【野菜たっぷりの魚一品】
健幸料理家 佐藤周生です。
今回は「たっぷり野菜と魚を合わせた豪快蒸し物」を伝授します!
「野菜はたくさん食べたほうがいい」というのはご存知ですよね。
ビタミン・ミネラル・ファイトケミカル(抗酸化作用のある成分など)…
動物性食品から摂れない栄養素がたくさん摂れますし、それらの栄養素は人間が健康に生きて行く上で欠かせない成分だから。
実際、野菜を多く食べる人は健康な方が多いです。(私もその一人)
(※実は人間(原始人)というのは、野菜や肉・魚より果物を多く食べていたといわれていて「果食動物」の説が濃厚。なので、たんぱく質はそんなに多く摂らなくてもいいと。これは科学的な根拠もあるので、いずれどこかでお伝えします)
で、野菜と共にたんぱく源となる肉・魚・(豆類)料理もある程度必要ですから、
野菜料理と肉・魚・(豆類)料理が同時に作れると楽チンですよね。
別々に作るとやはり手間もかかりますし。
そこで、今回のおすすめが、
「たらとチンゲン菜の豪快蒸し ピリ辛たれ」
タラは”旬”としては、すでに終わっているのですが、ほとんどのスーパーで鮮魚コーナーに並ぶ定番の魚。
「たら切り身」は身質がやわらかく、食べやすい。
癖も少ない白身魚なので、ほぼどんな料理にも使えます。
で、「切身の魚」は、捌く必要がなくそのままパパッと料理に使えます。
時間をかけずに「魚料理」が作れるってこと。
その「たらの切り身」とチンゲン菜・平茸に酒をふり、ササっと蒸して、特製のさっぱりピリ辛タレをかけるだけで、
「たらとチンゲン菜の豪快蒸し ピリ辛たれ」は作れます。
下準備も含め、15分程度。
ピリ辛タレの辛味と風味で、魚の臭みもほとんど感じることなく、チンゲン菜の茎の甘味と共にあっさりで味わって頂けます。
チンゲン菜は切らずに使うので、見た目も豪快!
野菜たっぷりの魚一品、「おかず」にも「酒の肴」にもなります。
で、大事なことを1つ。
蒸し物は蒸し器が無くても作れますからご安心を!
蓋付きの鍋があれば、「即席の蒸し器」ができますので。
蒸し物に難しい、めんどくさいイメージをお持ちの方が多いのですが、それは思い込みで、
実は蒸し物は簡単なんです。特に魚の蒸し物は。
なので、蒸し物は料理初心者さんでも出来ます。
是非、今回の料理を作って、それを実感して頂きたい。
私、この料理の試食の際、美味し過ぎて久しぶりにビールを飲んでしまいました。
(仕事優先で控えてました。アルコール抜き生活は、集中できますね)
試作なので、のんびり食べるわけにもいかず、
ほんの10分間ですが、最高のひと時を過ごせました。
「たらとチンゲン菜の豪快蒸し ピリ辛たれ」は、最高の酒の肴になりますよ。
そして、蒸し物は簡単!を実感して頂きたい。
レシピです!
↓↓
【材料】
生たら…1切れ(80g)
チンゲン菜…1株
平茸…1/6P
酒(清酒)…大さじ2杯
出し昆布(あれば)…4cm角1枚
刻みネギ…少々
【ピリ辛タレ】
濃口醤油…大さじ1杯
みりん…大さじ1杯半
酢…大さじ1/2杯
胡麻油…小さじ1杯
一味…3ふり
すり胡麻…小さじ1杯
食材は、いろいろ代用できます。
たらは、たい、さわらです。
チンゲン菜は、ほうれん草、小松菜、水菜(これらは切って下さい)です。
平茸は、きのこ類全般、代用できます。
今、それらが冷蔵庫にあれば、すぐ作れます。
是非、やってみて下さい!
この記事へのコメントはありません。