鶏の旨みがしみ込む煮物
佐藤です。
私は、気の弱い人間です。
汚い言葉、非道徳な文章、下品な言い回しで、あなたに料理を伝授していますが、実は、ちょっと傷つく言葉を言われるだけで凹みます…
些細なことで動揺します。
今でも、お客さんからのクレームを間接的に言われるだけで、2,3日落ち込みます。
気が弱くなった訳は…
子どもの頃から母親に怒鳴られ続けたからかも知れません。
小学生の時、近所の悪ガキに毎日イジメられたからかもしれません。
親友だと思っていた友達に嫌がらせをされたからかもしれません。
が、本当のところは分かりません。
ちょっと傷つく事を言われるだけで動揺する自分が嫌いです。
威張って、人を傷つけるヤツはもっと嫌いです。
料理の道に入ってからは仕事ができず、おやっさん(料理のお師匠さん)に怒られまくり、「俺は駄目な人間だ…」と毎日頭の中で繰り返しているうちに「鬱」になりました。
「鬱」から何とか脱出した後は、私を傷つけたヤツの事を思い出し、怒りがこみ上げ「死んだらええのに…」と思うことも多々ありました。
そんな心の狭いちっぽけな人間です。
ちっぽけな人間ですが…
料理だけは自信もって作れるようになりました。
”料理を作ること”が大好きな私は、20年以上作り続けて来たので、お客さんに「旨い!」と言わせられますし、人に教えてあげることもできるようになりました。
『続けること』は力になります。
あなたも週に1回でも料理作り続けていけば必ず今より上達します。
冷蔵庫の残り物でパパッと料理ができるようになります。
私がお伝えしている料理の知識が役に立つと思います。
たまには、面倒な料理にも挑戦してみて下さい。
さらに上達します。
今回は、私が20年以上料理を作り続けてきたから習得できた、煮物を伝授します。
ネット上に散乱する料理ブログをいくら閲覧しても知ることができない煮物です。
少し面倒な作業もありますが、基本的な煮物の1つなので、知って得はしても損はしません。
食材は、これから旬の「かぶら」です。
「かぶら」は焚くと軟らかくなり、大根とは違う独特ないい香りが楽します。
このかぶらに香ばしさと旨みを滲み込ますため「鶏もも肉」を炙って煮込みます。
さらに旨味を滲み込ますため出し昆布を多めに入れて焚きます。
何度も何度も味見をしたくなるほど”旨味”が出ている煮物です。
では、作り方です!
↓↓
【材料】 (1人前)
小かぶら…5個
鶏もも肉…150g
出し昆布…5g
●”煮汁”
水…600cc
酒(清酒)…50cc
みりん…50cc
淡口醤油…50cc
砂糖…5g
粉かつお節…小さじ1杯
米の研ぎ汁…500ccくらい
時間に余裕のある時、作ってみて下さい!
1日冷蔵庫に寝かせると、完全に味がしみ込んで最高に美味しく食べられます。
その際は、必ず冷めてから冷蔵庫に保存してください。
熱いまま保存すると、腐敗します…
作ってみてください!
レシピも健康セミナーも、興味深く拝見しています。今日は、かぶの料理を全部見ましたが、どれも厚く皮を剥くということが条件のようですね。それで、「無駄はいけない」が刷り込まれている主婦からの質問です。厚く剥いたかぶの皮は、どうするのですか? 捨てるのですか? 何か活用する方法がありませんか? 柔らかく煮て、みそ汁とか、だめでしょうか?