1週間日持ちの作り置きレシピ③「佃煮のポイントはこれ!」 ラストレシピ・・・
佐藤です。
お待たせしました。
「生姜とマッシュルームと鶏もも肉のヒリリ佃煮」、最後のレシピです。
砂糖、たまり醤油、みりん、酒で<調味してじっくり煮詰め、完成させるところまで。
味をつけたらひたすら煮詰めるだけですが、”ポイント”が1つあります。
それは、「弱火」でジワジワ、ジワジワに詰める。強火で煮詰めてしまうと・・・
まず、
・短時間で煮汁がなくなり味が滲みない。
・綺麗な照り色が出ない、不味そうに見える
・こげる可能性が「大」。
・クオリティが低レベル。
デメリットだらけです。
が、”弱火”で煮詰めるだけでそれらは全部メリットに変わります。
・ちょっとづつ煮詰まるので味が芯まで入り込む。
・美しい照り色が出て食欲増大。
・これが一番大事ですね。弱火なので「こげない」
・完成した時のクオリティが高い。
弱火でちゃんと煮れば、失敗はありえないので、上手く作れて、最長3週間以上、日持ちできます。
レシピ内では、クオリティ高い「佃煮」が実現する”必殺!料理人テクニック”を交えて伝授します。
これ、やらないと仕上がりが悪くなります。
マスターすれば、あなたは、「手作り佃煮」が十八番料理になりますよ。
簡単なので、すぐ見ておいてください!
↓↓
【材料】
生姜・・・200g(新ショウガでもOK)
マッシュルーム(小)・・・100g
鶏もも肉・・・200g
【ヒリリ煮汁】
水・・・560cc
酒・・・70cc
みりん・・・70cc
たまりしょう油(刺身しょう油)・・・70cc(無い場合は濃口醤油でOK)
砂糖・・・75g(大さじ5杯)
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2018/04/2016-03-09-13.15.40-550x413.jpg)
3つ目のレシピになりますが、まだ見てない方は、下記をクリックして前回、前々回のレシピをみておいて下さい。
「生姜とマッシュルームと鶏もも肉のヒリリ佃煮」 レシピ(1)
「生姜とマッシュルームと鶏もも肉のヒリリ佃煮」 レシピ(2)
続きです。
1、”アク”をすくいながら中火で3分焚き・・・分量の「酒」を加えます。
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2018/04/2016-03-09-13.17.41-550x413.jpg)
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2018/04/2016-03-09-13.21.08-550x413.jpg)
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2018/04/2016-03-09-13.33.35-550x413.jpg)
鍋の内回りに”煮汁”が付いてると熱で焦げてくる時があるので、キッチンペーパーor布巾を濡らしてその煮汁を拭きとっておきます。
ひたすら煮詰めます。
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2018/04/2016-03-09-13.48.50-550x413.jpg)
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2018/04/2016-03-09-13.52.02-550x413.jpg)
中火からさらに弱火にします。
おたまで、中央の材料(生姜、鶏、マッシュ)を円形になるように積み上げます。
ドロっとなってきた煮汁をおたまですくって円形になった材料にバシャバシャかけます。
バシャバシャかけると”照り”が出て仕上がりが綺麗になります。
味も均等に浸み込みます。
で、この作業の時、中央が空いていると煮汁が中央に寄って、おたまでタップリ多くすくいやすくなります。
円形でない状態だと煮汁が少ないので食材が邪魔してかなり、すくいにくいです
(”必殺!料理人テクニック”「円形バシャバシャ」は他の佃煮料理でも使える方法です)
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2018/04/2016-03-09-13.57.55-550x413.jpg)
調味料で味をつけてから約40分焚いた状態です
(焚く時間の目安になると思いますが、煮汁の煮詰まり状態を確認する方を優先してください)
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2018/04/2016-03-09-14.04.46-1024x768.jpg)
で、毎日少量づつ器に取り出して食べてください。
(取り出す際は、毎回綺麗な箸を使ってください。汚れた箸、あなたがベロベロ舐めた箸を突っ込むと早く腐敗します。1週間日持ちしなくなる・・・)
気をつけてください。
「生姜とマッシュルームと鶏もも肉のヒリリ佃煮」は、
鶏肉の脂の”コク”、マッシュルームの”旨味”が浸み込んだ適度に甘辛く煮込んだ生姜の「佃煮」です。
甘辛さの中に生姜独特の辛味、にがみ感が程よく残って、酒の肴で食べられます。
もちろん、ご飯のお供にもなります。
「最長3週間以上、日持ちする」
毎日あなたは、綺麗な箸で器に盛り付けるだけでその一品が食べられます。
かなり楽できる、魅力の料理です。
是非!作ってマスターしておいて下さい。
「円形バシャバシャ」も熟知しておくと”得”します。
【追記】
”1週間日持ちの作り置きレシピ!”
5品のうち今週は3品だけになったので来週あと、2品伝授します。
これらも、簡単で旨い日持ち料理です。
1つは、ドイツのあの乳酸菌タップリ料理の和風版です。
是非、見てくださいね。
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