簡単で香りがいい焼き浸し料理
佐藤です。
今回は、”ピーマン”で簡単にできる一品
を伝授します。
この時期、こんなことないですか?
近所の人や親戚、親から自家栽培で
取れた夏野菜を沢山もらってしまう…
トマト、ナス、キュウリ、ピーマン…
頂くのは嬉しいけれど、
「大量過ぎて食べきれない」
「使いきれず、腐らせてしまうかも…」
と、困ることもあるかと思います。
そんな時におすすめしたい料理があります。
「ピーマンの胡麻たっぷり焼き浸し」
ピーマンをグリルなどで焼いて、胡麻を
たっぷり加えた醤油だしに漬け込む料理です。
ほんとにそのままで、切って焼いて、
胡麻の入った”しょう油だし”に漬けるだけ。
特別な手間はありません。
焼き浸しのだしは、いろいろありますが
私が基本としていつもお伝えするのは、
この割合のだし…
「だし4:みりん1:濃口醤油1」
天ぷらのつゆに用いる割合ですが、
「焼き浸しのだし」にもなります。
薄味が好みならだしの割合を「5」に
してもOKです。
みりんとしょう油が同割なので、この
だしに漬け込めば、甘みもしょう油辛さ
も程よく感じる味になります。
で、 「ピーマンの胡麻たっぷり焼き浸し」
は、ピーマンをグリルとか、トースター
で焼くのですが(フライパンでもOK)、
”あるもの”をかけて焼くと香ばしくなります。
ピーマンなどの青唐類には特に効果的。
私が修行したお店でも、この料理を
「青唐焼き」として出来立てを提供して
ましたが、
必ず”あるもの”をかけたり、付けたり
してました。
ほんとそれ付けて焼くだけで、素材の
いい香りが引き立つのです。
おそらく、熱が通りやすくなり焼き色
が付きやすくなるからだと思います。
ピーマンなら独特のいい香りがして、
だしの胡麻の香りとよく合います。
夏らしい一品ですので、副菜にして頂い
たり、ビールのチョットしたアテにも
なってくれます。
いい香りで焼ける”あるもの”はレシピ
の中で確認してみて下さい。
↓↓
【材料】(2~3人前)
ピーマン…大4個
油…大さじ1杯
【浸しだし】割合「だし4:みりん1:濃口醤油1」
出汁…120cc(大さじ8杯)
みりん…大さじ2杯
濃口醤油..大さじ2杯
すり胡麻…大さじ2杯
(つぶ胡麻を混ぜてもOK)

1、ピーマンは、たて半分に切ります。

2、種を取り除きます。(上部のヘタも同時にちぎり取って下さい)

3、半分を斜めの3等分に切ります。

4、鍋にだし(120cc)、みりん(大さじ2)、濃口醤油(大さじ2)を
合わせます。

5、すり胡麻(大さじ2) (つぶ胡麻を混ぜてもOK) 加えても強火にかけ
ます。沸騰したら火を止めます。

6、グリルにアルミホイルを敷いて、皮を上に向けてピーマンを並べます。
(トースターでもOK)

7、油(大さじ1)を全体にかけます。(香ばしく焼けて香りがよくなります)
強火で焼きます。

8、焼き目が付いて、少し軟らかくなったら裏返して反対側も焼きます。

9、焼けたらバットやタッパなどに並べます。

10、【浸しだし】を入れます。(どちらも熱いままでOK)
完全に冷めたら、蓋をして冷蔵庫で1日漬け込みます。

10、小鉢に盛って、胡麻を散らして完成です。
カツオ節をのせても美味しいです。

1週間以上日持ちするので、たくさん作り置きしてもいいと思います。
青唐やパプリカ、茄子で作っても美味しいです。
献立のあと一品の副菜、酒のちょっとしたアテにもGOOD!
ピーマンと胡麻のいい香り、程よく甘辛いしょう油味がクセになります
是非やってみて下さい。
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