シャキシャキ歯ごたえ!春菊と椎茸のゴマからし和え

「ヤクザ!?から継承した和え物」

佐藤 周生です。

今回の、「失敗なし!ほぼ確実に美味しく作れるちょこっと上品な野菜料理」…

今回は、和え物です。

これほど、酒の進む和え物は他にない!と言える、

「究極の和え衣”胡麻からし”」を伝授します。

”胡麻からし”とは、練り(当たり)胡麻と練りからしを混ぜ、砂糖、みりん、薄口醤油で味付けした、

”和え衣”です。

例えば、『白和え』を作る時の豆腐に甘く味付けした「和え衣」と同じようなもの。

湯がいて切った野菜などに混ぜまくるだけで、一瞬にして『和え物一品』が出来ます。

野菜は菜っ葉類がよく合う。

小松菜、水菜、ほうれん草、ニラ・・・貝割れ大根でも美味しいです。

一度作れば3週間は日持ちします。

いつでも胡麻からし和えが作れる。

食べられる。

あなたがこの「胡麻からし」を知らないままでいるとおそらく後悔することになるでしょう。

が、「胡麻からしレシピ」をマスターしておけば「和え物」の醍醐味を感じれます。

今回は、この”胡麻からし”を春菊に混ぜまくる。

「春菊と椎茸の胡麻からし和え」 

適度な甘みとほんのり醤油の味。

濃厚な胡麻の香味に「ピリリ!」っと”からし”が効いて酒を飲まずにはいられないです。

野郎どもにはタマラナイ酒のあて。

献立の副菜として作ってもOK。

こってりおかずが「主菜」なら口直しの役目もします。

こってり味の口の中がさっぱりする。

「春菊と椎茸の胡麻からし和え」は歯ごたえも楽しめます。

春菊のシャキシャキにグニョっとした軟らかい椎茸とのバランス食感。

春菊を他の菜っ葉に代えれば、また違った食感を楽しめますね。

春菊は、湯がく、冷ます、一口サイズに切る。

椎茸は、フライパンを使って胡麻油で炒める、冷ます。

これらに、胡麻からしを加えて混ぜるだけ。

簡単!時短!の野菜一品、あなた好みの味の濃さに調節もできます。

私が、この「胡麻からし」に出会った時は料理にマンネリを感じていた時だったのですごく衝撃的でした。

「こんなに旨い”和え衣”があったのか!」と。

それまでに様々な「和え物」をマスターしてましたが、「美味しいけど、こんなもんか」というレベルの味ばかり。

「胡麻からし」は、まったく別物の「和え衣」といっても過言ではないです。

「胡麻からし」だけを舐めて「旨い!」と感じれる。

それほど旨かったのを今でも衝撃的に記憶してます。

容姿は完全に”任侠の人”ですが、(普段は優しい方です)料理を知り尽くした当時60歳の和食職人さんから伝授されました。

ヤクザ直伝!(笑)「胡麻からし」

あなたがそれを食べて”昇天”したいなら、レシピをすぐ見て下さい!
↓↓

【材料】
春菊・・・1束
椎茸(中)・・・2個(30g)
胡麻油・・小さじ1/2

粒胡麻…少々(飾り用)

【胡麻からし】
練り胡麻(当たり胡麻)・・・25g
練からし・・・2~3g(できれば、粉辛子を水で溶いたもの。市販のチューブの和からしでもOK)
みりん・・・5cc(g)
薄口醤油・・・5cc(g)
出し汁(水に粉カツオ節小さじ1/2) ・・・10cc(小さじ2杯)『出来れば昆布だけの”昆布だし”』の方が美味しくなります。
砂糖・・・3g(できれば、甜菜糖・きび糖)※みりんは水分が増えてベチャっとなるので、砂糖を使ってます。

1、初めに椎茸を炒めて、冷ましておきます。
 
椎茸は、石づき(傘の表面に付いた石)をカリカリっと爪の先で削り取り、軸を傘から切り離します。
 
2mm幅でスライスにします。
 
(軸も、同じように刻んで使えますが、今回は入れてません)
2、フライパンに胡麻油を敷き、強火で熱して短時間で炒めます。
 
椎茸がしんなり軟らかくなったら、火を止めこのまま自然に冷ましておきます。
3、春菊を湯がきます。
 
春菊をすぐに湯がけるように、鍋(フライパンでもOK)に水(湯沸かし器の湯)を入れ”湯”を沸かし(中火)ながら、春菊の下準備します。
 
(春菊の下準備をした後に湯を沸かすと沸騰するまでの待つ時間が無駄です)
4、春菊は種類のよって形状が違うので、”太い茎”のタイプは、葉だけをちぎり取ります。
 
(葉だけのタイプは根元(根の部分)を切り落とすだけでOK、葉をちぎる必要なし)
5、そろえて束ね、輪ゴムで2重に止めます。
 
ボウルに水をためすすぎ洗いで、砂、土を落とします。
 
(砂が残らないよう、よく洗って下さい)
 
水気をきっておきます。
6、湯がいた春菊を急冷するための冷水をボウルに準備しておきます。
 
鍋の火を”強火”にして、湯が沸騰したら春菊の葉先の方を手で持ったまま、葉の下の方だけを先に湯がきます。
(手が熱い場合は、火を少し弱めてください)
 
(葉の上の方より下の方が分厚く、熱の通りが遅いので先に湯がきます
 
それと束ねた中心部分まで熱が通るのに時間がかかるため、先に湯がく意味があります)
7、葉の下の方を20秒~30秒湯がいたら、春菊を手から離し、全部湯に入れて葉先も湯がきます。
 
(春菊の葉先が浮くので菜箸で、湯の中に軽く押さえ込みます)
8、春菊の色が変わって、軟らかくなったら素早く冷水に浸け、急冷します。
 
流水も出して早く冷まします。(早く冷まさないと色が悪くなります、汚い黄緑に・・・)
9、春菊を冷ましている間に【胡麻からし】を作ります。
 
ボウルに「材料」、「調味料」、「出し汁」を合わせ、あわ立て器で砂糖が完全に溶けるまでよく混ぜておきます。
 
(ピリピリ辛いのが好きな場合は、からしを少し増やして入れて下さい)
10、春菊が冷めたら、綺麗に束ね直し輪ゴムをはずし、手で握って水分を硬く搾ります。(葉が潰れないように力を加減して下さい)
 
まな板で、3cm~3.5cm幅に切ります。
11、ボウルに冷ました椎茸と春菊をほぐしながら入れ、少量の濃口醤油(小さじ1杯※分量外)を加え、菜箸でよく混ぜます。
12、【胡麻からし】を少量づつ加え、混ぜます。
 
(【胡麻からし】の入れる量は、大さじ2杯が目安です、お好みの”濃さ”に加減して下さい

残りの【胡麻からし】は冷蔵保存で3週間持ちます)
13、小鉢にこんもり高く盛っていりゴマをふって完成です!

【胡麻からし】は、どんな菜っ葉類の和え物にも使えます。

もし肉、魚系を入れたい場合は、「湯がいた豚肉」や「カニかま」などが合います。

是非!作ってみてください!

煮物の作り直し

長芋とマッシュルームのしょう油焼き

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