”炒める”味噌汁、知ってますか?
佐藤です。
やっぱり味噌汁を作ることって多いです
よね?
そうでない場合も、今回の「調理法」を
是非覚えてみて下さい。
これ、知っておくだけでいつもと違う
味噌汁を楽しめる、
味噌汁レパートリーを拡大できるという
ことです。
その調理法とは、具材を炒めて作る味噌汁。
通常の味噌汁は、具材を”茹でる”ことが
ほとんどです。食材を切ったら、だしや
水で茹でて軟らかくなったら、味噌を溶く…
この”茹でる”の工程を”炒める”に変える
わけです。
同じ加熱の作業、軟らかくする作業ですが、
でも出来上がりが違うんです…
何が違うかというと「強いコクが出せる」。
炒める作業は、油を使いますよね。
簡単に言ってしまうと(本当は奥が深い)
コクは「油分」。
だから、油を加えればコクが出せる。
さらに「炒める」の場合、ただ油分を
加わえるだけではなく、
食材が”焼かれる”ので油の香りがより
引き立つのです。
ちゃんぽん麺がいい例になります。
あれ、肉や野菜などを中華鍋で炒めた中に
スープを入れますよね。
茹でるより焼くほうが、香ばしさが増して
、スープが美味しくなる。
今回、お伝えする、
「鶏肉と茄子の炒め味噌汁」は、それと
同じです。
濃いコクを感じる味噌汁が楽しめます。
鶏肉と茄子をたっぷりめの油で炒めて、
そこにだしを加えて、味噌を溶く。
ほったらかしの”茹でる”と違ってフラ
イパン(鍋)を振り続けないといけない
ので、付きっきりになる点がちょっと
デメリットですが、
その分いつもよりコクのある味噌汁に
なってくれますよ。
今回の具材は、鶏肉と茄子。
どちらも油と相性がいいです。ちょっと
多めの油で炒めるとGOOD!
で、1つポイントは、油分が増えると
味噌の味が弱く感じます。
なので、味噌の量を若干増やすと丁度
いい味バランスになる。
このポイントを押さえておけば、
ごはんをお代わりしたくなる旨い味噌汁
が作れます。
実際、私、この味噌汁で久々に3杯も
おかわりしてしまいました…
レシピを見て、斬新な調理法の
「炒める味噌汁」をマスターしてみて
下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
長茄子…中1本(100g)
鶏もも肉…1/2枚(130g)
だし…500㏄
麦みそ…大さじ2~2強(35~40g)
(他の味噌でもOK)
油…大さじ1杯
刻みネギ…少量
一味…少々
1、長茄子(中1本)は、ヘタ部分を切り落とし縦半分に切ります。
2、斜めの薄切りにします。(4㎝の長さで5㎜厚くらい)
細い部分は分厚く切ることで、大きさが揃います。
3、鶏モモ肉(1/2枚)は、繊維に沿って2等分に切ります。
4、今度は繊維に逆らって(〈3、〉を横向きにする)5㎜厚くらいに切ります。
(繊維に逆らって切ることで噛み易くなる)
5、フライパン(鍋)に油(大さじ1)をひいて、熱します。30秒ほど経ったら
中火にして鶏肉を入れて炒めます。
6、鶏肉の表面が白っぽくなったら茄子を加えて中火で炒めます。油を茄子に
絡めるように混ぜて下さい。
7、茄子が少ししんなり軟らかくなったら、だし(500㏄)を加えて強火にします。
8、沸騰してきたら中火にして灰汁をすくい取ります。(3回ほど取ればOK)
油は、できるだけ取らないようにします。(コクを強くするため)
1分ほど煮込んだら弱火にします。
9、みそ(35~40g)を入れて、溶きます。
再度強火にして、沸騰前に止めて出来上がり!
10、お椀に盛って刻みネギを少量のせ、一味をお好みで少々入れて下さい。
鶏肉の臭みを少し抑えることができます。
”炒める”味噌汁の作り方…
この「調理法」、是非覚えて他の食材で
やってみて下さい。
こちら↓の味噌汁レシピも参考にしてみて下さい。
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