お客さんを喜ばせる「冷たいネバネバ」
佐藤です。
今回は、
「モロヘイヤと長芋を使った簡単ネバネバ料理」を伝授します。
モロヘイヤは、かなり栄養価が高いことはよく知られているのでここでは詳しく説明しませんが、7月、8月が旬で、別名を「ナガミツナソ」とか「タイワンツナソ」といったりします。
「モロヘイヤ」という名は、エジプトでの呼び名だそうで、アラビア語で「王家の野菜」の意味があるとか…
昔のエジプトでは、「王族しかモロヘイヤを食べてはいけません!」となっていたそうです。
希少価値の高い野菜だったということですね。
今回は、そんなモロヘイヤを使った簡単な野菜料理、
「モロヘイヤと長芋のネバネバ旨だし和え」
をご紹介。
モロヘイヤをササっと茹でて叩いて、切った長芋と混ぜ、合わせだしをかけるだけの簡単一品です。
モロヘイヤも長芋もネバネバ食感を楽しめる野菜、そのネバネバが食物繊維だったりで健康的な料理になってくれます。
美味しく食べるポイントは、「よく冷やしておく」ですね。
私、料理人現役の頃は、この料理を付き出しでよく作ってました。
器に盛って冷蔵庫でキンキンに冷やしておく…
暑さに耐えながら、店に来てくれたお客さんに提供すると、
「冷たくてさっぱりする!」
と喜んでくれるわけです。
作る側も作り置きできて、すぐ提供できるので楽チン。
メリットの多い一品でした。
作り方、簡単なのでレシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(1~2人前)
モロヘイヤ…1束(100g)
長芋(小)…1/6本(100g)
削りカツオ節…少々
【合わせだし】
水…大さじ5杯(75cc)
みりん…大さじ1杯
濃口醤油…大さじ1杯
粉カツオ節…小さじ1杯

鍋に水(大5)、みりん・濃口醤油(各大1)、粉カツオ節(小1)を入れて強火にかけます。



太い茎から葉をちぎり取り、葉についている細い茎もちぎり取ります。


浮いている葉を菜箸で湯の中に押し込み、葉の色が変わってさらに10秒ほど茹でます。



(葉が潰れない程度に手で押さえて水分を出す)


皮を剥いて、縦半分に切り、3mm幅くらいで薄切りにします。

切れたらボウルに入れます。





(上からかけると見た目が悪くなるので)

合わせだしと混ぜながら食べて下さい。
(味が薄く感じたら合わせだしを足して下さい)
簡単にできるちょっと上品なネバネバ野菜の健康的な副菜一品です。
是非、作ってみて下さい。
【追伸】
こちら↓のモロヘイヤ料理もおすすめです。
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