『”照り焼き”といっても2つの調理法があります・・・』
佐藤 周生です。
今回は、「鶏の照り焼き、2つの方法」を伝授します。
鶏肉の照り焼きは、今までにもお伝えしたことがあるのですが、
それはフライパンで焼いて、タレの調味料を加えてタレを煮詰めながら鶏肉に熱を通す方法。
なので、焼く作業では中まで熱を通すことなく、鶏肉の両面に焼色を付ける程度。
タレを煮詰めていく段階で鶏肉の中まで熱を通すわけです。
ある意味「煮る」とも言えますね。
で、もう1つの方法は今回お伝えする方法で、
「鶏肉をグリルで焼いて中まで熱を通し、煮詰めておいたタレに絡める」というやり方。
鶏肉を焼いている間にフライパンでタレを作っておいて(煮詰めて)、鶏肉が焼けたらタレを絡めるだけで済むので、
全体の調理時間的にはフライパンで作るより若干早くできると思います。
フライパンの方法はタレを煮詰める時間(それと鶏肉に熱を通す時間)が必要ですが、焼く時間は短いので、グリルで作る方法と調理時間の差は大きくはないです。
で、フライパンを使う方法は道具がフライパンのみで済むので、グリルで焼く方法よりは洗い物が少なくなる。
グリルの方法ですと、グリルの網や受け皿、フライパン、と洗い物が多くなりますからね。
それぞれ長所・短所がありますが、仕上がりの味には大きな差はありません。
「照り焼き」には、
1,フライパンで焼いて、未完成のタレで煮詰めて仕上げる。
2,グリルで焼いて、完成済みのタレを絡める。
という2つの方法があって、
こういった調理法を1つでも多く知っておくことでいろんな料理で応用が利いて、料理の幅が広がりますよ、ということです。
もちろん、「炭火の網焼き」とか「直火の炙り焼」とか「揚げる」とか他にも方法はありますが、家庭で作りやすい方法は上記2つ。
レシピの最後に1つ目のフライパンで焼く方法で作る「鶏の照り焼き」も記載しておきます。(いろんなタレのパターンがあります)
※ちなみに「揚げる方法」は表面がカリカリになるので、食感が面白いです。(居酒屋に勤めている時に揚げる方法を活用してました…大量に作る時は「揚げる」方法が便利なので。)
※健康第一!という方は蒸したり、茹でて熱を通す方法がおすすめ。食材を焼いたり、揚げたりすると糖化が起き、AGE(終末糖化産物)を発生させ、それを多く食べるとカラダに蓄積され、老化が早まるので健康にはマイナスです…
というわけで今回のおすすめは、
「鶏もも肉とレンコンの照り焼き」
鶏の照り焼きに「レンコン」をプラスして、シャキシャキ食感を楽しめます。
レンコンは焼くと香ばしくなっておいしいですからね。
タレを絡めればさらに美味しさUP!
「鶏の照り焼き」にレンコンの美味しさも加わった一品です!
私、ご飯のおかずにしましたけど、ビールの肴にしても良かったかな?と感じました。
どっちにしても痛風恐怖症でアルコール、飲めないのですが・・・
レシピ、見て下さい!
↓↓
【材料】(1人前)
鶏もも肉…250g
レンコン…3枚(60g)
粉山椒…少々
【照り焼きタレ】
割合「みりん4:濃口しょう油1.2」
みりん…大さじ4杯(60cc)
濃口しょう油…大さじ1杯と小さじ1杯強(18cc)
レンコンのシャキシャキ感と鶏肉のうま味がタレとマッチして美味しい一品です!
是非、作って見て下さい。
【フライパンで焼いて、未完成のタレで煮詰めて仕上げる「鶏の照り焼き」】↓↓
この記事へのコメントはありません。