豚バラ肉と玉ねぎのガーリックしょう油炒め

「肉の臭みを抑制する簡単”タレ”を暴露!」

佐藤です。

今回は、「簡単!肉の酒のあて」を伝授します。

豚肉、特に豚バラ肉が好きな方ならわかって頂けると思いますが、”焼く”が一番旨い調理法だと思います。

シンプルに焼くだけ。

例えば、「焼肉屋」。

バラ肉を”焼くだけ”、ちょっとタレにつけるだけで美味しく食べられます。

焼き鳥屋さんの豚バラ串焼きも捨てがたい。

串焼きならタレ焼きより、塩焼き。

これはほんとに旨いです。

直火で焼く、炙り焼きならもっと最高ですね。

”焼く”と香ばしくなり、豚肉特有の臭みも和らぎます。

豚肉は部位によって味の感じ方が違います。

旨味を強く感じるのは、モモ肉。

コクと味とのバランスがよく、味わい深いのが、ロース肉や肩ロース肉。

で、強く後味のコクを感じるのが、脂分の多い”バラ肉”です。

なので、豚バラ肉は野菜とあわせて炒めれば、脂のコクが野菜に移植。

美味しく食べれるわけです。

脂分の多い、バラ肉を敬遠される方も多いかもしれませんが、強いコクを味わうという点では、たまには食事に取り入れてもいいのではないかと思います。

で、おすすめしたいのが、「豚バラ肉と玉ねぎのガーリックしょう油炒め」

ニンニク、玉ねぎ、豚バラ肉をフライパンで炒め、

みりんと濃口しょう油を合わせただけの”簡単しょう油タレ”で絡めるだけ。

ガーリックの香りがたまらなく食欲を刺激します。

濃い味の”簡単しょう油タレ”が、豚バラ肉の脂っぽさ抑えバランスのよい味わいにしてくれます。

酒のアテにベストマッチです。

”簡単しょう油タレ”は私が大阪で最後に働いた居酒屋で伝授された炒め物専用の「タレ」。

これ、特にホルモン系(内臓系)の肉に合う”タレ”です。

鶏肉のズリ、レバー、豚肉、牛肉のタン、ホルモンなど・・・

濃い味なので、臭みを抑えられます。

当時メニューにあった「砂ズリと芽ニンニクのガーリックしょう油焼き」は、良く売れたのを記憶してます。

お店のタレの割合が暴露されたレシピをすぐに見ておいて下さい。
↓↓

【材料】 (1人前)
豚バラ肉(5~6cm幅、厚切り)スライス・・・100g(6~7枚)
(焼肉用にカットされたもの)
玉ねぎ・・・1/4個(50g)
ニンニク・・・1片
刻みネギ・・・適量

《特製タレ》
(みりん1:濃い口しょうゆ1の割合)
みりん・・・15cc(大さじ1杯)
濃口しょう油・・・15cc(大さじ1杯)

1、玉ねぎは、1cm幅の櫛型(くしがた)に切ります。
 
2~3つにばらして、内側を上に向けて1cm幅で切って下さい。
 
(櫛型とは 髪をとく「櫛」の形のことです。下の部分が水平で上部分にゆるやかな丸みをもった山の形)
2、ニンニクは皮を剥いて、1mm幅でスライスします。(輪切り)
3、ボウルにみりん・濃口しょう油(各大さじ1杯)を合わせておきます。
4、フライパンを強火で熱し、熱くなったら豚バラ肉を入れます。

(油は敷きません、豚バラ肉から出る脂で焼きます)

できるだけ、重ならないよう広げて入れます。
 
強火のまま、片面30秒づつ焼きます。

(少しキツネ色の焼き色が付くくらい、焼きすぎると堅くなりますし、タレを入れた時にも加熱されるので)
5、焼けたら、お皿などに取り出します。
6、フライパンは洗わず、玉ねぎ、ニンニクを入れます。

すぐに弱火にして玉ねぎが、少し軟らかくなるまで炒めます。
 
(フライパンに残った豚肉の脂で玉ねぎを炒める感じです、油が少ないと感じた場合は、胡麻油などを少量加えてください) 
7、玉ねぎが少ししんなり軟らかくなったら、豚肉をフライパンに戻し、(3、)のタレを加えます。
 
全体に絡めながら、30秒煮詰めたら出来上がり!
8、器に玉ねぎ、ニンニクを盛り、その上に豚バラ肉を並べて盛ります。

タレを全体にかけ、刻みネギをのせたら完成です!

「豚バラ肉と玉ねぎのガーリックしょう油炒め」は、焼くだけでできる簡単「肉の酒のあて」です。

ガーリックしょう油焼きは、臭みのあるタン、ホルモン、ズリ、肝などに向いています。

毎回、ニンニクをスライスするのが面倒な場合は、ニンニクをすりおろして、濃口しょう油、みりんと混ぜ合わせ容器など入れ、多めに作りおきしてもOKです。

冷蔵保存すれば、2週間以上日持ちします。

鍋で一度加熱(沸騰)しておけば、常温保存も可能です。

是非!作ってみてください。

苦痛な「洗い物」から脱却する方法

丸ごと玉ねぎの肉みそ田楽

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