濃い味をさっぱりさせる「味付け味噌」とは?
佐藤です。
今回は、
「梅みそを使った鶏のみそ焼き」
を伝授します。
「味噌焼き」というと、魚や肉をみそ床に漬け込んで焼いたり、味付けした味噌を塗って焼く場合もあります。
どちらの調理法でも美味しいのが、「味噌焼き」ですが、これ、味噌が比較的濃い味なので、食べているとちょっとしつこく感じる場合もある….
そこで、おすすめしたいのが、
「梅みそ」
味噌焼き用の味噌に叩いて細かくした梅干しを混ぜるだけなのですが、梅の酸味でしつこい味噌味がさっぱりする。
後味がスッキリするのですね。
なので、食べ終わっても口の中がコテコテしない…
この「梅みそ」で、味噌焼きを作れば、まだ暑さが続くこの時期にピッタリの一品になってくれます。
で、こういった「味付け味噌」は、どんな味噌を使うかで、すごく味が変わる…
・塩気の濃い味噌なのか?
・甘みの強い味噌なのか?
多くのみそ料理レシピには、その記載が無いです。
なので、私のレシピでは出来るだけ同じ味に作れるように、味噌の種類も記載するようにしています。
今回の【梅みそ】で使う味噌は「麦みそ」麦みそは、甘みが強いので今回のような味付け味噌に合います。
もし、麦みそ以外の味噌を使う場合は甘みを増減させて下さい。
多くの場合、塩気が濃い味噌をお使いだと思いますので、甘み(みりん)の量を増やして調節して頂きたい。
で、この「梅みそ」でおすすめ料理は、
『鶏もも肉の梅みそ焼き』
梅みそが鶏の脂っこさを抑えて、しっかりした味でありながら、後味がスッキリする肉の焼きものです。
今回は、あしらい(口直しの野菜)にも梅みそを使っています。
もろ胡瓜みたいな使い方もできる「梅みそ」のレシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
鶏もも肉…1枚(250~300g)
長芋…輪切り1.5cm(40g)
塩…少量
つぶ胡麻(飾り用)…少々
【梅味噌】(4~5回分)
麦味噌…100g
梅干し(大)…2コ
みりん…大さじ2杯
(信州みそなど濃い味噌を使う場合は、みりんを大さじ3~4にして下さい)
粉カツオ節…小さじ1杯



(片面焼きグリルの場合は、裏(身)7分⇒表(皮)5分の順で焼く)

梅干し(2コ)のタネを取りだし、タネから実を綺麗にそぎ取ります。








平皿に盛ります。


仕上げに鶏肉につぶ胡麻をふって完成です!
豚肉でも美味しくできます。
梅みそは、胡瓜やセロリ、大根、人参、キャベツなどに付けながら食べても美味しいです。
是非、作ってみて下さい。
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