚の味噌漬けを食べていると想像して貰えると何となくわかると思います。
シャケ切り身のレパートリーが1つ増えて、見た目から少し秋の季節感も感じられる、
「シャケの胡麻みそ漬け焼き」のレシピ、みて下さい!
↓↓
【材料】(2人前)
銀シャケ切り身(甘塩)…2切れ(1切れ80~100g)
大根(中)…3mm幅の輪切り1枚
胡麻…少々
【胡麻みそ漬けダレ】
合わせ味噌…大さじ1杯強(20g)
(田舎みそなど色が濃く、甘みの少ない味噌)
みりん…大さじ3杯(45cc)
濃口醤油…大さじ1/2杯(8cc)
すり胡麻…大さじ2杯強
【大根の和え味噌】
合わせ味噌など… 小さじ1杯
砂糖(きび糖・甜菜糖)…小さじ1杯~1.5杯
漬けダレは、味噌の種類で味が変わるのでレシピは目安です。
とりあえずレシピ通りに合わせて、味見して塩辛さを強く感じる場合はみりんの量を増やして下さい。
白味噌や麦味噌なら逆にみりんを減らしたほうが良いと思います。
味噌漬け焼きでもなく、漬け焼きでもない、「胡麻味噌」の漬け焼き。
これでシャケ料理のレパートリーがまた1つ増えますよ。
是非、作ってみて下さい。
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