【切る作業一切無し!挽肉と卵だけで作れる!】
佐藤 周生です。
料理で時間をとられる作業の1つは、「切る」ですよね。
これが少なければ…
もっと言えば一切無ければ、ほんと楽チンです。
そこで!
今回は、「”切る”作業が一切無い!簡単たまご料理」を伝授します。
「柳川」という料理は、ご存知の方も多いと思いますが、
簡単に説明すると…
ささがき牛蒡とドジョウ(川魚)を醤油ベースの甘辛い薄味のだし(煮汁)で焚いて溶き卵を加えて仕上げる料理。
卵とだしが絡むと、まろやかな甘みで旨い!
ビールが進む酒の肴にもなるし、ごはんが進むおかずにもなってくれます。
で、和食で基本の柳川は、ささがき牛蒡とドジョウですが、まず、近年では家庭でドジョウが手に入るところは少ないと思います。
なので、肉を使います。
しかも挽肉。
これなら”切る”必要が無いですよね。
で、ささがき牛蒡もめんどくさい…
もちろん、この牛蒡が入るから柳川は美味しいのですが、思い切って”無し”に…(入れてもOK)
こうなると柳川というより、「挽肉の玉子とじ」と言ったほうが正解。
でも、煮込む「だし(煮汁)」は柳川のだしを使うので、「柳川風、挽肉の玉子とじ」でもいいかと…
要は、醤油ベースの柳川のだしを作り、挽肉を加えてちょっと煮込んで溶き卵を加えるだけ。
”切る”作業はどこにもありません。
「煮る」だけで作れる料理です。
しかも今回、だし(カツオ)も使わず水で。
挽肉の脂分から旨味とコクが出るので水で十分美味しくなるのです…
私、冷凍庫に眠っていた挽肉あって、冷凍焼けする前に早く使い切りたいと、考えついたのが今回の料理。
10分かからず作ったのですが、やっぱりこれ、卵料理なのでごはんのおかずにピッタリ!
柳川だしのあっさり味で丁度いい味加減で食べることができました。
フライパンで簡単に作れるレシピをみて下さい!
↓↓
【材料】(1人前)
牛豚(合挽)挽肉…100g
(鶏肉の挽肉でもOK)
卵…3個
刻み海苔…少量
【柳川だし】
水…大さじ6杯(90cc)
酒…大さじ1杯(15cc)
みりん…大さじ2杯(30cc)
濃口醤油…大さじ1杯(15cc)
※基本の割合は、『だし6:酒1:みりん1:濃口醤油1』ですが、今回は、挽肉
から旨味が出るので、だし(カツオ節)でなく水を使ってます。また、
みりんの割合を”2”にし、少し甘みを強くして食べやすくしてあります。
スプーンで小皿に取りながら食べて下さい。
挽肉と卵、定番の調味料があれば簡単にできます。
挽肉でなく、豚肉の細切れ肉などで応用可能です。
(※栄養的には本来のドジョウを使うほうがいいのですが…
カルシウム、鉄分はウナギの8~10倍、ミネラル分をめちゃ含んでます)
「野菜が欲しいな」という場合は、すぐ熱が通って軟らかくなる”もやし”や”きのこ”などを加えると上手くいきます。
食材揃えて、是非作ってみて下さい。
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