「麺類のトッピングに困ったら…」
佐藤 周生です。
今回は、「かけ蕎麦にとろみを付けた炒め物をのせる熱々蕎麦」を伝授します。
かけ蕎麦・月見そば・たぬき蕎麦・わかめ蕎麦…
蕎麦が好きな方はトッピングに迷う方もいるかもしれません。
私も麺類は蕎麦が一番好きなのですが、いつも何をトッピングするか迷います。
たまに「ネギだけ」、なんて時もありますけどそれだけじゃ貧弱ですよね。
ですが、今回の蕎麦アレンジ法を知っておくと蕎麦に限らず、うどんやラーメンのトッピングに困った時でも役立ちます。
それは「炒め物をのせる」。
トッピングのように、かけ蕎麦に肉野菜炒めをのせるのですね。
さらに八宝菜のようにとろみを付けることで、麺に滑らかな食感を加えることができ、変わった食感を楽しむこともできます。
肉は、牛・豚・鶏など。イカやエビ、貝類などで海鮮にしてもいいです。
野菜も炒め物にするような野菜なら何でもOK。
今回おすすめするのは、
「豚挽き肉と法蓮草炒めのだし蕎麦」
豚のひき肉とほうれん草を炒め、蕎麦のだしで味付けにとろみも加える…
そして、かけ蕎麦にそれをのせるだけ。
餡かけ蕎麦とはまた違う感覚の温蕎麦ですね。
母親と晩めしを一緒に食べる時間があったので、 「豚挽き肉と法蓮草炒めのだし蕎麦」 を試食してもらいました。
「あっさりだね」
とペロッと全部食べてしまいました。
「炒め物をのせる」という温蕎麦を是非レパートリー増加のアイディアに加えてみて下さい。
レシピです!
↓↓
【材料】(1人前)
豚ひき肉…80g
ほうれん草…小3株(100g)
蕎麦…1玉(ゆで)※冷凍でもOK
酒…大さじ1杯
刻み海苔…少量
【そばだし】
割合『出汁12:みりん1:淡口しょう油1』
水…360cc
粉カツオ節
みりん…大さじ2杯(30cc)
淡口しょう油 大さじ2杯(30cc)
片栗粉(小さじ2杯)※炒め物用

茎は3cm幅に切り、葉は重ねて縦2等分にし、3cm幅に切ります。

鍋に水(360cc)、粉カツオ節(小2)、みりん(大2)、淡口しょう油(大2)を入れ混ぜます。

別途ボウルを用意し、鍋の「そばだし」から大さじ8杯分取り出し、片栗粉(小2)を加えて混ぜておきます。

※冷凍の場合は凍ったまま入れて下さい。(解けると麺がちぎれやすい)

フライパンを強火で熱し、30秒後中にして挽肉を入れて炒めます。
挽肉の食感を強くしたいのであまり細かくする必要は無いです。(粒が粗いほうが良い)
※油は使いません。(豚肉の脂分で炒めます)

※酒は豚の臭みを抑えるために入れます。




※あまり広げ過ぎず、横一文字になるように盛ると綺麗です。

豚挽き肉は、細切れ肉や鶏肉で作っても美味しいです。
ほうれん草も他の菜っ葉で代用できます…
豚・法蓮草炒めのなめらか食感が蕎麦の食感にアクセントを与え、かけ蕎麦とは違う感覚で味わって頂けると思います。
是非、作ってみて下さい。
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