塩さばとカボチャの柚子胡椒蒸し

【酒の肴】定番「塩さば」と秋が旬の「南瓜」に「柚子胡椒」を塗って蒸すだけで美味しい至極の一品!おろしポン酢を付ければ味変も楽しめます。

「柚子胡椒のこんな使い方!」

佐藤 周生です。

私がお伝えするレシピでは、めんつゆなど便利調味料や○○の素といったものは使っていません。

(※ブログを始めた当初は「楽して作る」だけをコンセプトにしていたので(健康は無視)、過去のレシピでは一部それらを使っている場合があります。※現在改善中です)

その理由は、添加物に懸念を持っている方が多いことに気付き、読者さんの要望に合わせていったことが大きいです。

なので、私の料理を作る時は「さしすせそ」の調味料が一通り必要…

以前も話したことがありますが、

「酒」「砂糖(ごくたまに)」「みりん」「塩」「酢」「醤油(淡口・濃口)」「酒」「味噌」「コショウ」

は、常に揃えておいて頂きたいと。

で、これプラス、添加物が入っている場合もありますが、「マヨネーズ」「ソース」「ケチャップ」があると味付けの幅を広げられます。

さらにこれがあると料理のアレンジがいろいろできる…

「香辛料」。

これもいろいろありますが、特に今回おすすめしたいのが、

『柚子胡椒』

「何だ柚子胡椒か…」と思わないで下さい。

これから寒くなってくると鍋料理に役立ち、あらゆる煮物にも…

味付けのアクセントや隠し味、合わせだしやあんかけの餡などにちょっと加えるだけで一気に風味が変わる。

和食全般にベストマッチします。

さらに「こんな使い方もできますよ!」という料理が、

今回のおすすめ「塩さばとカボチャの柚子胡椒蒸し」

どこでも手に入る「塩さばの切り身」、秋が旬の分厚く切った「カボチャ」に「柚子胡椒」を適度に塗り、酒をふって8分蒸す。

「柚子胡椒」を塗りつけて、蒸すだけです。

これ、そのまま食べても十分美味しいですが、今回は大根おろしポン酢に付けながら食べて頂くスタイル。

鯖などの青魚は臭みが強いですから、「柚子胡椒」ならその臭みを抑えて、旨味のほうを強く感じさせ、焼酎や日本酒に合う酒の肴になってくれます。

食材に柚子胡椒を塗って「焼く」、というのはよくありますが、

「蒸す」調理でもその美味しさを引き出せるのですね。

そんな「柚子胡椒」…

スーパーのチューブ入りもいいですが、私のおすすめは無添加・無着色の「柚子胡椒」。

これなら柚子の風味が強い…

原材料は、青柚子果皮、青唐辛子、食塩のみですから、化学調味料を添加したものとは違う、自然の味わいが楽しめます。

大阪で働いていた時は、この柚子胡椒を使っているお店が多かったです。

職人たちが好む風味の柚子胡椒なんだと思います。

ちなみに比内地鶏に塩とこの柚子胡椒をたっぷり塗って網焼きにした一品があったのですが、めちゃくちゃ美味しかったですね。

地鶏でなくても、スーパーの鶏もも肉で十分美味しくできると思います。

で、製造元は「フンドーキン」という大分の食品会社さん。

私、ここの味噌も時々使ってます。特に麦味噌は甘みが強くて美味しい…

この無添加・無着色「 柚子胡椒 」、大型のスーパーなら置いてあることもありますが、ない場合がほとんど。

でも、ネットならすぐ見つかります。

⇒ 無添加・無着色、大分産「柚子こしょう」

これ、賞味期間も長く10ヶ月。

今、買っておけば、鍋のシーズン中はもちろんそれ以降も使えます。

鍋なら、寄せ鍋ベースの醤油だしや鶏ガラ塩だしなどあっさり系にはもちろん、

意外とモツ鍋や脂分の多いコッテリ鍋にもすごく合う…

大阪で最後に勤めたお店では宴会コースにコッテリの鶏鍋を組んでいましたが、「柚子胡椒」を加えながら食べると一気に美味しさが増す…

「柚子胡椒」を入れないお客さんには従業員総出で、

「お客さんこれ!これを入れて食べて下さい!絶対美味しくなりますから!」

と無理やり進めて食べさせたのをよく憶えてます…(社長命令)(笑)

で、鍋だけでなく、今回おすすめ「塩さばの柚子胡椒蒸し」のように、

風味香辛料として幅広く使えるので、他の調味料にプラスして揃えておくことをおすすめします。
(※今後も柚子胡椒レシピをお伝えしていきます)

職人も活用している「無添加・無着色、大分産:柚子こしょう」は、
⇒こちら

では、お待たせしました!

「塩さばとカボチャの柚子胡椒蒸し」 のレシピ、見て下さい。
↓↓

【材料】(1人前)
塩さば…1切れ(100g)
カボチャ…2切れ(60g)
いんげん豆(大)…2本(15g)無しでもOK
柚子胡椒…小さじ1/2杯
酒…大さじ1杯

ポン酢…少量
大根おろし、刻みネギ…適量

【簡単手作りポン酢】
穀物酢…大さじ1杯と1/2(約22cc)
みりん…大さじ1/2杯(約8cc)
濃口醤油…大さじ1杯(15cc)
削りカツオ節…軽くひとつかみ

1,即席蒸し器を準備しておきます。

蓋付き鍋に小皿を敷き、小皿の高さまで水を入れ、弱火沸かしておきます。

2,いんげん豆(2本)は、ヘタを切り落とします。
3,カボチャは、5~6cmの長さで5mm幅に切ります。(2枚)
4,塩さば、皮に切り込みを入れます。

身の分厚い部分に十文字の切り込みを2つ、熱が通りやすいように深めに切り込んでおく。

5,皮全体に柚子胡椒(小さじ1/2杯)を塗ります。(皮側だけ)

※辛みを抑えたい場合は、小さじ1/3くらいにして下さい。

6,カボチャにも極少量の柚子胡椒を塗ります。(片面だけ)

※辛みが苦手な場合は、塗らなくてもOK。

7、塩さばとカボチャを平皿(蒸し器に入るサイズ)に入れ、酒(大1)をふります。

※柚子胡椒が取れないように少しづつ、ゆっくりかけて下さい(全体)
8、即席蒸し器に入れて(沸騰状態にして)蓋をし、中火にして3分蒸します。
9,3分後、いんげん豆を入れ、さらに5分~6分蒸します。
10,カボチャに串(爪楊枝)を刺し(分厚い部分)、やわらかくなっていれば(あまり力を入れずに貫通するくらい)出来上がり!
11,器に盛ります。

フライ返しなど使い、塩さばを奥側に盛ります。

12,左手前にカボチャ、右にいんげん豆を盛り、蒸し汁も全体にかけます(少しづつゆっくり)。
13,小皿に大根おろし、刻みネギ、ポン酢を入れ、完成です!

はじめは、そのまま食べて味わって頂き、その後ポン酢に付けて食べて下さい。

柚子胡椒の風味と辛みがさばの臭みを抑え、全体の味を引き締ます。

塩焼のさばの美味しさとはまた違う、あっさり味を堪能できます。

お酒で蒸すだけで美味しくできる、シンプルな調理の良さを是非知っておいて下さい。

「今日の晩めし何作ろうか…」

と迷っている場合は、今日にでも作ってみて下さい。

さば缶とズッキーニのマヨチーズ焼き

簡単副菜!いんげん豆とちくわのマヨ醤油炒め

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