【肝臓を助けるレシピ】
健康料理家 佐藤周生です。
今回は、「サバと身近に手に入る香辛料の”あれ”を使った健康サラダ」を伝授します。
レシピを毎回作って下さる方は分かる分かると思いますが、
私、揚げ物レシピはあまりお伝えしないようにしているのですね。
それは、やはり「体に悪い油の摂り過ぎ」を抑えるため。
油自体は適度に摂る必要があるのですが、「油の質」が問題。
加熱された油は「酸化」するので、それを食べれば【カラダも酸化】します。
何度もお伝えしていますが、病気の原因の1つは体の酸化。
例えると、カラダが錆びた釘ようになると。
こんな状態、健康ではないですよね?
なので、揚げ物レシピはあまりお伝えしていないです。
月に2~3回程度なら体への影響は少ないと思います。
食べないのが一番いいですけどね。
とはいえ、揚げ物は美味しい。
お好きではないですか?揚げ物。
私は好きですけどね。
それと、揚げ物はあっさりの汁物や癖のある料理にコクを与える効果もあるので、食べやすくなると。
たまのたまに楽しみで食べるくらいなら、酸化も少ないので…
ということで今回のおすすめは、
「さばのウコン揚げおかずサラダ」
ウコンを混ぜた粉をサバの切り身に塗し、カラッと揚げる…
これを少量のマヨネーズで和えてタップリの野菜サラダにのせるだけ!
サバのウコン揚げとサラダを同時に食べる「おかずサラダ」です。
揚げ物だけというのは消化負担が大きいですから、生野菜と共に食べることで食物酵素の効果がプラスされ、消化負担を和らげることができると。
また、「サラダだけ」というのも野菜の青臭さから食べにくさもあるので、揚げたサバと同時に口に含んで食べることでコクと合わさり、食べやすくなるわけです。
何よりポイントはサバに「ウコン(ターメリック)」を塗すところ。
聞いたことがあると思いますが、カレー粉にも入ってまして肝臓に良い香辛料の1つ。
特に「秋ウコン」は肝機能の改善、胃の正常化、胆汁の分泌を増進するといった健康があります。
その効果は「クルクミン」が多く含まれているから。
「クルクミン」はポリフェノールの一種なので、何となく体に良いことが想像できると思います。
ちなみに「春ウコン」は、ミネラルが多く、精油成分がかなり多いので、動脈硬化の予防になったり、ガン抑制にも効果があると言われています。
春ウコンは、苦みが強いので料理に使うよりは何かと混ぜて飲むなど、健康のために特別に摂る食材と考えたほうがいいかもしれません。
私も1㎏入りの春ウコンを買って豆乳に混ぜて飲んだりしてます。
入れすぎるとかなり苦いです…
で、秋ウコンなら比較的、苦みも辛みもなく、いろんな料理に使いやすい香辛料になる。
なので、揚げ物の衣としても使えるわけですね。
(※ちなみにスーパーで手に入るのは「秋ウコン」です)
このような使い方をアイディアとして覚えておけば、ハーブなど他の健康的な香辛料で応用できまよね。
また、そういったアイディアで健康的な料理に変えることも出来ます。
「さばのウコン揚げおかずサラダ」
私、午前中に試作したので、昼飯で食べました。
やっぱり、サラダのさっぱり効果で胸焼けなど全くなく、後味スッキリでした。
今回のレシピをきっかけに健康食材は何があるかな?と考えて、
ちょっとでも料理に加えてみて下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
生のさば…片身
(塩サバでもOK)
サラダ…フリルレタス、ベビーリーフ、スプラウト、玉ねぎ、赤パプリカなど…
(お好みのサラダを作って下さい)
ウコン(粉末)…大さじ1/3杯
(コショウなど香辛料の売り場にあります)
片栗粉…大さじ1杯(小麦粉、上新粉でもOK)
マヨネーズ…大さじ2杯
粗びき黒コショウ…少々
1、さば(片身)は、少し斜めで6等分に切ります。
両面に塩(分量外)小さじ1/2をふ15~20分おきます。その後キッチンペーパー
で水分を拭き取ります。
2、お好みのサラダを作っておきます。(ササっと水洗い後、しっかり水気をきる)
※簡単なサラダなら、ベビーリーフとスプラウトをちぎって混ぜる。
これなら切る作業がないです。
3、少し大きめのボウルで片栗粉(大さじ1)とウコン(大さじ1/3)を
混ぜます。
4、さばに粉をタップリまぶします。
5、500ccくらいの油を準備、強火で加熱します。170℃になったら、
(4、)を入れます。
6、 165℃~170℃をキープして(中火の弱)、時々裏返しながら3分揚げます。
7、カリッとなったら引き上げ、油分をきります。(バットにキッチンペーパー
を敷く)
8、ボウルに揚げたさばを入れ、マヨネーズ(大さじ2)と和えます。
(サバが崩れないように丁寧に混ぜて下さい)マヨネーズがさば全体に絡めば
OK。
9.平皿にサラダを平らに敷き、中央に(8、)を重ねて盛ります。
10、さばに黒コショウをふって完成です!
ドレッシングは、お好きなものをかけて下さい。
さばにマヨネーズの味が付いていますので、そのまま食べても十分おいしいです。
それと…
「ウコン」は、1~2年長期保存できますので、今回の料理を食材を代えて作ったり、カレーを作る時に風味と栄養強化のために加えたり、単純に簡単なサラダにふりかけたりなどして時々使っていけば、
1年以内に使い切れると思います。
今回の料理の代用食材としては、アジ、イワシ、サンマ。クセのある青魚などが合います(魚全般OK)。
あと肉類なら豚肉、鶏肉でも美味しくできますので、おすすめです。
是非作ってみて下さい。
こちら↓の”さばのおかずサラダ”もおすすです!
ウコンって、カレー粉に入ってる「ターメリック」ですよね?
最近カレーのルーを買わなくなったので、その分スパイスは充実してます。私は殆ど酒は呑みませんが、肝臓はどんな人でも労った方が良いですよね。オイルは以前はオリーブオイル中心でした。最近「こめ油」にはまってます。酸化しづらいそうです。高いのが難点です‥