「ズボラでも旨いとん平焼き!」
鉄板焼き専門の特別な技術なんかいりません。
「誰でも早くカンタンにできるズボラな料理なのに旨い!とん平焼き」を伝授します。
佐藤 周生です。
この料理、作り方と出来上がりの見た目は「とん平焼き」というネーミングが当てはまりません。
出来上がると”平ら”ではないです。
みんなが知っている「とん平焼き」とは違いドームのような山の形…(知らない方もいるかもしれませんが…)
「豚山(やま)焼き」といった方がいいかもしれません。
そんな、名前なんかどうでもよくて、あなたがこの料理をマスターすれば、今まで食べたことのない野菜たっぷりで食べ応えのある豪快な「とん平焼き」が食べられます。
マスターするとかしないとか、そんな表現すら必要ないカンタンな料理です。
キャベツ、玉ねぎ、人参、もやし、そして豚肉の野菜炒めを作ります。
半熟トロトロの玉子を焼いて、野菜炒めの上にのっけます。
後は、マヨネーズとお好みソースかける。
これだけ。豚肉を玉子で包んだりしません。
10分あれば作れるズボラ料理です。
お好み焼きソースとトロトロの玉子と野菜が口の中で合わさると旨味のある甘さを感じる…
すぐにごはんを口にかき込みたくなるほどのおかずになります。
で、
私が、大阪で最期に働いた店はしのごの言わさず料理のスピードを要求される居酒屋でした。
その店で人気メニューだったのが今回の「とん平焼き」。
宴会予約の常連幹事さんに「コース料理に加えてくれ!」とわざわざ言ってくるほどの人気でした。
普段、単品で出す場合でもお客さんから注文が入ったら6分以内に作って提供。
丁寧さよりスピード重視。
なので、作る過程はちょっと「雑」です。
あなたには、丁寧に綺麗に作って食べて頂きたと思っています。
早くて6分で作れるので、二倍の12分あれば丁寧で綺麗に作れます。
イメージ的なことかもしれませんが、料理は「雑」に作ると不味くなるような気がします。
「丁寧に作る」=「心がこもっている」…
私はそう思っています。
では、大量画像で詳しく説明します!
↓↓
【材料】 (1人前)
豚バラ肉…150g
キャベツ…100g(1/6個)
玉ねぎ…1/2
人参…1/5本(20g)
もやし…1/3P
卵(M玉)…3個
サラダ油…小さじ1杯+小さじ1杯+大さじ1杯
マヨネーズ、お好み焼きソース…適量
刻みネギ…少量
削りかつお節…少々

(厚みが薄いと早く熱が通り過ぎて軟らかくなり過ぎます、少し分厚く切ってください)

重なっている部分は、1枚づつバラします。
茎の部分は薄く刻みます。

もやしは、流水洗っておきます。

(焼くと小さくなるので大きく切ります)

(混ぜすぎるとトロトロ感が薄れます)

サラダ油を5cc入れ、豚肉を炒めます。
豚肉の赤いところが無くなり、熱が通ったらお皿などに取り出します。

再度サラダ油を5cc加えて、強火で玉ねぎと人参を炒めます。

水50ccも入れて強火のままよく炒めます。



再度強火で熱します。
サラダ油を30cc入れ、煙が出だしたら溶き卵を流し入れます。



(少なめにかけて、食べて味が薄い時に足して下さい)
刻みネギ、かつお節をふって完成です!
野菜炒め作って、その上にとろとろの玉子焼きをバサッとのせる、後はマヨネーズ、お好みソースをかけるだけ!
すぐにできる”ズボラとん平焼き”です。
ズボラですが、ごはんのおかずになる食べごたえ抜群の旨い一品です。
是非!作ってみて下さい。
実は佐藤先生のブログで見るまで、「豚平焼き」を知りませんでした。西日本だとポピュラーなのでしょうか?(因みに私は東京生まれ東京育ちですが、もんじゃ焼きが嫌いです。ねちねちしてて、意味解んない)これは材料も大抵冷蔵庫に入っているし、明日の昼ごはんに作ってみたいです。もやし苦手なので、豆苗か何かに代えちゃいます。