「こんなに変わる!薬味の重要性」
佐藤 周生です。
今回は、「豚ロース肉と野菜を蒸すだけの蒸し物おかず」を伝授します。
しゃぶしゃぶや焼き肉などの料理といえば、必ず「タレ」に付けながら食べますが、
今回の蒸し料理も「味噌ダレ」に付けながら食べて頂く一品。
これ、何とか簡単に作れるタレにできないかと調味料だけで試作していたのですが、
これがなかなか「うまい!」という所までいかない。
甘味・塩味・旨味のバランスはいいのですが、あともう一つ「ガツン!」とくるものが無いわけです。
で、私、味噌ラーメンが好きなので、
「そういえば、みそラーメンのみそって何を加えてんのかな?」
と思ってちょっと調べたわけです。
味噌ラーメンのみそは、味噌だけではないのですね。
味噌ラーメンの「素」みたいなみそで、味噌以外に調味料や食材を加えてあるから味に深みやコクが出る…
で、関連したWEBサイトや動画など10コくらいみて気付いたことが、
「薬味的な食材」…
どれも共通していたことは必ず薬味の食材を加えているのですね。
具体的にはネギ・ニンニク・生姜・玉ねぎなど。
それで、試作中の「味噌ダレ」にニンニクと生姜を加えてみると、
美味しさが激変…
風味が増したことで、一気に美味しさも増したわけです。
人間は、食べ物を食べると一番に香りを感じて、その香りの強さで美味しさの度合いも変わるのですね。
実際、鼻をつまんでコーヒーを飲むと何を飲んでいるか分からないですよ。
この食の根源的な基本の部分を忘れて、無理に調味料だけで作ろうとしたから行き詰ったと。
あらためて、味だけでは駄目、薬味の凄さ、香り食材の重要さを実感しました。
調味料だけで作ろうとした理由は、
できるだけ簡単なほうが作る人も作りやすいと思ったのですが、「美味しさ」の部分で裏目に出たというわけです…
薬味類は、切ったり、すりおろしたりでちょっと手間が増えるので避けていたのですが、
やっぱりそのちょっとした手間を惜しまないことで劇的に美味しくなるということ。
『豚ロース肉とたっぷり野菜の酒蒸し』は、野菜類を切って酒をかけて蒸すだけなので、
タレのほうでちょっとだけひと手間かけて頂きたい。
それは、美味しく食べて頂きたいから。
付けるタレが不味いと、せっかくの野菜や肉の美味しさが半減しますからね。
レシピ、見て下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
豚ロース肉スライス(しゃぶしゃぶ用)…100g
白菜…中1枚(100g)
ほうれん草…1株(30g)
しめじ…1/6P(40g)
もやし…1/4P(50g)
玉ねぎ…1/4個(50g)
酒…大さじ2杯
(あれば)柚子の皮…少量
【味噌ダレ】(2人前分)
みそ(麦味噌)…30g
みりん…大さじ2杯と1/2杯
酒…大さじ1杯
濃口しょう油…大さじ1杯
水…大さじ1杯
おろしにんにく…小さじ2杯分(大1片)
おろし生姜…小さじ2杯(小1かけ)
粉カツオ節…小さじ1杯
※「信州みそ」など塩気の強い味噌使う場合は、みりんの量を少し増やして下さい。


すりおろしした生姜とにんにく(小2)、粉カツオ節(小1)を入れ、よく混ぜます。
しっかり混ざったら、中で加熱します。





※葉は重ねて縦2等分に切ってから2.5cm幅に切る。


蓋付きの鍋を使用。
中央に小皿(1~2枚)おいて、小皿の高さまで水(湯)を入れて沸かします。(小皿の中にも水を入れる)
(※沸騰したら火を止めておく)


※豚肉は、あまり重ねないように少し中央寄りにのせます


※入れる時、手が熱いので「鍋つかみ」など使って入れて下さい。



※飾りに刻み柚子をのせています。刻みネギや胡麻などのせると香りが出て風味良く仕上がります。
※蒸し器から取り出す際も手が熱いので注意。
ボリュームたっぷりの野菜と程よい脂分の豚ロースを味噌ダレに付けながら食べて下さい。
手軽に作れる「蒸し料理」です。
是非、作ってみて下さい。
この記事へのコメントはありません。