脂のりのり!美味しい秋刀魚の選び方

【食材選びのコツ】秋が旬の「秋刀魚(さんま)」できれば最高に美味しいものを食べたいですよね?秋刀魚のここをポイントに選べば「旨い!」が楽しめます!

【やっぱり脂がのったサンマは美味い!】

今回は、レシピではないのですが、

今が旬の美味しい「秋刀魚(さんま)の選び方」を伝授します!

秋刀魚というとやっぱり塩焼!

で、焼いていると下に脂が大量にボタボタ落ちる、

「脂のりのり!の秋刀魚」が美味しいですよね。

スダチをギュッと搾って、大根おろしをたっぷり付けて食べる…

「旨い!」

それしか言葉が出ないです。

そんな「美味しい秋刀魚の選び方」、結論から言いますと…

・サイズが大きい
・全体的に丸みがある(厚みがある)
・お腹がプックリ膨らんでいる
・カラダ全体に硬さがある
・黒目が濁っていない

です。

「サイズが大きい」「全体的に丸みがある(厚みがある)」「お腹がプックリ膨らんでいる」

これで何が分かるのかというと【脂がのっているかどうか】

丸みがあってお腹がちょっと膨らんで、ムチムチ・ナイスバディの外人さんのような秋刀魚なら、ほぼほぼ間違いなく「脂のりのり」。

最高に旨いです。

逆にスリムで全体的に細く、お腹が出てないシュッとっしたモデルさんのような秋刀魚は脂が少なく、焼くとパサパサして美味しさが落ちます。

サイズに関しては絶対に脂がのっているとは言いきれないのですが、私の経験から言うと大きい秋刀魚ほど脂がのっていると感じています。

あと、「カラダ全体に硬さがある」「黒目が濁っていない」

硬い?かやわらかいか?、目が濁っているか?いないか?で秋刀魚の鮮度が分かる。

魚は時間が経つと中の酵素がたんぱく質を分解するので、だんだんやわらかくなります。

だから、全体的に身がきゅっとしまって硬さがある秋刀魚が鮮度が良いです。

目は見れば大体わかると思います。鮮度が良いと黒色がハッキリしていて澄んでますから。

反対に全体的にカラダがやわらかく、黒目が濁っていると鮮度が悪いです。

特にお腹がゆるゆるな感じがするサンマは鮮度が最悪ですね。

内臓が傷んで腐りかけ…

そんなサンマは避けましょう。

”硬さ”に関しては、あまり触るのはよく無いですが、軽~くプニュプニュと押して表面が硬そうな秋刀魚を選んで下さい。

(※魚コーナーに行くと時々いますよね。魚が潰れるんじゃないかと思うほど、押しまくっているおばちゃん…あれ止めて欲しいですし、「全部買え!」って思います(笑))

で、脂がのったサンマは最高に美味しいのですが、やはりサイズが大きいほど値段が高い…

↑この秋刀魚は、私の地元、百貨店並みの商品が揃う大型スーパーに行った時に、たまたま並んでいたのですが、

やっぱり1尾350円と高い。

通常100~150円くらいですから、高く感じますよね。

まぁでも、その値段だけ「美味しいんだ!」と思えばちょっとした贅沢として買ってもいいんじゃないかと。

小さいスーパーですと、ほとんど「モデル秋刀魚」が並ぶので、脂がのってなくて味は落ちます。

ブリブリの「ナイスバディな秋刀魚」は滅多にお目にかかれないと思うので(場所によりますが)、

見つけたら「チャンス!」と思って迷わず買って最高の味を楽しんで頂きたい。

実際、焼いてみますと下にボタボタと落ちる脂の量が凄い!

皮にも脂分が多いですから、ちょっと火力が強いと画像のようにすぐ焦げてきます。

弱火でじっくり焼いたほうが良いですね。

ちょっと焼き過ぎましたが…

たっぷりの大根おろしをそえて、残っていた玉子焼きもあしらいにして豪華に盛り付け!(柑橘類を買い忘れました(笑)代わりに「お酢」を。)

消化酵素タップリの大根おろしは多すぎるくらいで丁度いいです。

搾り汁も捨てては駄目!

搾り汁に酵素が出ているので。

たんぱく質や脂質は消化の負担が大きいので、焼き魚など食べる時は同時に酵素をしっかり摂ったほうが良いです。

その点、大根おろしは、たんぱく質も脂質も分解する酵素を含みますから最適!

焼魚に大根おろしを添えるのは、おいしくするためだけでなく、消化を助けるためでもあります。

あと「コゲ」には発がん性がありますが、大根にはそれを9割も解毒する「イソチオシアネート」という成分を含みます。(すりおろすと発生する)

良いことづくしですね。

しいてデメリットを挙げるなら、独特の辛味。(それがイソチオシアネート)

辛味の強さは、大根の種類や部位、すりおろし方で変わります!

、、、で、

サンマは美味しいのですが、わたし的にはちょっと嫌な思い出が…

30代の頃(大阪)、焼きサンマを骨ごとバリバリ食べてたら、骨が喉の奥に刺さってどうやっても自分では取れなくて、家の近くの町医者に行ったのですね。

先生:「あ~これですね~」「はい!取れました~」

と、1分もかからず、治療終了…(もはや治療では無いですが…)

魚の骨を取って貰っただけで3000円。

「高い治療費を払う羽目になった」というちょっと嫌な思い出です。

魚の骨は、気を付けて食べて下さいね。

ということで、

脂のりのり!の美味しい秋刀魚の選び方は、

・サイズが大きい
・全体的に丸みがある(厚みがある)
・お腹がプックリ膨らんでいる
・カラダ全体に硬さがある
・黒目が濁っていない

です。

脂のりのり秋刀魚を見つけたら、チャンスだと思って迷わず買って、

最高の味を楽しんで下さい。

年に一回のことですから日本の季節を感じるという意味でも、時には良い食材を選んでみて欲しいです。

ちなみにサンマの最高に美味しい食べ方(焼き方)は、

こちら↓です!

磯風味!手羽元と豆腐の酒蒸し おろしぽん酢で

水菜と白菜とツナのサラダ 人参ドレッシング

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