シャケとさと芋の白みそ汁

「旨い」と言わない、美味しい味噌汁!?

佐藤です。

”ズズズっ”

っと飲んで、

「ん~あ~」
「旨い」

という言葉が出てこないこの”ほっ”とする感覚…

わかっていただけますかね~

みそ汁の中でも寒い時は「白味噌」のみそ汁が美味しく感じます。

甘い白味噌は、体を温めてくれ、何ともいえない満足感と「ほっ」とする感覚が得られます。

「あ~~」

”ズズズっ”

「あ~~」

と、言葉が出なくなるわけです。

これが、不思議なもので暑い時、涼しい時ではこの感覚は得られません。

寒~い時に飲む(食べる)ほどその感覚を感じて頂ける…

そこで、今回は、その白味噌のみそ汁をでおすすめの、

「シャケと里芋の白みそ汁」

を伝授します。

ここで使うシャケは脂がのっているものがいいです。

脂分から旨みが出ます。

また白味噌があっさりしているので、その脂分がコクとなって美味しくなる。

そして、さと芋の”ホクホク感”も白みそとよく合います。

最後の香り付けに魚臭さを抑えるため、七味を少々…

この七味の辛味がさらにポカポカと体を温めてくれます。

「赤味噌」や「合わせ味噌」に比べ塩分量も低い味噌ですから、塩分を気になさるなら方には、この白味噌のみそ汁はすごくおススメです。

私が料理の修業をした大阪では、正月に食べる『雑煮』を白味噌で作る習慣があります。

関西の方なら分かりますよね。

1月の寒い時に食べるわけですから、やっぱり白味噌は冷え込む時に食べるのが「おいしいんだな」と思えるのです。

私の実家で正月に食べる雑煮は”清汁”か”海老のだし汁”で作る雑煮でしたので、大阪で始めて白味噌の雑煮を食べた時は、

「なんで?何で白味噌なん?」
「旨いんかこれ?」

となんとなく受け入れられなかったのを今でもよく憶えています。

もし、あなたが「白味噌のみそ汁」を食べる機会がないなら、

「シャケと里芋の白みそ汁」をマスターして、

この機会に是非、レパートリーに加えて食べてみて下さい!

それでは作り方です。
↓↓

【材料】 (1人前)
甘塩シャケ切り身…1切れ
(脂がのっている切り身や腹身の切り身がおすすめ)
里芋…小4~5(100g)
刻みねぎ…少量
七味…少量
水…500cc
白味噌…30g
粉かつお節…小さじ2

1、里芋は、ピーラー(皮むき)で綺麗に皮をむいて、水でよく洗います。

(むいたらすぐ水の中に浸けて下さい、アクで黒くなるのを防げます)

2~3等分の乱切りにします。(切ったらすぐ水につけてください)
(写真はシャケのハラス(お腹の部分)を使いました)

2、シャケはうろこを包丁でかいて取り、水で洗い流します。

約3cm角に切ります。
3、熱湯に浸けて湯通しします。

表面が白くなったら、冷ましておきます。
4、鍋に500ccの水を入れ、再度水でよくすすいださと芋も入れます。

沸騰したら中火にして湯がきます。
5、さと芋に串(つまようじ)を挿して軟らかくなったいたらシャケを投入します。
6、再度沸騰してきたら、弱火にして、かつお節粉を入れ、白味噌も入れ、溶きます。

味をみて薄いようでしたら、少し足して下さい。

出来上がりです。
7、お椀にガッツリ盛って、刻みネギと七味をかけたら完成です!

ブリのアラなど脂がのっている魚なら何でも代用できます。

寒い時ほど、「ほっとする」感覚が味わえる白味噌のみそ汁はおすすめ!

是非、作ってみて下さい。

高野豆腐と小松菜としめじの合せみそ汁

さばのみそ汁、船場汁

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