やわふわっ!鶏のつくね鍋

【鍋】この手間なし!「肉だんご鍋」なら、手作りでも面倒に感じずに作れます!肉だんごの旨味が溶け出た鍋だしは美味です!

肉からだしに旨味が!

佐藤です。

今回は、
「肉だんごの鍋、鶏のつくね鍋」
伝授します。

鍋の”肉だんご”を手作り…となると
「ちょっと面倒だな」と感じる方が大半
だと思います。

確かに、挽肉にとろろ芋や調味料など
加えて練って、形よく丸めて、茹でて、

それでやっと「だんご」なる…

この工程を聞くと手間だなと思いますよね。

ですが、

今回のお伝えする肉だんごの作り方は、
少し手間を省いて簡単に!

この「3つのズボラ技」を取り入れれば
いいのです。

1つ目、「とろろ芋を入れない…」

とろろ芋を加えると、食感がふわっと
なって軟らかくなるのですが、
これ入れません…

山芋をすりおろすのが面倒…
これを省きます。

挽肉に加えるのは、調味料と卵だけ。

挽肉に対しての卵の量を増やすことで
軟らかくてふわっとした”だんご”に
できるのですね。

「やわふわっ!」の肉だんごになる。

2つ目は、
「”形よく丸める”にこだわらない」

ある程度”だんごっぽく”見えればOK…

スプーンですくい取るだけでいいのです。

これなら、ちょっと丸まった形になるので
少し表面を丸く整える程度でOK。

1個1個、丁寧に形を綺麗に整える手間が
かからないです…

最後、3つ目はこれ!

「ゆで汁を鍋だしに!」

通常、肉だんごを作る時はだんごだけを
お湯(昆布湯)で茹でて作ります。

鍋を作るのと別作業。
鍋だしを別に作る必要があります。

ここが、手間…

ですが、これをひとまとめに。

肉だんごを茹でたら、そのゆで汁に
調味料を加えて「鍋だし」にします。

これなら、肉だんごの旨味がゆで汁に
出ていますから、
わざわざ”カツオ昆布だし”を使って
鍋だしを作る必要がない…

ゆで汁が「鍋だし」に変わるので、ここ
でも、ひと手間省けるわけです。

このように「3つのズボラ技」を活用
すれば、肉だんごを手作りしても
それほど面倒ではなくなります。

多分、「思ったより簡単…」と感じて
貰えるはずです。

以前、ある男性の読者さんにこの方法
をお伝えしたら、

「肉だんごの鍋って意外と簡単ですね。
「しかも、鍋のだしがすごく美味しかったです!」

とお礼のメールを頂いたことがあります。

いつもレシピを見ているだけの方…
今回は、「騙された」と思って挑戦して
みて欲しいです!

”やわふわっ!”食感の肉だんご、だしも
旨味が濃く、

間違くなく美味しいと言わせる自信が
あります!

詳しいレシピは、こちら↓↓

【材料】(1人前)
白菜…大1枚(150g)
しめじ…1/6P
三つ葉…1/4束
もめん豆腐…1/3丁(100g)
だし昆布…4cm大を1枚

【肉だんご】(2人前)(2回分)
鶏もも挽肉…100g
塩…小さじ1/3
酒、みりん、淡口醤油 …各小さじ2杯
卵…1個
おろし生姜…小さじ1杯

【鍋だし】割合「だし(水)12:みりん1:淡口醤油1」+酒0.5
水…550cc(煮詰まって減る量を足してあります)
みりん…30cc(大さじ2杯)
淡口醤油…30cc(大さじ2杯)
酒…15cc(大さじ1杯)
だし昆布…5cm角1枚

1、つくね(肉だんご)を作ります。
ボウルに挽肉を入れ、塩(小1/3)を加えて、粘りが出るまで混ぜます。

2、 粘りが出たら、酒、みりん、淡口醤油(各小2)、おろし生姜(小1)を
加えて混ぜます。

※調味料を一度に全部入れると、均等に混ざらないので各調味料を入れるごとに
混ぜ、しっかり混ざったら次の調味料を入れて下さい。

3、卵も加えて混ぜたら、肉だんごベースの出来上がり。

4、小鍋に水(550cc)を入れ、だし昆布(4cm角1枚)も入れ中火にかけます。

5、肉だんごベースを12個分のだんごにするので、大まかに6等分に分けます。

(このあと、1/6を2つに分けて1個にします)

6、ゴムベラやしゃもじなどに1/6の半分を取って、俵型に近い形に整え、
鍋に入れていきます。(大体丸まっていればOK)

7、スプーンで上手くできそうなら、ゴムベラ無しでスプーンだけでやってみて
下さい。

8、スムーズにだんごを作る”コツ”は、スプーンを水に付ける。

濡らしてだんごベースをすくうことでスプーンに肉がくっ付きにくくなります…

9、全部入れたら、強火に。
(この段階では、だしは濁ってますがアクを取ると半透明になります)

10、アクを素早くすくい取り、沸騰してきたら中火に戻します。

11、アクをしっかり取れば、焚いているうちに半透明のだしになります。
(※アクの取り方が甘いと見た目も味も濁ってしまいます…)

12、肉だんごがプカプカ浮いたら、熱が通っているので(5分茹でる)、一度
ボウルなどに崩れないように取り出します。

※鍋の火は、止めておきます。

13、他の食材を切ります。

豆腐(1/3丁)は、3~4等分に切ります。

14、白菜は、3~6cmの幅で切ります。(茎は小さく、葉は大きく切る)

15、しめじ(1/6P)は、根元を切り落とし、3等分に裂いておきます。

16、三つ葉は、根元を切り落とし、洗って半分に切り、束ねてさらに半分に
切ります。(5~6cm幅)

17、「鍋だし」を作ります。
鍋を再び中火にかけ、 だんごのゆで汁にみりん、淡口醤油(各大2) 、
酒(大1)を加えます。

18、沸騰してきたら、白菜の茎、豆腐を入れて焚きます。再度沸騰したら
中火に。

19、白菜の茎が少し軟らかくなったら、白菜の葉、しめじ、三つ葉も加え、
肉だんごも戻します。

※肉だんごは、量が多いので半分は冷凍保存してもOK。

20、3~4分ほど焚いて、野菜が軟らかくなったら完成です。(肉だんごは、
温まればOK)

やってみればわかりますが、鍋の肉だんごは、それほど難しくないですし、
さほど面倒に感じないと思います。

ですので、まだ『手作りの鶏つくね鍋』を「作ったことがない」という場合は、
是非挑戦してみて下さい。

「意外と簡単だな…」と感じて頂けると思います。

まずは、肉だんごにする挽肉を買って来て下さい。
コクが出て美味しい「もも肉の挽肉」がおすすめです!

白菜と挽肉の餡かけ丼

寒ブリの塩ねぎま焼き

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