春キャベツのチンジャオロース

【おかず】カツオ風味を効かせたチンジャオロースを生の春キャベツと共に食べる!豚肉の旨味とシャキシャキ食感がたまらんおかず一品!

【胃腸の過労死!?】

健幸料理家・健幸アドバイザー 佐藤周生です。

今回は、消化負担を軽減する「斬新な肉料理」を伝授します!

かなりの頻度でお伝えしている、

「消化の負担は、積み重なると健康を害する」というお話…

私たちは朝・昼・晩と食事をします。

1日3回。

例えば、朝7時ごろに朝めし食べて、5時間後の12時ごろに昼飯、7時間後の19時ごろに晩めし…

胃腸に入った食べ物は消化に最大24時間かかります…
(特に肉類は、消化に時間がかかり、負担が大きい)

消化時間は食物の種類によって変わりますから、

平均で6時間と考えても、朝めしの消化が終わったら昼めしが入ってきて、昼めしの消化が終わったと思ったらすぐまた晩めし…

胃や腸はず~っと働き続けてますよね。

晩めし食べ終わるのが20時、そこから消化が終わるのが6時間後の午前2時として、胃腸が休めるのは寝ている間の5~6時間だけ…

肉類をたくさん食べたりすると”休みなし”。(最大24時間かかるから)

これがほぼ毎日…

病気で食欲無いとか、断食でもしない限り、胃腸が完全に休まる日はありませんよね。

私たちも休みなしで働き続けたら、カラダ壊します。

最悪、過労死…

胃腸も同じです。

胃腸に負担をかけ続ければ、食べた物が正常に分解できなくなります。

例えば、

肉類なら、エネルギー・脂肪・たんぱく質などに分解され、さらにたんぱく質なら分子化合物のアミノ酸まで分解されるのが正常な分解です。

しかし、胃腸に負担がかかると、食べた物が分解の途中で止まってしまうわけです。

これを「未消化物」といって、体内では遺物と同じ扱い…

「未消化物」は、小腸で吸収され血管に入ると、血液が異常を起こし、様々な悪害が発生…

いろんな病気に発展します。(初期症状では冷え性)

ですから、普段からできるだけ消化の負担は減らしたほうが、いいわけです。

そのためにできることは、繰り返しお伝えしている、

「食事から酵素を摂る事」

食べ物を分解するのは酵素だから。

基本的に酵素を摂るには「生もの」と「発酵食品」。

手っ取り早いのは”生の野菜”だと思います。

肉のおかずの時は特に、特に、生野菜を意識して食べたほうが良いです。

例えば、「焼サンマ」には大根おろしを添えて食べますよね。

あれは、もちろん美味しくなる効果もありますが、大根の酵素によってサンマのたんぱく質が分解されやすく、

消化の負担を和らげる効果もあるからいっしょに食べるわけです。(コゲの発ガン予防効果もある)

他にも、パイナップルを加えた「酢豚」は、豚肉がやわらかいですよね。

これもパイナップルの酵素で、豚肉のたんぱく質がアミノ酸に分解されているため、体内の消化酵素を多く使わずに済み、消化負担を減らすことができます。

そして、豚肉がアミノ酸に分解されたことで旨味も増加し、美味しくなるわけです。

肉や魚介の料理には「生野菜」を加えてあげることで、消化負担を軽減できるということ。

そこで、今回のおすすめはこんな料理!

『春キャベツのチンジャオロース』

チンジャオロースは豚ロース肉、ピーマン、たけのこの千切りを炒めてオイスターソースの効いたタレを絡める中華料理の定番ですよね。

要は肉のおかず。

この料理だけですと、酵素が摂れないので消化負担が大きい。(たんぱく質は消化しにくい)

そこで「生の春キャベツ」を添える…

キャベツには様々な酵素を含むので、消化負担をやわらげてくれます。

なにより、春キャベツは生でも葉がやわらかく、大きめにざく切りしても食べやすい。

この春キャベツとチンジャオロースを絡めて食べて頂く料理です。

生の野菜はそのままですと食べにくさがありますが、比較的 味が濃いチンジャオロースと絡めれば、春キャベツに味が付いて美味しく食べられます。

私、今回の『春キャベツのチンジャオロース』に限らず、肉料理には何かしら「生やさい」を添えて食べています。

そういう食生活にしてからは、”胃もたれ”が一切無く、以前は食べ過ぎるとお腹が重だるくなることが多かったのですが、

それも全くなくなりました。

やはり、生野菜から摂れる「酵素」の効果は絶大だと感じています。

もちろん、『春キャベツのチンジャオロース』は、消化負担を軽減できる料理というだけでなく、

味的にも自信もっておすすめできます!

レシピ見て下さい。
↓↓

【材料】1~2人前分量備考
豚ロース肉(とんかつ用)120g厚み1cm弱
春キャベツ1/6コ(150g)
ピーマン(中)3コ(100g)
たけのこ(水煮)50g
長ネギ1/3本(15cm分)
胡麻油大さじ1杯
【下味用】分量備考
1つまみ
コショウ少々
小さじ1杯
濃口しょう油小さじ1杯
片栗粉大さじ1杯と1/2杯
【タレ】分量備考
みりん大さじ2杯
濃口しょう油大さじ1杯と1/2杯
オイスターソース小さじ1杯
大さじ1杯
粉カツオ節小さじ1杯
おろしにんにく1片分
1、豚ロース肉の下準備。

豚ロース肉は、5mm幅で切ります。
2、切った豚ロース肉をボウルに入れ、塩(1つまみ)、コショウ(少々)、酒・濃口しょう油(各小1)を加え、

豚肉に絡めて15分ほどおいておきます。
3、キャベツ(1/6コ)は、すすぎ洗いして水気をきり、

4cm角に切ります。茎の部分は2mm幅の薄切りに。
4、ピーマンは2等分してタネを抜き、4cmの長さ、3mm幅で切ります。
5、たけのこ水煮も、4cmの長さ、3mm幅で切ります。

※3mm幅の円柱型に切る。
6、長ねぎ(1/3本)は、10本ほど縦に切込みを入れ、粗みじん切りにします。
7、チンジャオロースの【タレ】を作ります。

ボウルにみりん(大2)、濃口しょう油(大1と1/2)、オイスターソース(小1)、水(大1)、粉カツオ節(小1)、おろしにんにく(1片分)を合わせ、よく混ぜておきます。
8、下味を付けた豚ロース肉に片栗粉(大1と1/2)をまぶしておきます。
9、フライパンを強火で40秒熱し、胡麻油(大1)を敷いて、豚ロース肉を入れます。

中火にして炒めます。
10、豚ロース肉の色が全体に変わったら(赤い部分がなくなったら)、ピーマン、たけのこを加えて炒めます。(中火)
11、ピーマンが少しやわらかくなったら、長ねぎを加えて炒めます。
12、長ねぎが全体に混ざったら【タレ】を加えて絡めます。
13、【タレ】が全体に絡まり、とろみが付いたら出来上がり!火を止めます。
14、大きめの平皿に春キャベツを平らに敷きます。
15、中央に(13、)を小高く盛ります。
16、完成です!

少し粉山椒をふると風味が増して美味しいです。

春キャベツとチンジャオロースを絡めながら食べて下さい。

豚肉の旨味とピーマン・たけのこの歯ごたえ、

春キャベツのフレッシュなシャキシャキ食感が楽します。

キャベツの酵素で消化負担も軽減します!

是非、作ってみて下さい。

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