アレンジし放題の夏レシピ
佐藤 周生です。
暑い日がしばらく続いたなと思ったら昼は適温、早朝はちょっと肌寒いに変わる…
そんな日は、冷たすぎず、熱すぎずの料理が合うと思います。
そこで、おすすめしたいのが「つけ麺」。
つけ麺の特徴は、麺が冷たい、でも付けるだしは熱々!
程よい温度になって食べやすく、あっさり。体も適度に冷やしてくれます。
特に、私のおすすめ”つけ麺”は、
「和そばのつけ麺」。
通常つけ麺は”らーめん”ですが、これを和蕎麦に。
「和そばのつけ麺」を出しているお店を私は聞いたことがないのですが、あるのでしょうか?
これ、家庭で簡単に作れます。
「だし4:みりん1:醤油1」という割合でだしを作り、蕎麦はお好みの硬さに茹でる。
これだけ。
あとはよく冷やした蕎麦を熱々のだしに付けながら食べるだけ。
”ゆでそば”を使えば、5~6分ほどで作れてしまいます。
で、これだと”ざるそば”とたいして変わらないので、だしにひと工夫。
ラーメン屋さんのつけ麺には、チャーシューや豚肉などを入れ、旨味を加えているので、
これを真似して、代わりに「ひき肉」を入れます。
ひき肉は旨味が出やすく、だしの旨味を濃厚にできます。
それだけでなく肉のように”切る”が手間がない。
調理をめちゃ楽チンにできますね。
私、これまでにも「つけ麺」のレシピをいくつか紹介していますが、作り方は全部同じ。
食材を変えるだけでいいのです。
今回は和蕎麦ですが、定番通りラーメンの麺でもいいですし、うどん、そうめん、冷むぎ、きしめん、何でもいけます。
春雨や葛切りなどでも面白い。
だしのほうも簡単にアレンジ可能。ひき肉の代わりに豚肉、鶏肉でも旨いです。
これらをいろいろと組み合わせれば夏の数か月間、つけ麺をシリーズで楽しめますよ。
とりあえずパターン1で今回のレシピをマスターしてみて下さい。
↓↓
【材料】(1~2人前)
蕎麦(生or乾)…1~1半玉(束)
(ゆでそばでもOK)
刻み海苔…少量
刻みネギ…少量
【ひき肉だし】(1~2人前)
ひき肉(牛豚合挽など)…50g
だし…120cc
(もしくは水120㏄+だしの素2つまみ)
みりん…30cc(大さじ2杯)
濃口醤油… 30cc (大さじ2杯)

1、蕎麦は、お好みの硬さに茹でます。

2、よくすすい洗いし、冷まします。冷蔵庫で冷やしておきます。
(茹でそばを使う場合は、 一度茹でて冷ましたほうが美味しいです)

3、鍋にだし(120㏄)、みりん(大さじ2)、濃口醤油(大さじ2)を合わせて
強火にかけます。

4、沸騰してきたら、ひき肉を加えて混ぜます。

5、再度沸騰(完全に)したら、火を止め、アクと余分な脂分をすくい取ります。

6、蕎麦は、軽く水をかけ(ほぐす)器に盛ります。ひき肉だしも熱々に温めて
小鉢に盛り、刻みネギを入れます。
蕎麦に”刻み海苔”をのせて完成です。
刻みネギ以外にもミョウガ、大葉、胡麻、貝割れ大根など薬味をたくさん加えて
食べるとさらにさっぱりして美味しいです。不足しがちな野菜をちょっと補給
することができます。
また、だしのひき肉の代わりに豚バラ肉などのスライスや鶏もも肉を刻んで
入れても美味しいです。
麺は「うどんのほうが好き!」という場合は、うどんでもOK!
家庭で簡単にできます。是非、作ってみて下さい。
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