あっさり!ゴーヤの白和え

”指”で作る年中使える「和え衣」

最近、白髪が7本増えた佐藤です。


今回は、

「手間をそぎ落とした簡単にできる白和えの”和え衣”」

を伝授します。


和食の一品料理は、美味しい代わりに
手間のかかる面倒な料理があります。

その1つが、「白和え」。

「白和え」とは、

もめん豆腐を細かくし、練り胡麻で香り付けをして、砂糖、薄口醤油で

味を付けた【和え衣】で、湯がいた食材を混ぜまくる一品です。

これ、冬季に作ることが多いですが、

”さっぱり”なので年間通して食べても旨い料理です。

この白和えの【和え衣】をあなたが熟知すれば、

食べたい時に好きな食材で「白和え」が作れます。

春夏秋冬の食材を使えば季節感が味わえる「白和え」もできます。

「今、春だから”菜の花”で作ろう!」

とか

「秋はやっぱり”松茸”!、こいつで白和え作ろ。柿も入れるか!」

そんなこともできます。


が、この【和え衣】、

基本通りに作るとけっこうめんどくさいです。

味、食感などのクオリティを追及すればするほど

「超」が付くめんどくささに発展します。

ですが、

あなたは、そんな面倒なことしたくないはずです。

そこで私、面倒な手間をはぶいた、どこの家庭にでもある

道具で作れる簡単【和え衣】を考案しました。

ほんとは、もめん豆腐を昆布湯で茹でて熱を通します。


これ、はぶきます、豆腐そのまま使用します。

ほんとのほんとは、熟練の技で豆腐を”裏ごし(道具)”と”木ヘラ”を

使って濾しますが、あなたの台所に存在する「ざる」があれば十分。

後は、あなたに「指」が付いていればそれで濾せます。

”裏ごし”、はぶきます。

ほんとのほんとのほんとは、滑らかな食感を出すため「すり鉢」と

「すりこ木(棒)」と「鍛えられた擂り技」が必要です。

が、

あなたのキッチンの「ボウル」と「泡立て」が代役してくれます。

後は、練り胡麻、砂糖、薄口醤油と愛情があって、

『混ぜる』という日本語が理解できれば、

【和え衣】は作れます。

鍛えられた技もいりません。

私は、白和えの【和え衣】の”作り方”を何年も

作り続けて身につけたわけじゃありません。

おやっさん(料理の師匠)が作ってるのをみて、

一回で記憶しただけの簡単なものです。

だから、あなたにも作れます。

一度作れば身に付きます。

このレシピ、今すぐ目撃しないとおそらく後悔します。

勢いで読み進めてください!

↓↓

【材料】
ゴーヤ・・・70g
人参・・・10g
コンニャク・・・20g
(きんぴら用に切ってあるもの)
白ゴマ・・・少々

【下味用煮汁】
(出し汁8:みりん1:淡口しょう油1)
水・・・160cc
みりん・・・20cc
淡口しょう油・・・20cc
粉かつお節・・・小さじ1/2杯

【和え衣】
もめん豆腐・・・150g
練り胡麻(当り胡麻)・・・20g
砂糖・・・15~20g
淡口しょう油・・・10cc

1、もめん豆腐は、キッチンペーパーを敷いたバットにおきます。
2、さらに上からキッチンペーパーをおいて
もう1枚バットを置いて重石をします。
(重石は、何でもいいです、缶詰、鍋、瓶etc…
30分位おくとかなり水分を出せます)

このままおいて豆腐の水分を出します。
3、豆腐の水分を出している間に具材を仕込みます。

ゴーヤは、両端を切り落とし、使う分だけに切って、

中の白い綿をスプーンで取り出します。
4、3mm厚に刻みます。
5、人参は使う分だけ皮を剥いて、薄い輪切りにします。

それをずらして重ね細く刻みます。
6、コンニャクは、”きんぴら用”の小さく刻んであるものを使用しました。

ここから20gだけ使います。
7、鍋に【下味用煮汁】を合わせます。

小さい20cc入るお玉があれば、それを使って出し汁8杯、
みりん1杯、淡口しょう油1杯と測って入れると速いです。

粉かつお節も入れます。
8、【下味用煮汁】が沸騰したら、ゴーヤ、人参、コンニャクを入れます。

再度沸騰したら中火にして「3分」焚きます。
9、3分後、ザルに空けます。

このまま、おいて冷まします。
(扇風機の風をあてると早く冷めます。)

熱いままおくことで、水分をとばせます。
10、【和え衣】作ります。

豆腐を裏ごしして細かくします。

水気がきれた「もめん豆腐」を少量づつ、
ざる(ステンの網目の細かいもの)に入れます。

3本指で押さえつけて漉し、少し大きめのボウルに落とします。

(ざるになするようにすると上手くできます)
11、漉した「もめん豆腐」にねり胡麻、砂糖、淡口しょう油を加えます。
12、”ガァァー”っと混ぜまくります。

「泡立て」で100回くらい回し続け、砂糖がしっかり溶けるまで混ぜます。
13、【和え衣】ができたら、冷ました具材を加えます。

具材が潰れないようにザックリ混ぜたら出来上がりです。
14、ガラスの器に小高く盛り付けて白ゴマをふって完成です!

豆腐に熱を通さないので腐敗が早いです。

2日以内に食べて下さい。

年中使える【和え衣】です。

これに酢を少量加えると、『白酢和え』になります。

さらにサッパリして旨いです。

これは、4、5日持ちます。

ガッツリ!やわらか鶏ムネ肉のケチャップ煮込み、野菜スープ仕立て

豪快!骨付き鶏もも肉のオイスター照り焼き

関連記事

  1. 簡単で上品な煮物!サワラと茄子の胡麻煮

    「作り方を変えるだけでおもてなし一品!」佐藤 周生です。今回は、9月の最後にお伝え…

  2. 豪快!骨付き鶏もも肉のオイスター照り焼き

    コクが増す!オイスターソースの照りたれ佐藤 周生です。今回は、「使い切れ…

  3. 残り物野菜の具だくさん汁

    使いさし野菜を汁物にする簡単な味付け法佐藤です。今回は、「冷蔵庫に少しづつ…

  4. 冬瓜の旨煮と厚切り豚バラ肉の べっ甲餡かけ

    佐藤です。今回は、『冬瓜を使った煮物、簡単で豪華な創作料理』を伝授します。…

  5. 豆の旨味!豚バラ肉のゴマ豆乳鍋

    「美味しい豆乳鍋の2つのポイント!」ちょっと朝夕の寒さが増してきましたね...佐藤…

  6. あっさりゴーヤの白和え

    佐藤です。今回は、「手間をそぎ落とした簡単にできる”和え衣”」を伝授しま…

  7. 簡単!えのきポン酢

    『必殺!えのきが食べやすくなる”技”』佐藤 周生です。今回は、「えのきで作る簡単な…

  8. 結石の恐怖

    佐藤です。私、健康についてもいろいろお伝えしてますが、恥ずかしながら”腎臓結石”になってし…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最新記事

カテゴリー一覧

厳選レシピ&健康情報

2024年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
PAGE TOP