牡蠣をあっさり味にするとなぜ美味しくなるのか?
佐藤です。
冬と言えば、これ!
今回は、「牡蠣の簡単鍋」を伝授します。
牡蠣の料理と言えば、「牡蠣の土手焼き」が有名ですね。
味噌で煮込むと旨い!
私、あの美味しさの秘密は牡蠣の風味にあると思っています。
牡蠣独特の風味…
牡蠣の香りってなんとなく分かるでしょうか?
もちろん牡蠣から出る旨味エキスも牡蠣料理が美味しくなる要素だと思いますが、人は、まず料理の香りを一番に感じますから、その香りで脳が美味しさの判断をするわけです。
なので、極論、味がちょっと悪くても、いい香りを加えれば、味を誤魔化すことができちゃう…
例えば、コロッケの手作り。
そうそう不味くなることは無い料理ですが、潰したジャガイモにハーブの”ローズマリー”を加えるだけでプロの味に変わるのですね。
一度やってみて下さい、かなり変わります。
香りってそれくらい重要。
なので、牡蠣も風味を生かしてあげるような料理なら一段と美味しく感じる。
そこで、おすすめがこの鍋!
「牡蠣ときのこの生姜だし鍋」
鍋だしを合わせ、牡蠣とえのき、しめじ、ひら茸のきのこ3種を入れて焚くだけ。
その鍋だしがあっさり味なので、牡蠣の風味が活きる。
ですが、その風味には貝類独特の生臭さみたいな臭いもあるので、これを「生姜」を加えて抑える…
生姜の香りも加わって、簡単なのに最高に旨い牡蠣鍋が味わえます。
また、生姜の効果で、体の芯からぽかぽか温まる…
牡蠣からもいろんな栄養素が出てきますから、「健康鍋」とも言えますね。
私、これ、贅沢に朝飯で作って食べました(笑)
至福のひととき…
朝、体冷えてますから、温まって仕事に集中できました。
レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
牡蠣(加熱用)…8カンくらい(150g)
大根おろし…少量
白菜…大1枚(150g)
えのき…1/6束(30g)
ひら茸…1/4P(30g)
しめじ…1/6P(40g)
もめん豆腐…1/3丁(100g)
菊菜…1/5束(20g)
おろし生姜…小さじ1/2杯
【鍋だし】
水…360cc
みりん…大さじ2杯(30cc)
淡口醤油…大さじ2杯(30cc)
粉カツオ節…小さじ2杯
牡蠣は、焚き過ぎると硬くなるので、3分以上焚かないようにして下さい。
(※牡蠣の粒が大きい場合は少し長めに焚く)
生姜でカキの臭みは和らぎ、牡蠣の風味と生姜の風味がマッチします!
牡蠣の代わりにホタテ貝やイカなどでも美味しくできます。
魚なら白身魚がおすすめです。
是非、作ってみて下さい。
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