「ちょっとしたひと手間でさらに美味しいビールのアテ」
佐藤 周生です。
今回は、「胡麻で香ばしい酒の肴」を伝授します。
まだまだ、蒸し暑い猛暑が続いているので、食欲が落ち気味の方もいるかもしれません。
そこで、ビールに合うお惣菜系の「酒の肴」をご紹介。
これ、フライパンでチャチャっと作ることできます。
材料は、豚バラ肉、こんにゃく、インゲン豆。
ビールに合わせてちょっとコッテリ味。
食材を胡麻油で炒めて、濃口醤油、みりん、酒の醤油たれで絡めるだけのシンプルな味付け。
仕上げに黒胡麻をふって、全体的にゴマ々した料理です。
もちろん、黒胡麻でなく白胡麻でもOK。
胡麻の風味が強いので、その香ばしさは脳天に刺激を与えますから、調理中に食欲を抑えられなくなることを覚悟しなければなりません。
そんな「豚バラ肉とこんにゃくの胡麻風味炒め」は、
シンプルな料理ですが、ちょっとした料理の裏技を使うことでさらに美味しくなります。
このちょっとのひと手間を惜しむか惜しまないかで、ビールの美味しさを半減させる可能性もあります。
そのひと手間は和食の基本の1つと言えるかもしれません。
それは、レシピの中で…
この料理、修行中だった頃に「まかない」で時々作ってました。
結構いろんな材料で代用できるので、お店の残りもので作ったいたわけです。
当時の先輩達は、まかないの味の感想を言うことはめったになかったのですが、
「これ、ビール飲みたくなるな」
と言ってくれました。
先輩に感想を言わせ、裏技を交えた、
「豚バラ肉とこんにゃくの胡麻風味炒め」
のレシピ、見て下さい。
↓↓
【材料】
豚バラ肉薄切りスライス…100g
コンニャク…大1/3(100g)
いんげん豆…7~8本(30g)
にんにく…1片
胡麻油…小さじ2杯(10cc)
【醤油たれ】
酒…大さじ1杯(15cc)
みりん…大さじ1杯(15cc)
濃口醤油…大さじ1杯と1/2杯(23cc)
ビールと共に食べて下さい。
「乾煎り」の裏技は、ほとんどのこんにゃく料理に使えます。
特に短時間で味付けする煮物や炒め煮に向いた方法です。
「豚バラ肉とこんにゃくの胡麻風味炒め」は、
今、冷蔵庫にある食材で代用できる場合もありますので、これなら「合うかな」と思う食材で一度試してみて下さい。
豚肉の代わりに鶏肉・牛肉…、こんにゃくの代わりに厚揚げ・豆腐…、いんげん豆は菜っ葉類などなど。
醤油たれが濃い味付けなので、味がない食材や油気がある食材が合います。
是非、作ってみて下さい。
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