白菜が雅やかな一品に変化する方法
佐藤です。
今回は、「白菜で簡単煮物」を伝授します。
おそらくですが、この寒い時期、あなたの家の冷蔵庫には「白菜」が常備されているのではないでしょうか?
いつでも鍋料理が作れるように白菜をキープしてある場合もあると思います。
が、これ、時に上手く使いきれず、傷んでしまうことも・・・
そうなる直前におすすめしたいのがこれ!
「白菜と平天のあっさり煮、柚子風味」
献立のあと一品や酒の肴にもなる煮物です。
作り方が簡単過ぎるので、鼻歌を歌いながらでもできます。
あなたが演歌が好きなら「まつり」を歌いながらでもかまいません。
あの煮物の「煮汁の割合」さえマスターしておけば間単作れます。
その煮汁とは・・・
【出し汁10:みりん1:薄口しょう油1】
「10:1:1」と覚えてください。
小さい玉じゃくしで”出し汁”を一杯、二杯、三杯・・・10杯。
みりんを一杯、薄口しょう油を一杯、と量って鍋に合わせ煮汁を作り、
そこに傷む前の”白菜”、おでんに入れる”平天”などをぶち込んで数分焚く。
これだけで、お手軽、簡単に煮物一品が作れます。
「昨日”もつ鍋”作ったから、キャベツが余ってんだよな」
という場合は、キャベツを入れてもOK。
他の野菜は、鍋料理に入れるような春菊、きのこ類、白ネギを入れてもいいのです。
平天は”コク”を出すため。
代わりは油揚げ、豚肉、鶏肉など脂分を含むものなら大体なんでもOK。
ちょっと加えるだけで”コク”が出て美味しくなります。
【出し汁10:みりん1:薄口しょう油1】
この煮汁の出し汁はカツオ節でとった出し汁を使うのが一番ベストで美味しいですが、「水+粉カツオ節」でもOKです。
私はお店では、鍋の食材が余ったらこの煮汁でいつも煮物を作ります。
ランチの小鉢につかったり、まかないにしたり、簡単な煮汁ですが野菜の甘味などが加わるのでいつもおいしく食ってます。
「白菜と平天のあっさり煮」
レシピでは、ちょっと上品にするため柚子の皮を刻んで入れてます。
柚子の香りがちょっと加わるだけで、簡単な煮物が雅やかな一品に様変わりしますからね。
レシピをすぐにチェックして下さい!
↓↓
【材料】 (1人前)
白菜・・・150g(大きい葉3枚)
しめじ・・・40g(約1/5束)
平天・・・50g(一枚)
柚子の皮・・・1cm角2枚くらい
《煮汁》
(出し汁10:みりん1:薄口しょう油1)の割合の煮汁
水・・・300cc
みりん・・・30cc
薄口しょう油・・・30cc
粉カツオ節・・・大さじ1杯
※カツオ節でとった”出し汁”を使う場合は、”水”の量が出し汁の量になります。(粉カツオ節ははぶく)
『出し汁10:みりん1:薄口しょう油1』
ササっと焚く煮物はこの割合の煮汁でOK!
「10:1:1」で覚えてくださいね。
『追記』:
甘い煮物が好みの場合は砂糖を少量加えて下さい。(もしくはみりんを”2”にして下さい)
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