『究極のシンプル照り焼きタレ!』
佐藤 周生です。
今回は、「甘過ぎず、しょう油辛くない、絶妙の味加減の『照り焼きタレ』を伝授します。
年末が近づくとスーパーの、特売コーナーなどには「かまぼこ」などのおせちの材料が並びます。
こういった光景を見ると、
「何か忙(せわ)しないなぁ…」
「1年経つの早いわ」
と思ってしまいます。
そんな正月前のスーパーの中で鮮魚コーナーにいくと鮮度も良く、旨そうな「ブリの切り身」を発見!
たっぷり脂がのった「ブリ」…
食べたくなりますよね。
煮物も旨いのですが、やっぱりブリは「照り焼き」が最高ではないでしょうか。
ですが、
そんな「ブリの照り焼き、食べたい!」と思った時、照り焼きの『タレ作り』に困ったりしませんか?
例えば、レシピ本で美味しいタレを探す…
レシピサイトで「ブリの照り焼き」を検索しまくる…
もし、「これだ!」と思って作った美味しいタレもをそれっきり。
「作り方、憶えてない…」
で、また食べたくなったらレシピを探す。
これ、めんどうですよね。
しかし、
今日から、あなたは照り焼きの『タレ作り』に困ることはなくなります。
今から伝授する『照り焼きタレ』の作り方を熟知すると、甘過ぎず、しょう油辛くもない絶妙の味バランスの『タレ』が作れるようになります。
ブリはもちろん、魚介の照り焼き全般、鶏の照り焼きなど肉類になど、
ほぼどんな「照り焼き料理」にも使える優れもの。
しかも、たった2つの調味料しか使いません。
それは、みりんと濃口しょう油。
そして、合わせる比率が「4:1(~1.5)」。
みりん4に対し、濃口しょう油1~1.5の比率(割合)で合わせるだけ。
例えば1人前なら、「みりんを大さじ4杯」、「濃口しょう油を大さじ1杯」。
これをフライパンや鍋などに合わせ「とろ~ん」となるまで煮詰める。
で、濃口しょう油の比率に「1~1.5」の幅があるのは、食材によって少し量を変えたほうが美味しくなるからです。
例えば肉類・魚類に関しては脂分があるので、若干しょう油味が強いほうが美味しく感じるのですね。
なので、今回の「ぶりの照り焼き」の場合は「みりん4:濃口しょう油1.2~1.3」がおすすめ。
1人前の「ぶり照り」なら、みりん:大さじ4、濃口しょう油:大さじ1と小さじ1/2です。
考え方としては、脂分が多い食材ほど濃口の割合を「1.5」に近づければ、美味しく仕上がります。
鶏のもも肉などは「1.5」で、野菜の照り焼きなら「1」でいいです。
野菜は甘みを強く感じるほうが美味しく仕上がります。
これ、もちろん手を加えて、様々な調味料や出汁昆布、焼いた魚の骨を加えるなどして煮込めば最高に美味しい「タレ」できるのですが、
家庭でそれをすると大変…
ですから、私が「如何に簡単に美味しくできるか?」で考えて、試行錯誤して作りあげた究極のシンプル「照り焼きダレ」が、
この【みりん4:濃口しょう油1~1.5】の比率で合わせる「タレ」です。
甘味が「みりん」だけなので、砂糖を使いたくない方にもおすすめ。
私、このタレで脂がのっているブリの腹身の切り身を「ぶり照り」に仕上げました。
照り焼きの料理は比較的濃い味…これだけですとちょっとひつこい感じもある…
なので、玉ねぎスライスをのせて後味スッキリ!
すごく食べやすくて、ごはん2杯ペロッといけました…
そんな最高のおかず&酒の肴にもなる「ブリの照り焼き」、
レシピ、公開します!
↓↓
【材料】(1人前)
ブリ切り身…1切れ(120g)
玉ねぎ(小)…1/4個
大根…少量
味噌…少量
粉山椒…少々
【簡単照り焼タレ】
みりん…大さじ4杯(60cc)
濃口しょう油…大さじ1杯と小さじ1/2杯(約18cc)
焼きたてを速攻で食べて下さい!
冷めたら味が落ちます。
タレをからめながら熱々のうちに食べて下さい。
明日の晩飯は、”ブリの照り焼き”を作ってみて下さい!
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