揚げサンマとゴボウの南蛮酢かけ

【酒の肴・おかず】サンマとゴボウを揚げて、南蛮漬けの合わせ酢をかけるだけ!さっぱり味の中にコクがあってグイグイ食が進む味!

小骨まで食べられるさっぱり!秋刀魚料理

サンマの季節ですね。

やはり塩焼が旨いのですが、こんなサンマ料理のアレンジも、いかがですか?…

佐藤 周生です。

今回は、

「揚げサンマとゴボウの南蛮酢かけ」

を伝授します。

サンマ料理と言えば、冒頭でも言いましたように「塩焼き」がシンプルでサンマ、そのまんまの味を楽しめます…

別に「サンマ」と「まんま」をかけて、ウケを狙っているわけではありません…

お笑いの街、大阪に20年以上いましたから、この程度でウケるとは思ってませんので(笑)

話がそれましたが「塩焼」意外ですと、刺身、かば焼き、炊き込みごはんなど色々できますが、こんな料理も、さっぱりしているので食べやすくておすすめ…

それが、

「揚げサンマとゴボウの南蛮酢かけ」

サンマのごぼうを唐揚げにして、合わせ酢をかけるだけのシンプルな一品。

程よい酸味と揚げて香ばしくなったサンマの味がマッチして美味!

ちょっと上品なお味…

秋にふさわしい最高のお酒の肴になってくれます。

合わせ酢の「南蛮酢」は、南蛮漬けを作る時に使う合わせ酢ですが、今回は酸味を抑えてあるので、酸っぱい系が苦手な方にも食べて頂ける…

そして、この料理のポイントは、小骨も骨ごと食べられる。

サンマの小骨はお腹の部分に多いのですが、そのお腹の部分もしっかり揚げるので、骨がやわらかくなるのですね。

弱火でじっくり揚げることで、骨まで食べられる…

じっくりと言っても10分程度なので、長くはありません。

ただ、これ、”小骨だけ”で、中骨までやわらかくならないので、中骨は取り除いて食べて頂きたい。

でも小骨が食べられれば、結構”ガブッ”とかぶり付けるので、それだけで食べやくなると思います。

それと、ゴボウは揚げると風味が増して美味しく、歯ごたえと共に楽しめますし、サンマとよく合う。

で、この料理、アジで作ったことがあるのですが、サンマのほうがサンマ独特の風味があって、美味しく感じました…

ゴボウがおいしくなる、ちょっとした下準備…

レシピでお伝えしているので、見て下さい!
↓↓

【材料】(1人前)
サンマ…1本
ゴボウ…1/6本(30g)
刻みネギ…少量
醤油…小さじ1杯
片栗粉…適量
油…150ccくらい
(フライパンの1cmの高さまで)

【南蛮酢】
水…大さじ1杯と半分
酢…大さじ1/2杯
みりん…大さじ1杯
粉カツオ節…小さじ1杯
生姜スライス…輪切り(小)3~4枚

1、サンマは、流水で表面をしっかり洗います。(汚れ取り)
2、水気を拭き取って、頭・尾を切り落とし、胴体を3等分に切ります。
3、菜箸などで、内臓を押し出して取り除きます。続けて流水で腹の中をよく洗います。

(3つとも同じように)
4、水気を拭き取ります。
5、5mm間隔で両面に切り込みを入れます。

(骨に当たる深さまで切り込む)
6、軽く塩(分量外)をふって、20分置きます。

(臭み抜き、旨味引き出す)

※この作業ははぶいてもOK。
7、ごぼう(1/3)は、4cmの長さの乱切りにします。
8、切った牛蒡をボウルなどに入れ、濃口醤油(小2)をかけて混ぜ、下味を付けます

(10分置く)
9、刻みネギを仕込みます。

青ネギ(1本)を斜めに細く刻みます。(3.5cmの長さに)
10、水に浸けてササっとすすぎ洗いし、水気をきります。
11、生姜は、皮を剥いて2mm厚の薄切り(3枚)にします。
12、【南蛮酢】を合わせます。

鍋に水(大1と半)、酢(大1/2)、みりん(大1)、粉カツオ節(小1)、淡口醤油(大1/2)、入れて混ぜ、生姜スライスも加えます。
 
火は付けず、このまま置いておきます。(出来上がりの直前に沸かしてかける)
13、ゴボウの水分(しょう油)を拭き取り、片栗粉をまぶして全体に粉が付くようにします。
14、サンマも水分(臭み)を拭き取って、片栗粉をまぶします。
15、油(約150cc)をフライパンに入れ、”弱火”にかけます。

(フライパンの1cmの高さになる量)
16、30秒ほど熱したら、弱火のままサンマを入れます。

(高温になる前に入れる)
17、ゴボウも入れます。
18、サンマは4分ほど揚げたところで裏返します。(弱火のまま)
19、ゴボウは、爪楊枝などでさして軟らかくなった時点で、取り出します。

(ゴボウは、このままでも美味しいです)
20、反対面も4分揚げたら、ここから中火にして温度を上げ、さらに1分揚げます。

(両面30秒づつ)
21、表面が”カラッ”となったら、取り出します。
22、器に盛ります。

サンマは、2カン縦並びにして上に1カンをのせ、周りにゴボウを2カンづつ盛ります。
23、【南蛮酢】を中火にかけます。

沸騰寸前で火を止めます。
24、サンマとゴボウにかけます。
25、刻みネギをのせて完成です。

南蛮酢にたっぷり絡めながら食べて下さい。

中骨以外の小骨はやわらかくなっているので、骨ごと食べることができます。

アジ、イワシ、サバなどの臭みが強めの魚に合う調理法で、応用もできますので、是非作ってみて下さい。

※野菜は、イモ類、レンコン、人参、かぶなどで代用できます。

板前風!秋なすの煮浸し

【フライパンで簡単】手羽先の塩酒蒸し

関連記事

  1. 本場!鹿児島さつま汁

    お母ちゃん直伝!本場、鹿児島さつま汁佐藤 周生です。私の母親は、九州、鹿児島、宮城(みやの…

  2. カリッ!カリ、れんこんチップ

    「カリカリに揚げる方法」佐藤です。今回で、ひとまず野菜料理の伝授を終了します。…

  3. 鯛のきな粉竜田揚げ

    【きな粉で香ばし!変わり揚げ】健幸料理家・健幸アドバイザー 佐藤周生です。今回は「…

  4. 驚愕!の塩フライドチキンとは?

    『白ぶどう酒香る!塩味ベースのガッツリ!鶏もも肉のジューシー唐揚げ』佐藤です。今回…

  5. ごぼうガッツリ!鶏つくねの柳川風

    「食物せんいガッツリの柳川風」佐藤です。今回は、「食物せんいがしっかり摂れる、ごぼ…

  6. 究極のきんぴら牛蒡(前半)

    究極の”キンピラ”!!胡麻まみれの牛肉とレンコンごぼう金平佐藤です。今回は、あなた…

  7. 豪快!焼き白菜の香味肉たれ

    『【消化負担を軽減】白菜でこんな料理もできます!』健幸料理家・健幸アドバイザー 佐藤周生で…

  8. ぷりフワ食感!豆腐えびカツ

    「冷凍に負けない手作りえびカツ!」佐藤 周生です。料理人の「まかない」って常に手作…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最新記事

カテゴリー一覧

厳選レシピ&健康情報

2025年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
PAGE TOP