「かぼちゃに囲まれたい!?」
佐藤です。
今回は、「皮が硬いかぼちゃをスムーズに切る方法」を伝授します。
かぼちゃを切ったことがあるあなたならわかると思いますが、とにかく、かぼちゃは「硬い!」
だから、「切りにくい・・・」
包丁が、かぼちゃに刺さったまま、抜けなくなることもあります。
これが「けっこうムカつく・・・」
「あ~~ッ!!クソ!」
無理に抜こうとすると包丁が顔に飛んできそうで怖いし・・・
どういうふうに包丁を使えば「かぼちゃ」をスムーズに切れるのか・・・・
大丈夫です、安心して下さい!
今日から使えるこんな方法があります・・・
『レバレッジ包丁テクニック!』
この方法なら、ストレスなくかぼちゃが”スパッ”と切れます。
苦手意識がなくなり、かぼちゃ料理を愛するようになります。
「かぼちゃに囲まれたい・・・」
具体的には、かぼちゃを中心から切っていくというやり方。
てこの原理を使った切り方で必要以上に”力”を入れなくてもスパッとスパッと切れます。
丸ごと1個のかぼちゃでも、1/4カットしたかぼちゃであっても同じ。
この切り方さえマスターしてしまえば、かぼちゃはあなたの十八番料理になります。
『レバレッジ包丁テクニック!』は多くの料理人さんが自然と使っている方法です。
私が、お店でかぼちゃを切る時も必ず『レバレッジ包丁テクニック!』を使って切っています。
調理の現場で実際に使っている方法です。
今日から使える『レバレッジ包丁テクニック!』の方法、公開です!
↓↓↓
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今回は1/6カットで説明します。
まずは、種を取ります。(種は栄養が豊富で食べられるのですが、また別の機会に伝授します。今回は捨てます・・・)
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(スプーンでもOkですが、レンゲ、スプーン共にステンレスの硬いタイプがいいです。ぐにゃっと曲がると上手く種が取れないので)
種と実の間にレンゲを差し込みます・・・
(下にはすぐに種を捨てるようにナイロン袋を敷いています、敷くというより袋の中で作業してます)
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上手くいけば、”1回”で取れます!(これも時短技!)
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(これは、南瓜を必要なだけ使って残りを冷蔵庫に保存する場合に行なう作業です。「種とわた」を綺麗に取ると日持ちします)
南瓜全部を使いきって料理する場合はこの作業をはぶいてもいいです。(はぶくと”わた”も栄養として無駄なく食べられます)
(ただ、煮物にすると崩れやすく、出し汁が濁るなどのデメリットがあります・・・栄養を優先するか?日持ち&理の仕上がりを優先するか?で決めて下さい)
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皮側から切るのではなく、必ず実の方から切ります。(皮を下にすることで硬い部分が下になり切りやすくなります。)
包丁の刃先を南瓜の真ん中あたり(1/3の大きさになるところをねらって)に”グサッ”と差し込みます。
(注!刃先が出る位置に指がおかれてないことを確認して下さい。怪我します!)
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包丁を前に押し出して切るのではなく、真下に落とし込む切り方。
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パカッと切れました。
(南瓜自体が硬いのである程度「力」を入れる必要がありますが、スムーズに切れると思います。)
ジワジワジワ~っと力を入れながら切り込むと南瓜が割れにくいです
(「割れる」とは切った面が欠けたりすること、欠けるとカスが出て無駄が出ます)
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(この時も刃先を軸に刃元を下に押し込む切り方が有効です)
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皮を剥く場合は、そぎ落とすように切ると簡単にできます。
(全て綺麗にそぐ必要はないです。少し皮が残っている方が煮物の場合、煮崩れを防げます)
これもデメリットは皮の栄養が取れなくなるってことですね・・・
皮の栄養も無駄なく摂りたい場合は、この作業ははぶいて皮を付けたまま切り始めて下さい。
(食感を考えるとある程度そぎ落とした方がいいと思います、栄養か?食感&切り易さか?で決めて下さい)
「ポイント」は、包丁を使うとき、”刃先を軸に刃元を押し込んで切る”、レバレッジ(てこの原理)ですね。
そして、もう一つ、”皮を下にして切る”です。
さっそくかぼちゃを買ってきて、「硬い皮!かぼちゃをスムーズに切る方法」を実践しておいて下さい!
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