美味しい!煮込み料理はトマトとかつお節だけでいいのです…
佐藤です。
今回は、トマトと鶏肉の煮込み料理。
「手羽元の和風トマト煮込み」
を伝授します。
生のトマトからソースにして、その
ソースで手羽元を煮込むだけ。
鶏ガラスープとかブイヨンなど必要
ありません。
なにせ和風仕立てにしますので中華や
洋風のだしは使いません。
かといってカツオだしも使いません。
だしを取るの面倒でしょ?
でも、だしの素は使ってほしくない…
(塩分が多く、舌が麻痺するので、
止めて頂きたいです…)
なので、「カツオ節の粉」を使います。
お好み焼きに入れる粉タイプのカツオ節、
ありますよね。
スーパーのかつお節のコーナーにだい
たいおいてます。(もしくはお好み焼き
粉のコーナー)
あれを入れる。で、味付けは塩だけ。
トマトの旨味とカツオ節の旨味で
十分美味しく作れる煮込み料理です。
できるだけ素材そのものを活かして
調理することで、化学調味料では感じ
られない、奥深い味にすることができます。
ですが、こういった素材をベースに作る
料理は素材そのものの味に左右されます。
要は、甘いトマトもあれば、甘みが少なく
酸味が強いトマトもある…
なので、レシピ通りに忠実に作ったと
しても美味しくできない。
美味しくしたいなら自分で味加減する
必要があります。
だから、煮物はちょっと難しいのですね。
ですので、今回のレシピでは、
もしトマトが酸っぱい場合の味加減の
微調整法もお伝えしています。
煮込み料理の味付けのコツがわかって
頂けると思います。
微調整してみて、それでも美味しく
ならない時は、最終手段としてこれを
ほんのちょっとだけ使います…
レシピをご覧下さい!
↓↓
【材料】(2人前)
手羽元…6本(400g)
トマト…大2コ(400g)
玉ねぎ…1/2コ(100g)
カツオ節(粉タイプ)…大さじ1杯
塩…小さじ1杯弱~1杯
コショウ…少々
お酒…大さじ2杯
みりん…小さじ1~2杯
(トマトが酸っぱく、甘みが少ない場合に入れて下さい)
糸花かつお…少々(飾り用)
だし昆布…5cm角1枚
オリーブオイル…大さじ2杯
カツオ節は、粉タイプがおすすめ。(花カツオだと食べにくいので)
スーパーなら「お好み焼き用」で売っていると思います。
ミルサーをお持ちなら、削りかつおから粉カツオが作れます。
1、玉ねぎ(1/2コ)は、つなぎ目を切り落とし、繊維に沿って5㎜幅の
薄切りにします。
2、トマト(大2コ)は、1㎝角くらいの大きさに切っておきます。
3、手羽元は、骨の両脇に切り込みを入れて開きます。
4、切り落とさないように骨に沿って切って下さい。
5、トマトは、鍋に入れて中火にかけます。木ヘラで潰しながら混ぜます。
6、ある程度、実が潰れたら弱火(一番弱い)にして煮込みます。
7、トマトを焚いている間に、手羽元を焼きます。
フライパンを強火にかけ、オリーブオイルを入れて40秒ほど熱します。
中火にして、手羽元を皮を下にして焼きます。
8、反対面も焼きます。全体にキツネ色の焼き目が付くまで焼いて下さい。
(香ばしさを出すのと手羽元の臭みを抑えます)
9、玉ねぎも加えて炒めます。(玉ねぎが焦げないように中火の弱で炒める)
10、玉ねぎが、少し軟らかくなったら酒(大さじ2)を加えます。
1、続けて、煮込みトマトも加えます。
11、味付けします。
昆布を加えて、カツオ節(大さじ1杯)、塩(小さじ1杯弱~1杯)も入れます。
中火の弱のまま、煮込みます。
12、2~3分煮込んで、味見します。
トマトの酸味が強く、甘みがまったく感じないようなら”みりん”を小さじ1~2杯
入れて下さい。
これでもまだ何か物足りないようなら、ケチャップを少しだけ入れて下さい。
味が決まったら、15分ほど煮込んで出来上がり!
13、1人前、手羽元3本で盛ります。手羽元を積み重ねて玉ねぎ&トマトも
たっぷりかけます。
14、飾りに”糸花カツオ”をのせて完成です。
出来上がりの時点では、 手羽元に 味が滲みてないので、5時間~ひと晩寝かせる
としっかり味が滲みてさらに美味しく食べられます。
今回は手羽元を使いましたが、鶏モモにくや白身魚などでも美味しくできます。
トマトの旨味にカツオの旨味が加わって深みのある和風味を楽しめます。
ミネラルや抗酸化の成分もしっかり摂れるので栄養的にもおすすめの一品です。
是非作ってみて下さい。
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