茹でるだけのお手軽一人しゃぶしゃぶ
佐藤 周生です。
今回は、「パパっと茹でてできる簡単豚肉のしゃぶしゃぶ」を伝授します。
9月に入っても暑い日は続きます。
こういった時は酸味の効いた、酢っぱい料理を食べるのがおすすめ!
暑さが続くと疲労が溜まり、食欲も落ちてきます。
酸っぱい料理で使う調味料の基本は「お酢」…
この酢の中に酢酸やクエン酸という成分を含むことはご存知だと思います。
この成分、疲れの原因になる乳酸を取り除いてくれる作用があり、疲労が溜まると体がクエン酸を欲しがるのですね。
なので、人間は暑い日が続いた時に酢っぱいものを食べると美味しく感じる…
他にも「酢」を使った料理を食べるとこんなメリットがあって、
血中のコレステロール値を下げたり、動脈硬化の予防ができたり、血圧を下げたり、食後の血糖値を下げるなど…
健康維持にプラスの効用がたくさんあるわけですね。
あと、酸味の刺激が緊張を取り、ストレスを和らげる効果もあるそうです。
そこで、今回おすすめすり酸っぱい料理は、「酢」を多めにした、「ポン酢」を使う料理。
『豚肉とたっぷり野菜のしゃぶしゃぶ風さっぱりポン酢で』
メインの具材は豚肉、キャベツ、もやし、、しめじ、ニラ…
これらを茹でるだけ。
これを「ポン酢」につけて食べる、手間要らずの簡単料理です。
ごはんのおかずになりますし、晩酌のアテにもなる…
で、「ポン酢」は、酢と醤油とみりんで簡単に作れる手作りポン酢。
市販のポン酢より甘みを抑えて酢を若干多めしてあるので、酸味が効いてます。
本来の和食のポン酢というのはそういうもの。
市販のものは甘みを強くして”万人受け”するような味に変えてあるのですね。
「そんなに酸っぱくしたら、食べられない!」
と思うでしょうが、酸味が効いているのほうが、かなりさっぱりで食べられますし、酢には健康維持の効用がある以外に”食欲を増進する働き”もあります!
食べているうちに食欲も増幅…
それだけでなく、酸味があるほど先にも言いました、疲労回復などの健康効果も大きいわけです。
なので、酸味を少し強く効かせたポン酢で食べる方がご飯が進むのですね。
酸味が苦手な方は食べ始めは、「酸っぱい!」と思いますが、食べ進めているうちに、どんどん食欲が増して、ごはんを何杯もおかわりしたくなりますよ。
これ、私自身何度もそういう経験をしているので、間違いないですね。
それでは、簡単すぎる作り方、見て下さい。
↓↓
【材料】 (1人前)
豚ロース肉スライス…100g
キャベツ(小)…1/8個(120g)
もやし…1/2P(100g)
しめじ…1/6P(30g)
ニラ…1/5束(30g)
もめん豆腐…1/3丁(100g)
湯…600cc
酒…大さじ1杯(15cc)
【即席!酸っぱいポン酢】 (1人前)
穀物酢…大さじ1杯と1/2(約22cc)
みりん…大さじ1/2杯(約8cc)
濃口醤油…大さじ1杯(15cc)
削りカツオ節…軽くひとつかみ
ポン酢に付けながら食べて下さい。
大きな鍋があれば、多めの湯を沸かし、一度に食材全部を茹でてもOK!
(時間短縮できます)
(この場合、軟らかくなった食材…熱が中まで通った食材から順に取り出します)
★残った茹で汁は、スープにできます…
(食材の栄養がたくさん溶け出てますし、旨味も出て捨てるのは勿体ないので)
↓↓
みりんと淡口醤油だけで味付け。
とりあえず小さじ1杯づつ加えて味見…薄ければさらに1杯ずつ…
茹で汁に旨味が出ているので、メインの豚しゃぶより美味しいかも…
『豚肉とたっぷり野菜のしゃぶしゃぶ』
『茹で汁の玉子スープ』
簡単なので、是非作ってみて下さい!
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