飲める酢の物とは?
佐藤 周生です。
今回は、「飲める酢の物」を伝授します。
「酢は体に良い」
と思っていらっしゃる方は多いと思います。
それは間違いないことで、実際「酢」は、すごく体にいい。
様々な効果がありますが、お酢の「酢酸」は、コレステロールの合成を抑えて血中の脂質を低下させてくれます。
ですから、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを下げることにもなります。
また、酢酸はごはんやパンなどの糖質類の吸収を妨げる効果もあります。
で、パンやごはん、砂糖などを食べると血糖値が急激に上昇するのですが、これを繰り返すことで糖尿病を発症したりします。
吸収が穏やかになれば糖尿病のリスクは減るということですね。
最近は、花粉症などアレルギー改善にも効果があることで「酢酸菌」は注目されています。
(※市販のお酢はろ過しているため酢酸は、ほぼ含まれていません。ネット販売されている”無ろ過の濁ったお酢”をおすすめします)
健康にいいことは分かっているけど…
「酸っぱい料理は苦手!」
という方もいると思います。
私もその一人です。
私毎朝、健康のためにミネラル分の多い塩とレモン1個分を搾って混ぜた冷たい水を一気飲みするのですが、いまだにレモンの強烈な酸味に慣れないですね。
「おぉーー!すっぱ!」
と毎日言ってしまうほど苦手。
ちなみにこのレモン水は、腎臓や内臓を綺麗にする効果があったり、1日に必要なビタミンCやミネラルが摂れます。
毎日、快調です。
もし美肌効果を望む方はビタミンCをもっと摂取しないといけないのですけどね。
”美肌”とかいうと男性は関係ないと思うかもしれませんが、顔の肌が明るく艶がいいとお金が寄ってきますよ。
私、ほんとにそういう男性に会ったことがあります。
サプリメントを販売してる方でめっちゃお金持ち…いつも元気で明るい人です。
ほんとに「肌が綺麗」を超えて顔が白くてテカッてLEDライトみたいでしたね(笑)…
話が脱線しましたが、とにかく、
「酸っぱいものがどうしても無理…」
と言う方のためにお勧めしたいのが、
「飲める”酢”仕立ての新れんこんと塩昆布の酢物」
これ、酢が飲める。
通常、酢の物の「酢」は三杯酢という基本的な合わせ酢を使うのですが、これだと酢が濃いので飲めば確実にむせます…
今回、伝授する合わせ酢は、お吸い物のように飲める、
『吸酢(すいず)』
酢の量を最小限にして酸味を抑え、三杯酢をうんと薄めたような合わせ酢です。
ようは、酢が苦手な方でも食べやすい酢の物、むせることもありません。
『吸酢』は、会席料理の酢の物はもちろん、飲めるのでお通しや口直しの料理にも利用されています。
『新れんこんと塩昆布の酢の物』は、
れんこんを茹でて、吸酢に浸けるだけ。簡単です。
塩昆布(無添加)の旨味も加わって”れんこん”のシャリシャリとした歯ごたえが楽しめる一品!
「吸酢」は、私もコース料理で酢の物や和え物で時々使ってました。
吸酢は飲めるので、少ない酸味でもさっぱり感が大きく、酸味が苦手なお客さんでも満足度は抜群でした。
”飲める酢”レシピをご覧下さい!
↓↓
【材料】(2~3人前)
れんこん…中1ふし(100g)
塩昆布…8g(無添加のもの)
茹でる用の酢…小さじ2杯
《吸酢》(出汁9:酢1:みりん2:淡口醤油0.5)
出汁…200cc
(水200cc+粉カツオ節3本指で1つまみ)
酢…大さじ1杯と1/2杯(約23cc)
みりん…大さじ3杯(45cc)
淡口醤油…大さじ1杯と1/2杯(約23cc)
ほどよい酸味の吸酢を飲みながられんこんの食感を楽しんで下さい。
簡単なので、是非お試しを!
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