【菜っ葉の作り置き料理、最適な方法とは…】
健幸料理家 佐藤周生です。
今回は、
「作り置き副菜におすすめの野菜煮物」
を伝授します。
春の野菜といえば、たけのことか、一寸豆などを思い浮かべますが、菜っ葉類の中にも春野菜があるんですね。
例えば、三つ葉、せり、青梗菜、明日葉など。
こういった菜っ葉。
菜っ葉類は、和え物や煮物で使いやすので、作り置きの副菜には最適。
今回、今回そんな春の菜っ葉でおすすめしたいのは、
『しろ菜』
しろ菜は、ハクサイの仲間です。
ハクサイを巻かずに真っすぐ伸ばしたような葉野菜。
関西圏で食べられることが多いようなので、食べたことが無い方もいるかもしれませんね。
栄養的にはベータカロテンを含み、カリウムなどのミネラルも多いです。
3月くらいから採れ出して5月〜8月が一番の旬
なので、この時期に使えば、旬の料理になりますね。
ですが、地方によっては最近、通年出回るようになってきてます。
ということで、「しろ菜」おすすめの調理法は、
「炒め煮」。
『しろ菜と豚肉のあっさり炒め煮』です。
しろ菜と豚肉をササッと炒めて、あっさり味の煮汁で数分焚くだけ。
菜っ葉類は、熱の通りが早い野菜なので、短時間で仕上げる「炒め煮」は最適。
調理時間も短くて作れるので結構、楽チンなんです。
作り置きを前提すると、豚肉は脂分が少ない部位を使うほうがおすすめ。
脂分は冷めると固まって脂っぽくなり、食べにくいですからね…
これ、出来立ても美味しいですが、できれば時間を置くほど、味が滲みてさらに美味しくなります。
私、『しろ菜と豚肉のあっさり炒め煮』を大量に作ってタッパに入れて冷蔵保存したのですが、冷蔵庫の奥にしまい込んだので、忘れてしまい食べたのが2日後…
2日も置くとめちゃめちゃ味が滲みていて旨い!
ご飯の上に乗せて、かき込みながら食べました。
が、多く作り過ぎて、あと3日分くらい残ってます…(笑)
この料理、"黄金比率の煮汁"で作れば、簡単に美味しくできます!
レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(3〜4人前、3〜4日分)
しろ菜…1束(450g)
豚肉ローススライス…100g
(小間切れ、もも肉がおすすめ)
人参…1/8本(30g)
(飾り用)
【煮汁】
割合「だし10:みりん2:薄口醤油1」
水…300cc
みりん…大さじ4杯
薄口醤油…大さじ2杯
酒大さじ…1/2杯
粉カツオ節…小さじ2杯
ホウレンソウや小松菜で作っても美味しいです。
菜っ葉類と豚肉を買って、是非、やってみて下さい。
この記事へのコメントはありません。