茄子の薬味しょう油漬け

【酒の肴・副菜・漬物】みょうが,にんにくを加え、酸味も足したしょう油ダレに塩もみした茄子を漬けるだけ!酸味でさっぱりしつつも薬味の効果で野菜の爽やかさも感じる夏らしい簡単一品!

【加熱食が体を弱くする】

健幸料理家・健酵アドバイザー 佐藤周生

健康に生きるために最優先で気を付けるべき事…

それは、普段の食事で「加熱食を減らす」

たびたびお伝えしていることで、私の健康講座などに参加された方は、かなりご理解頂いている思います。

ポイントは”最優先”というところ…

農薬を避けるより…
食品添加物を避けるより…
遺伝子組み換え食品を避けるより…
サプリメントを摂ることより…

優先したほうが良いのが、

「加熱食は最低限に抑え、生で食べるものを増やす」

ということです。

なぜ、最優先すべきか?

私たちは加熱食の摂り過ぎで、消化に負担をかけ、カラダの回復力を低下させているからです。

カラダの回復力が弱いことで、体調不良や病気が何ヶ月も何年も続いてしまう…

完治しにくいカラダになっていると。

本来、私たちのカラダには元の健康な状態に戻してくれる「力」ある…

現に包丁で指を切っても、数週間、数ヶ月経てば傷口はふさがりますよね?

風邪をひいても数日~数週間で元の元気なカラダに戻ります。

骨が折れても数ヶ月経てば、くっ付いて元通りになる(元に戻るだけでなく強度が増すとも言われてますが…)

そう考えると、体調不良や病気が治りきらないのはおかしいなことじゃないかと。(先天的なことなどは別にして)

カラダの「回復力」が低ければ、治るはずの症状や病気が治りにくくなることは何となくわかりますよね。

だから、農薬・食品添加物・遺伝子組み換え食品・サプリメント…

そういったことよりも最優先で「加熱食の食べ過ぎ」を気を付けて頂きたいとお伝えしています。

なぜなら、「加熱食の食べ過ぎ」がカラダの「回復力」を低下させる大きな原因の1つだからです。

そして、「加熱食」を減らした分、

生野菜、生の果物、発酵食品などの「生の食物」を多く食べて頂きたい。

生の食物を多く食べる事で、「回復力」は徐々に高まっていきます。

そのメカニズムに大きく関わっているのが、

【酵素】です。

詳しくは以下のページをご覧下さい。

今回は、説明が不十分ですし、

「生ものって消化に悪いのでは?」
「体を冷すのでは?」

といった疑問もあると思うので、納得いかないかもしれませんが、

加熱したものよりも、生で食べるものを日々の食事に増やすことで、少しづつですがカラダの回復力は正常化して、

今抱えている悪い症状などが改善していきます。

実際、生ものを多く摂る食生活に変えた私のクライアントさんは全員、悪い症状や体調不良が改善しています。

なので、是非、「加熱食より生食を多く摂る」を気に留めておいて頂きたい…

ということで、今回おすすめしたい料理がこれ!

『茄子の薬味しょう油漬け』

めちゃ簡単に言ってしまうと茄子の漬物みたいな料理。

漬物の茄子は生の野菜として食べられます。(塩漬けなので加熱しない)

なので、回復力を高める食べ物になると。

『茄子の薬味しょう油漬け』は、刻んだみょうが、にんにくと酢・みりんを加えた「しょう油だれ」に塩もみした「なす」を漬け込むだけ!

また、加熱しない、水にさらすといった作業をしないことで茄子に含む、
抗酸化作用のポリフェノールなどの全ての栄養素を摂ることができます。

そして…

みょうが、にんにく薬味の効果で単なる酸味のあるしょうゆ味と違い、風味豊かで爽やかさも感じられる味…後味もさっぱり。

暑い夏にピッタリの野菜一品です。

若干、しょう油濃い味になっているので、冷やしそうめんや冷麺やざる蕎麦などの「トッピング」にも使えます。

(麺類はグルテンの問題があるので、食べる頻度はほどほどに…)

『茄子の薬味しょう油漬け』は1週間ほど日持ちしますので、「作り置き料理」としても最適。

私、多めに作り置きして今日も食べたんですが、食べ出すとなんだか止まらなくなる味…

ちょっと中毒性があるので気を付けて頂きたい(笑)。

で、生野菜がカラダの回復力を高める健康的な食べ物といっても、一度に大量に食べれは消化負担になるので、小鉢に少量取り出して食べる方法がおすすめです。

私は”茄子の漬物”特有のグニュっとした食感もけっこうすきなので、
そういった食感の部分でも楽しみながら食べて頂けると思います。

簡単すぎるレシピ、みて下さい!
↓↓

【材料】(4~5人前)分量備考
長茄子(大)3本(450g)
みょうが(飾り用)1/2本
すり胡麻(飾り用)少々
3つまみ
【漬けダレ】    分量備考
みょうが2本と1/2本
にんにく1片
昆布だし300cc※もしくは水
濃口しょう油75cc(大さじ5杯)
みりん45cc(大さじ3杯)
45cc(大さじ3杯)

1、昆布だしを作っておきます。
「水出し」の場合はペットボトルなどに出し昆布10gと500ccの水を入れて一晩寝かせる。(冷蔵庫で)
「煮出し」の場合は鍋に出し昆布10gと500ccの水を入れて弱火で沸かし、沸騰したら止める。(自然に冷まして使う)

※この料理の美味しさの秘訣はこの「昆布だし」といっても過言ではないです!
昆布の旨味が美味しさのベースになるからです。
この作業は手を抜かずにやって頂きたい。
楽ちんな「水出し」がおすすめ。でも「煮出し」のほうが濃厚な昆布だしになります。

2、茄子を切ります。
4等分に切ります。(長さ3.5cm)

3、1つを6等分に切ります。細い部分は4等分。
※「三角柱」に切る。

4、ボウルに入れ、塩(3つまみ)を絡めて、15分おきます。
※塩が全体に絡むようする。

5、みょうが(1/2本)は、斜めに極薄に切ります。
※3cmの長さになるように。
ササっと水洗いし、水気をきり、冷蔵庫で冷やしシャキッとさせます。

6、残りのみょうが(2本半)は、1本を縦4等分に切り、2mm幅で刻みます。

7、にんにく(1片)は、みじん切りに。
※みじん切りのやり方は⇒こちら(「玉ねぎのみじん切り」ですが、やり方は同じ)

8、【漬けダレ】を作ります。
茄子が入りきるくらいのタッパ(中)に昆布だし(300cc) (※もしくは水300cc)、濃口しょう油(75cc)、みりん(45cc)、酢(45cc)を合わせます。

9、みょうが、にんにくを加えて混ぜておきます。

10、塩を絡めた茄子は、潰れない程度に手で搾り、軽く水分を抜きます。

11、【漬けダレ】に浸けます。
冷蔵庫で一晩寝かせます。

12、小鉢に小高く盛って、みょうがをのせ、完成です!

薬味の風味香る、さっぱり味!

夏らしい茄子の一品を楽しんでみて下さい。

胡麻油を少しかけても美味しいです。

是非、作ってみて下さい!

夏野菜と豚冷しゃぶの胡麻ポン酢丼

大豆のフムス 夏野菜添え

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