美味しい料理は「香り」
佐藤 周生です。
今回は、「魚の煮付けを簡単にアレンジする方法」を伝授します。
鮮度が良く、脂がのっている魚を使い、そして味付けが大きく間違っていなければ、煮付けはそこそこ美味しく作れます。
ですが、毎回同じ定番通りの味付けだとちょっと飽きる場合もあると思います。
そんな時に簡単にアレンジする方法がこれ、
「胡麻を加える」
胡麻の香りが加わるだけで、いつもと違う煮付けが楽しめます。
人間は香りで一番に美味しさを感じますから、胡麻のような強い”香り”を加えればいっそう美味しく感じてアレンジになるわけです。
例えば、目隠しして鼻をつまんでカレーを食べると何を食べているかわからないのです。
カレーのいろんな香辛料の香りが脳を刺激して「美味しい」と感じ、そのあと舌で味の美味しさを感じる…
それほど、人間は香りで美味しさを判断しているのですね。
なので、極端なことを言えば、どんな料理でも香りを強くすれば、美味しくなる。
例えば、手作りコロッケなら、ハーブのローズマリーを加えるだけで美味しさが増して、高級レストランで食べるような上品なコロッケが作れます。
で、今回おすすめのレシピは、
「さばの胡麻煮付け」
煮汁に胡麻を加えてアレンジ。
レシピでは、擂り胡麻を使ってますが、練り胡麻や胡麻油を少し加えてもいいですね。
どこで食べたか忘れましたが、大阪に居た時、ふらッと立ち寄った定食屋さんで食べた「鯖の煮付け」に胡麻が入ってたんですね。
「旨いなこれ…アイディア頂き!」
やはり、外食した時に「美味しかった」で終わりではなく、「普段作る料理に応用できないか?」と考えることが大事ですね。
そういう考え方の癖をつける…
そして、”アイディアを盗む”
これがレパートリーを増やす一番のコツなのかもしれません…
盗作レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
さば…1切れ
厚揚げ…1/2丁
生姜…5g
擂り胡麻…大さじ1杯
粒胡麻(飾り用)…少々
【煮汁】
割合「水3:酒3:みりん1:濃口醤油1」 + 砂糖
砂糖なし⇒「水3:酒3:みりん3:濃口醤油1」
水…大さじ3(45cc)
酒…大さじ3(45cc)
みりん…大さじ3(45cc)
濃口醤油…大さじ1杯(15cc)
胡麻を加え、風味をつけてアレンジする「鯖の煮付け」
他の魚の煮付けでも活用できますので、「煮付け」をアレンジしたい時のアイディアとして覚えてみて下さい。
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