作り置きできる!簡単!コク旨!やわらかブリ大根

【おかず・酒の肴】日持ちする「お総菜仕立て」の味沁み旨いぶり大根!「割合の煮汁」で焚けば失敗もありません!

作り置きできる!「煮物の王様」

佐藤 周生です。

「3日間、日持ちして作り置きができる軟らか旨いブリ大根」を伝授します。

【動画レシピ】(中央の再生ボタンをクリックしてご覧下さい)
※6年前に作った動画で編集も下手で、無駄に話も長いです。ご了承下さい…

冬に食べたい美味しい煮物といえば、やっぱり『ブリ大根』ではないですか?

あなたも食べたいですよね?「ブリ大根」

ブリと大根を出し汁、酒、醤油、みりん、砂糖であっさりめ味に味付けして、グツグツ、グツグツ、大根がやわらか~くなるまで焚く、ブリの脂分が何ともいえない”コク”となって味わえる煮物の王様です。

実は、「このブリ大根」しっかり焚けば3~4日日持ちする料理なのです。

大量に作って冷蔵庫に保存すれば、3日間食べられます。

私は、冬になると店で必ずブリ大根をメニュー入れますが、一度作ると4日は持ちます。

最高で6日間、日持ちしたことがあります。

すぐに腐ったりしません。

なので、作り置きが可能です。

「でも、ブリ大根は焚くのが難しそう」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

簡単に旨いブリ大根を焚く方法があります。

それは、常に同じ味で作れる…

味付けが安定する「割合の煮汁」を使ってを焚く方法です。

この「煮汁」でブリのあらと大根を焚けば、煮物に抵抗がある方でも簡単に「ブリ大根」が作れます。

私はこの簡単に焚けるブリ大根を昼の定食に付けてました。

ちょっとした1品なので手間をかけられませんが、このブリ大根なら簡単に作れるので、重宝している料理です。

あなたにも完璧に作れるように、詳しく説明していきます。
↓↓

【材料】  (1人前)
大根…500g(約1/4)
ブリのあら…300g~400g
(ブリあらは、多いほど大根が美味しくなります)

【煮汁】
割合:『出汁10:酒2:みりん2:濃口しょうゆ1』
水…700cc
酒(清酒)…140cc
みりん…140cc
濃口醤油…70cc
(たまり醤油があれば、濃口醤油50cc+たまり醤油20cc、

大根に濃い色が付くので仕上がりが綺麗で美味しそうに見えます)
粉カツオ節..大さじ2杯

1、臭みを抜くためブリあらに塩をふります。

全体に塩が付く程度、たくさんは入れません。

ボウルをゆすりながら、ブリあらをひっくり返し塩がまんべんなく付くようにします。

このまま、10分おきます。
2、大根は、厚く皮を剥きます。

5mm厚くらいでスジの部分も剥きます。

(ピーラーで剥く場合は、同じ位置を2~3回剥いてください)
3、縦4等分に切り分けます。

それを、横向きに並べ、2cm幅に切ります。

(イチョウ切りの分厚いやつです)
4、下湯でします。

大根を鍋に入れ、水から強火で茹でます。

(沸騰してから大根を入れるのではなく、水(始めから)から入れて茹でていきます)

吹き零れそうなときは、中火にして下さい。

沸騰後、8分~10分茹でます。
5、その後、お玉で大根を掬い取り、爪楊枝を刺して軟らかさを確かめます。

”スッと”刺さればOK。堅い場合は、さらに5分茹でます。
6、軟らかくなったら、水にさらしますが、湯をそのまま捨てるともったいないので、ブリあらにかけて「湯通し」します。

※あらためて湯通し用に湯を沸かす必要が無いので無駄がありません…
7、ボウルをゆすってブリあら全体に湯があたるようにし、表面が白くなったらOK、すぐに流水にさらして冷まします。
8、続いて大根も流水で冷まします。

冷めたら、水気をきっておきます。
9、うろこの付いている部分のブリのあらは爪でかくようにうろこを取ります。

(湯通しがちゃんとできていれば簡単にとれます)

再度、水でよく濯いででうろこを洗い流して水気をきります。
10、【煮汁】を合わせます。

大きめの鍋に水(700cc)、酒・みりん(各140cc)、濃口醤油(70cc)、粉カツオ節(大2杯)を入れ混ぜます。

冷まして水気を切った大根を入れ、強火にかけます。
11、【煮汁】が沸騰したら「ブリのあら」を入れ、再度沸騰したら中火にします。

吹き零れない程度のできるだけ”強い火加減”で煮詰めていきます。

※弱火のコトコトでは無く、沸騰の泡がふわっ~と上がって「グツグツ」煮込む感じです…
12、20分~25分焚いて、【煮汁】が2/3の量になったら出来上がり。

火を止めます。
13、器に大根、ブリのあらを重ねて高く盛ります。

煮汁をかけて完成です。

※もしあれば「柚子の皮」を入れると香りが良く、ブリ大根にピッタリです!

1日寝かせると大根の中心まで味が滲み込むので、さらに美味しく食べられます。

寒い時期(8℃以下)で、1日寝かせるだけなら冷蔵庫に入れる必要はなく、暖房の効いていない、冷えた場所に鍋ごと置いておけば腐りません。

で、あくる日に再度鍋ごと温めて食べて下さい。

残った分は、タッパなどに移し変え、冷蔵保存して下さい。

冷蔵保存してから3~4日間、日持ちします。

是非!作り置きの煮物のレパートリーに加えて作ってみて下さい!

野菜1日350gを摂る”3つのコツ”

料理後の掃除が気楽になる超時短技!

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