【万能!大根おろし】
健幸料理家・健幸アドバイザー 佐藤周生です。
今回は、『加熱料理の消化負担を和らげる最も簡単な方法』を伝授します。
私たちが元気なカラダを維持するため、または体調不良や病気を改善するためには、
第9の栄養素である「酵素」が欠かせません。
これについて、詳しくは以下をご覧下さい。
そして、その「酵素」を含まない料理というのが「加熱料理」です。
酵素は48℃以上の熱に弱いため、加熱した料理にほとんど「酵素」は含まれていません。
(※酵素の種類や加熱時間によっては、残っている酵素もある)
酵素を含まない料理を多く食べていると、消化に使われる消化酵素を摂取できないので、消化に負担がかかり、
その影響から体の回復に使われる「代謝酵素」が十分に使えなくなり、自然治癒力が下がってしまいます。
要するに病気や体調不良が改善しにくい体…または病気を予防できない弱い体になってしまうわけです。
ですから、健康のためには日々の食事で「酵素」を摂ること、
そして、加熱食を減らすことが欠かせないわけですね。
とはいえ、
加熱しなければ食べられない食材もありますから、献立で加熱料理をゼロにするのは、なかなか難しいこと…
そこで、おすすめしたいのが、
『加熱料理の消化負担を和らげる最も簡単な方法』
これは特に肉・魚介の加熱料理に最適の方法です。
その方法はズバリ、【大根おろしを添える】です。
・ハンバーグをおろしポン酢で食べる…
・サンマの塩焼きに大根おろしを添える…
・鶏の唐揚げをおろしポン酢で食べる…
おそらく、ほとんどの方がこのような料理を食べたことがあり、肉魚料理と大根おろしをいっしょに食べることで、消化負担が軽減することを聞いたことがあると思います。
ですから、ごく当たり前のことかもしれません。
しかし、これが消化負担を抑えるために最も効果的な方法なのですね。
なぜなら、
大根には、炭水化物・たんぱく質・脂質すべての分解酵素を含むからです。
・炭水化物分解酵素⇒アミラーゼ
・たんぱく質分解酵素⇒プロテアーゼ
・脂質⇒リパーゼ
これらを全部含むため、大根はたんぱく質・脂質を多く含む多い肉・魚料理(加熱料理)の消化負担だけでなく、炭水化物を多く含むごはん・麺類などの消化負担も抑えることができる、万能な酵素摂取源になるということです。
さらに大根の「ジアスターゼ」という消化酵素は、焼き物などの”コゲ”に含む、発ガン性物質の影響を縮小してくれる効果もあります。
また、大根は一年中、手に入りますし、ほとんどの料理と相性が良く、一緒に食べれば美味することできます。
なので、「すりおろし」が手間でなければ、
(※極論、すりおろさなくても、生で食べれば酵素は摂れますが、すりおろすと細胞が激しく壊れるので、多くの酵素を引き出すことができます)
この様に肉魚料理に【大根おろしを添える】というのは、料理の美味しさを高めつつ、消化負担の軽減に非常に簡単で万能な方法になってくれます。
例えば、さばの塩焼きに大根おろしをたっぷり添える食べ方も代表的な1つになりますね。
もちろん、魚の塩焼きに限らず、肉魚の照り焼きや味噌漬け焼き、揚げ物などなど、ほぼどんな肉魚の加熱料理にも、
【大根おろしを添える】方法は有効です。
今後も大根おろしを添えて食べる肉魚料理を伝授していきますので、参考にしてみて下さい。
毎日の食事に身近な大根おろしを取り入れて、消化酵素を摂取し、消化負担を減らして、少しでも自然治癒力を高めていきましょう!
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