生姜の効いた具だくさん!けんちん豚汁

グチャグチャの豆腐が…

佐藤です。

今回は、「冷えた体を温める汁物」を伝授します。

強烈な暑さが続いていますが、あなたの体調はどうですか?

ここまで暑いと、冷房、冷たい食べ物が欠かせませんよね。

ですが、アイスクリーム、そーめんなど冷たいものばかりを食べたり、冷房にあたり続けると自分が思っている以上に体は冷えているのです。

で、筋肉というのは、食物から吸収したエネルギーを燃やすことで熱が発生し、体温維持ができたりします。

が、脂肪は、分解された後、血液の中に入り、分解された成分が筋肉によって燃焼されます。

よって、脂肪自体から熱を出すことはできません。

で、男性に比べると女性は脂肪量が多い体質です。

なので、女性は特に体が冷えやすいわけですね。

で、冷房、冷たい食べ物オンリーな生活をしていると体は冷え切ってしまいます。

体が冷えると、様々な影響がありますが一番怖いのは、血流が悪くなること。

体に入ってきた菌やウイルスを撃退する白血球もその血液の中にあるもの。

これが体中に周っていかないということはようするに免疫力が下る可能性も…

それで、すぐに風邪を引いたりすることもあるのです。

こういったことを避けるためにも、

「冷たいものは食べない!」
「冷房にあたらない!」

ようにして下さい…

と言いたいところですがそういうわけにもいかないので、食事面で気を付けるのがいいと思います。

冷たいものばかりの献立ではなく温かい一品や体を温める効果のある食材を食べるようにする。

そういった料理を献立に一品でも加えて頂きたい。

そこで、おすすめしたい料理が今回の料理、

「しょうがの効いた!超具だくさんけんちん豚汁」

です。

”豚汁”といっていますが味噌は使いません。

塩、しょう油、みりんで味付けする「けんちん汁」の味がベース。

けんちん汁とは豆腐が入った汁物のことです。

神奈川県の郷土料理で、昔、お坊さんが落としてグチャグチャにしてしまった豆腐を野菜と一緒に煮込んで作った「汁もの」が始まりといわれてます。

「健長寺(けんちょうじ)」というのお寺のお坊さんさんだったので「けんちょう」が「けんちん」になったという説があります。

他にも諸説あるようですが…

話が飛び飛びですが、
「しょうがの効いた!超具だくさんけんちん豚汁」は、
豚肉入りの野菜ガッツリ、体を温める効果の高い「しょうが」も入った汁物です。

しょうがは加熱することで体を温める効果が高まりますから、”冷え”防止料理にもって来い、です。

私、年中通してですが、味噌汁に飽きたらこの、
「しょうが入り、超具だくさんけんちん豚汁」を作って食べます。

具だくさんで食べ応えがあり、あっさり味で食べやすく、たまに作って食べるとほんと、美味しいです。

これは、かなりおすすめです。

レシピ、メモって下さい!
↓↓↓

【材料】
大根…80g
人参…50g
ゴボウ…30g
こんにゃく…50g
(石灰抜き済み)
なめこ…50g
いんげん豆…50g
もめん豆腐…100g
豚こま切れ肉…80g
おろし生姜…5g

【煮汁】(2~3人前)
水…1リットル
みりん…大さじ2杯(30cc)
淡口醤油…大さじ2杯(30cc)
粉カツオ節…2つまみ

1、大根、人参、ゴボウ、こんにゃくは、1.5cm角くらいの乱切りにします。
2、いんげんは、1.5cm幅に切ります。
3、なめたけは、大きいものは半分に切ります。
4、大根、人参、ゴボウ、こんにゃくと水を入れ強火にかけます。

沸騰したら、中火にして茹でます。
5、茹でている間に、豚肉を2cm角に切っておきます。
6、10分ほど茹でたら、大根の軟らかさを確認します。
7、大根が軟らかくなっていれば、いんげん、なめたけを加えてさらに茹でます。
8、3分ほど茹でたら、粉カツオ節、みりん、淡口醤油を加え中火にします。

煮汁をザックリ混ぜ、豚肉を入れます。

(豚肉を入れたらくっ付かないように菜箸などでほぐします)

アクをすくい取ります。
9、続けて豆腐も手でちぎりながらバサバサ入れます。

(一口大の大きさにちぎって下さい。

「下品なのが嫌!」という場合は、包丁で綺麗に切って下さい)
10、生姜を入れ混ぜ、再度強火にして沸騰前に火を止め出来上がり!

※煮汁の味に関してですが、豆腐から水分が出て味が薄まるので若干、濃い味付けの煮汁にしてます。

(結構薄くなります)

もし、味見をして「濃いな・・・」と思ったら、水を入れて味を調節して下さい。

逆に「薄い!」と感じたら塩を少々(2本指で1つまみ)入れて味をみて下さい。

(茹で時間によって汁の減り具合も関係してきますので加減して下さい)
11、もしあれば、刻みネギ、粉山椒、一味や七味、柚子胡椒など、アクセント加えても美味しいです。

なめたけが入っているので、微妙なとろみがついて食感的にもいい感じになります。

是非!作ってみて下さい。

食べ応えがあり、体は温まって血流も良くなり免疫力が下るのを抑えてくれます。

「しょうがの効いた!超具だくさんけんちん豚汁」の具材は、冷蔵庫の残りもんを入れてもいいです。

中途半端に余っているような野菜など…

冷蔵庫がスッキリしますよ。

へたれ茄子の焼浸し

腰の痛みから解放されます…

関連記事

  1. 京風湯豆腐

    家で味わえる!本場!京都の湯豆腐今回は、『京風湯豆腐』の作り方を伝授します。佐藤 …

  2. 大根と野菜平天のあっさり煮

    ”時短下茹で法””煮物の大根を早く柔らかくする方法”を伝授します。佐藤です。…

  3. サバ缶の塩ダレ焼そば

    魚の焼きそばも旨い!佐藤です。今回は、「さば缶の水煮を使った塩焼そば」をを伝授しま…

  4. 野菜出汁の混ぜ和そば

    「微妙な季節に対応する【そば料理】」佐藤 周生です。薄着で過ごせる季節になってくる…

  5. ブリあらと白ネギの豪快みそ汁

    「具だくさん派?汁を楽しむ派?」佐藤です。今回は、「豪快に食べる味噌汁」を伝授し…

  6. 野菜たっぷり豚平焼き丼

    炒め野菜で早く熱を通すには「○○」を加える...佐藤です。今回は、「野菜が…

  7. 自然の甘み!さつま芋のすり流し汁

    「こんな食材もすりおろす?」佐藤 周生です。今回は、「さつま芋で簡単!お吸い物」を…

  8. タラともめん豆腐の磯風味ポン酢餡かけ

    「蒸し物」は、面倒な料理と思っているあなたへ...【動画レシピ】中央の再生ボタンを…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最新記事

カテゴリー一覧

厳選レシピ&健康情報

2023年3月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
PAGE TOP