【なってからじゃ遅い!今こそ夏バテ防止対策!サバ缶の簡単一品】
健幸料理家 佐藤周生です。
梅雨明けした地域もあるようですが、さらに暑さが増すこの時期…
ビールに欠かせない「酒の肴」がパパっと作れるといいですよね。
今回は、「サバ缶で簡単!ちょっと濃い味でビールに合う和え物」を伝授します。
「まだ、夏バテは無いだろ」と油断していませんか?
梅雨明け後は暑さも強くなり、一気に体力を消耗しますから、油断禁物…
今から意識し、猛暑に対応できる体をある程度作っておいたほうが良いです。
その防止策として、やはり普段の食事で栄養素を摂っておくことが重要。
その方法の1つに「さば缶」がおすすめ。(食べ過ぎは消化負担になるので、たまにでOK)
「さば缶」は骨ごと食べられる分、生のサバよりカルシウムなどの「ミネラル」、DHA・EPAの不飽和脂肪酸などが多く摂れます。
煮汁も摂った場合、カルシウムは生の鯖の40倍(6mg⇒260mg)、DHAは970mg⇒1300mg、EPAは690mg⇒930mgと約3割増しで多く摂れる…(すべて吸収できるとは限りませんが)
で、長時間の暑さは、体内のミネラルをかなり消耗しますから、夏バテ防止の手軽に摂れる栄養素補給源として「さば缶」は結構おすすめ…ということです。
また、そのまま食べても美味しいサバ缶ですが、ちょっと野菜など加えるだけで栄養価も高まります。
そこで、おすすめの一品がこれ!
「さばとニラの胡麻醤油和え」
ニラをフライパンでササっと油炒めにしえて冷まし、ほぐしたのサバの身(水煮のサバ缶)、【胡麻しょう油ダレ】と和えるだけ…
ほとんど手間なし。
パパっと「酒の肴」が作れるわけです。
胡麻醤油ダレの香りとニラの風味がサバ独特の魚臭さを抑え、サバの旨味を強く引き出し、少し濃い味ですが、バランスの良い味で楽しんで頂けます。
で、ニラには、サバに含まない栄養素を豊富に含んでますから、栄養補助の役目に…
特に辛味成分アリシンは、免疫にも大きく関わっていますし、殺菌力がありますから、食中毒の防止にも一役買ってくれます。(アリシンは油と合わせることで損失率が下がります)
また、ニラにはビタミン類も豊富でβカロテンやビタミンEは強力な抗酸化作用に。
老化の原因となる「活性酸素」の働きを抑え、血管や細胞の損傷を防ぎます。
それから、ビタミンの「葉酸」が不足すると「ヘモグロビン量」が低下し、細胞への酸素供給も低下…
貧血、立ち眩み、ふらつきなどに繋がるのですが、ニラにはその「葉酸」も多く、ヘモグロビン不足をを防止し、全身の細胞に酸素がしっかり届き、夏バテ防止、体調維持に繋がります…
私、「さばとニラの胡麻醤油和え」をビールのアテにしながら、その時の食事のメインにしていた「ぶっかけだしの冷し蕎麦」のトッピングにも加えました。
そんな使い方もできるので、是非試して欲しいです。
レシピ見て下さい!
↓↓
【材料】(2~3人前)
サバ缶水煮…1缶
ニラ…1束
粒胡麻(飾り用)…少々
【胡麻しょう油タレ】
胡麻油…大さじ1杯(15cc)
濃口醤油…大さじ1/2杯(8cc)
すり胡麻…大さじ1杯
「サバ缶」で簡単に作れる、和え物一品。
酒の肴やめん類などのトッピングにも使えますし、1週間ほど日持ちするので多めに作り置きしてもOK。
ごはんの”お供”にもなります。
是非、サバ缶、ニラを揃えて作ってみて下さい。
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