昼飯に作ったはずが酒のアテ!?
佐藤 周生です。
今回は、「ちょっと和のテイストを加えた”本格チヂミ”」を伝授します!
最近は居酒屋さんでも普通にメニューにのっている韓国料理の「チヂミ」
家庭でも作りますよね。
小麦粉と片栗粉を混ぜ、水やだしで練って衣にし、ニラなどの野菜とイカや海老、アサリなどを加えて、平らにして焼く料理。
ニラのお好み焼き…といったイメージではないでしょうか?
で、ネット検索やレシピ本で見つかるチヂミレシピの多くが、けっこう「衣」の量が多い…
要は小麦粉の量が多いと。
関西風お好み焼きのような感じです。
ですが、実は、本場韓国のチヂミは衣が薄い。
野菜はたっぷりで、衣は少ないのです。(全てではないですが)
日本で広まっている衣の多いチヂミはおそらく、お好み焼きが好きな人が衣を多めにして広めたんじゃないかと勝手に思ってます。(笑)
また、小麦はグルテンの問題(アレルギー発症や脳神経麻痺)もありますし、日々多くのグルテンを摂取すればその影響も大きい…
と考えると、
チヂミやお好み焼き、天ぷらのような小麦を使う料理を食べたくなった時でも、小麦の量は少ないに越したことはないですよね。
で、今回、私がおすすめするチヂミは、本場に近い野菜たっぷりの和風チヂミ。
できるだけ簡単に作れるように野菜はニラと玉ねぎと人参のみ。
あとの具材は、「干しエビ」だけ。
干しエビというのは、かなり旨味があります。
この干しエビの戻し汁を”衣を作る際の水分”に使う。
よって「衣」にも旨味があると…
さらにカツオ節を加えて旨味を濃くする。
カツオ風味が出て「和風仕立て」です。
あとは、しっかり混ぜてフライパンで焼くだけ。
焼くだけですが、1つ大事なポイント!
「油を多くして揚げ焼きにする」
胡麻油を使うのですが、このような焼き方をすると香ばしが増して美味しくなります。
そして、”表面がカリッと仕上がる”
ですが、やはり油が多い分、ニキニキして油っぽくもなる…
そこで、私のレシピでは若干、胡麻油の量を少なめにしつつ、香ばしさは出るような量に調節しました。
程よい油の加減で、食べやすいと思います。
付けるタレも、このチヂミに合うような配合に。
ちょっとピリ辛さがありますが、そのピリ辛さが油っぽさを抑える効果があり、味のバランスがよくなります…
私、昼めしに作って食べましたが、美味しくて思わず昼間っからビールを開けてしまいました。(笑い)
結局、酒のアテになったってことですね。
ごはん代わり、酒のアテ、小麦を食べる関西の方はおかずにもなるかも…。
とにかく、たっぷり野菜の甘味や旨味、
そして、食べ応えもたまらない本格チヂミ…
レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(2~3人前)
ニラ…1/2束(50g)
人参…1/3本(30g)
玉ねぎ…1/2玉(100g)
干しエビ(小)…5g
胡麻油…大さじ1.5杯
【衣】
小麦粉…大さじ6杯
片栗粉…大さじ3杯
粉カツオ…小さじ2杯
干し浴び戻し汁…110cc
【ちょい辛たれ】(2~3人前)
酢…大さじ1.5杯
濃口醤油…大さじ1杯
みりん…大さじ1.5杯
すり胡麻…小さじ1杯
胡麻油…小さじ1/2杯
一味唐辛子…小さじ1/2杯
今回は、干しエビを使いましたが、生の海老やイカ、タコやアサリなど、海鮮を数種類入れて作っても美味しいです。
豚肉や鶏肉もいいですね。
是非、作ってみて下さい。
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