『ゴーヤーを美味しくする食材の組み合わせとは?』
佐藤 周生です。
【ビールのアテになる夏の一品!】
とりあえず今回で一区切りしようと思います。
まだまだ、夏は始まったばかり。
これまで紹介したような、簡単な夏の一品を今後もちょくちょくお伝えしますので、是非レパートリーに加えていって下さい。
で、最後に伝授するのは「ゴーヤーチャンプル」ゴーヤーチャンプルは、はっきり言ってゴーヤーが苦いので素直に美味しいとは言えず、健康のために食べる料理という感じもします。
ゴーヤーのビタミンCは加熱しても壊れないので、しっかり摂取できます。
ベータカロテンも多くて油と合わせて食べると吸収力アップ。
それ以外にも苦みの成分モモルデジンは血糖値&血圧を下げる効果がありますからね。
このような健康的にみると、 ゴーヤーチャンプルは、 素晴らしい料理の1つですが、
「調理」に関していうと具材が多いほど切る手間がかかって面倒に感じたりします。
さらには、味付け。
調味料をあれやこれやと組み合わせるのも面倒ですよね。
そこで私、超簡単な最低限の食材で美味しく作れるゴーヤーチャンプルを考えました。
『ゴーヤーと炒り玉子の紫蘇炒め』
食材は、ゴーヤーと玉ねぎと卵だけ。
ゴーヤーは苦みが強いので、それを押さえてくれる食材を合わせているのがポイント。
玉ねぎの甘み、卵の自然な甘みが加わればかなり苦みを抑えられて美味しく食べられます。
美味しく仕上げるために最低限の少ない食材にすると”玉ねぎ”と”卵”になったということです。
で、味付けも簡単。「紫蘇のふりかけ」をパラパラっと加えるだけ。
味噌やらみりんやら、いろいろと入れなくてもいいのです。
「紫蘇のふりかけ」ならあっさり味になり食べやすい。献立のあと一品にも最適だと思います。
もちろんビールにも合う。
で、仕上げに香ばしさを加えるためにある調味料をちょこっとだけ加えます。
これだけで、グン!と美味しさがUPしますよ。
私、痛風の再発が怖いのでアルコールを控えてますが、
「この料理にはビールが欲しいな」と思い、
200ccのちっちゃい”一番搾り”の缶を片手に 『ゴーヤーと炒り玉子の紫蘇炒め』を食べました 。
ビールが苦いせいか、ゴーヤーの苦みが気にならなかったですね。
仕上げの”ある調味料”は、レシピで確かめておいて下さい。
↓↓
【材料】(1~2人前)
ゴーヤー…中1/2本(100g)
玉ねぎ…1/2コ(80g)
卵(L玉)…2コ
紫蘇ふりかけ…3~4つまみ(できれば無添加)
濃口醤油…小さじ1/2杯(2.5cc)
油…小さじ1杯+小さじ2杯

1、玉ねぎ(1/2)は、4mm幅で切ります(繊維に沿って切る)

2、ゴーヤー(1/2本)は、縦半分に切って種とワタを取り出します(白い綿は
少々残ってもOK)
※写真では、ゴーヤが大きかったので1/3本にしています。

3、3mm幅で切ります。

細くなった部分は斜めにして切れば、大体大きさが揃います。

4、ボウルに卵を割り入れ、白身が見えなくなるまで混ぜておきます。

5、フライパンを強火で熱し、40秒後、油(小さじ1)を入れて全体に馴染
ませ、中火にしてゴーヤーと玉ねぎを入れて混ぜながら炒めます。

6、玉ねぎが少し軟らかくなったら、ボウルなどに取り出します。

7、フライパンは洗わず、再び火にかけ、油(小さじ2)を加えて全体に馴染
ませます。うっすら煙が出てきたら卵を入れて炒り玉子にします。
(あまり細かい炒り玉子にしない方が見た目が綺麗です)

8、卵に9割熱が通ったところで、ゴーヤーと玉ねぎを戻し、”紫蘇ふりかけ”を
3つまみ入れます。(味見して薄いようならもう1つまみ加えて下さい)
紫蘇ふりかけが全体に絡むようによく混ぜます。

9、全体に混ざったら、仕上げに濃口醤油(小さじ1/2)を外側から流し入れ、
素早く混ぜます(醤油を全体に絡めるように混ぜる)
10、醤油が混ざったら出来上がり!器に小高く盛ります。

11、粉かつお節、粉パプリカをふって完成です。
ハムなどの肉系を加えないあっさりゴーヤーチャンプルです。
フライパンでササっとできますので、是非作ってみて下さい。
紫蘇ふりかけ以外のふりかけでも美味しくできると思います。(添加物の少ないタイプを選んで下さい)
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