使いさし野菜を汁物にする簡単な味付け法
佐藤です。
今回は、
「冷蔵庫に少しづつ残っている野菜 を使って美味しくできる汁物」
を伝授します。
毎日、いろいろな料理をしていると食材が少しづつ残ってきますよね。
特に野菜…
大根の半端、人参の頭のほうがちょっと残っている….
などなど
「傷む前に早く使い切りたい」
こんな時は、やはり汁物やスープで、使い切るのが一番手っ取り早い…
「でも、どんな味付けにすれば、美味しくできるのかわからない…」
そこで、おすすめしたいのが、
「残り物野菜で作る具だくさん汁」
残り野菜を食べやすいサイズに切って茹でて、みりん、淡口醤油、塩で味付け。
これだけで、和風の美味しい汁物が、作れます。
この方法は、和食の「けんちん汁」を作る時の味付け方法と同じ。
お吸い物よりちょっとだけ濃い味で甘みもあるので、食べやすい味です。
例えば、1~2人前の汁物を作るとしたら、出汁(水)は、約600cc…
ここにみりんと淡口醤油を大さじ杯づつ加える…
で、どんな野菜を使うかによって、全体の甘みが変わるので、味見をして甘みが勝っている場合は、塩を少量加えます。
塩味を足すことで、味のバランスが良くなります。
微調整は、塩だけで行う…
もし、さらにみりんを加えたり、淡口醤油を加えたりすると、バランスが崩れてわけがわからない味になる…
要は失敗するということ…
だから、微調整は、塩だけでやったほうがいいのですね…
こういった和風の汁物の味付け、他にもいろんな手法、考え方があるのですが、 今回伝授する方法が、一番わかりやすく、失敗しにくいので、まずこの方法をマスターしてみて下さい。
これさえ、覚えてしまえば、どんな野菜でも美味しい「和の汁物」が作れます。
野菜は、種類多いほど、様々な旨味、甘みが加わって美味しくなりますね。
私、店で巻かない作る時の汁物は、必ずこの味付けで作ってました。
当時のアルバイトの子たちは、みんな
「佐藤さん、これ旨いです!」
と喜んでくれてましたね。
今回の「残り物野菜の具だくさん汁」では、大根、人参、キャベツ、玉ねぎ、南瓜を使いました…
レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(1~2人前)
大根…100g
人参…30g
キャベツ…50g
玉ねぎ…40g
南瓜..50g
おろし生姜…少量
刻みネギ…少量
【汁】
水…600cc
みりん…大さじ1杯
淡口醤油…大さじ1杯
塩…1~2つまみ
粉カツオ節…小さじ1杯強
今回は、大根、人参、キャベツ、玉ねぎ、南瓜を使いましたが、
他に汁物で使えそうな野菜、例えば…
ゴボウ、レンコン、ナス、キュウリ、ブロッコリー、カリフラワー、
インゲン豆、キヌサヤ、白菜、レタス、
きのこ類全般、菜っ葉類全般
などです。
これを参考に、残り野菜で美味しい汁物を作ってみて下さい。
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