【人参の美味しさを引き出せる究極の調理法】
健幸料理家・健酵サポートプランナー 佐藤周生です。
今回は、「人参を最高に美味しく食べるシンプル煮物」を伝授します!
洋食の定番と言えると思いますが、ハンバーグなどの付け合わせに付いている人参の煮物はご存知でしょうか…
そう、「人参のグラッセ」
水とバターと砂糖を加え、水分が無くなるまで煮るシンプルな煮物です。
今回お伝えする料理はそれなんですが、ただの人参グラッセではありません!
まず、調味料で使う「砂糖」。
これ、健康のデメリットがいろいろありますので、控えている方もいらっしゃると思います。
通常の人参グラッセは砂糖を加えて焚きますが、今回お伝えする「人参のグラッセ」は砂糖は使わない…
そもそも、甘みの調味料を一切加えません。
「えっ!?甘味無し」と思いましたね?
ところが、甘味を加えなくても十分美味しくなるのです。
加える調味料は「塩1つまみ」だけ…
それから、定番の人参グラッセにはバターを加えますが、この油分も気になりますよね?
バターやマーガリンの動物性脂肪はカラダにマイナス。(摂り過ぎた場合)
特にマーガリンはトランス脂肪酸の懸念もありますからね。
避けている方も多いと思います。
とはいえ、人参の甘みを十分引き出すためには少量の油分も大事なんです。
そこで、油分に使うのが「練り胡麻」。
胡麻なら植物性の油。
これなら安心です。
胡麻の油分でコクを加え、人参の美味しさを引き出します。
ほんのり胡麻風味がして、この香りも人参と相性がいいんです。
今回お伝えする「人参の胡麻グラッセ」は、
甘味を加えず、水分(水)と練り胡麻と塩を少量加えて煮るだけ。
それが、人参本来の美味しさを最高に引き出せる究極の調理法です!
みりんや砂糖で味付けする煮物からは感じることができない優しい甘味…
「人参の甘みだけで、こんなに美味しいのか!」
と思って頂ける一品になり、かなりおすすめです!
副菜や、もう一品何か野菜料理が欲しいという時に最適です。
この料理、私の秘密のレシピ帳の隅っこにメモがしてありまして、
「そういえばこんな料理があったわ」
と久しぶりに作って食べたんです。
作り方はシンプルなのにやっぱり美味しい…
ほんと、人参の自然な甘みが感じられます。
今回のレシピは2人前分ですが、
4~5日、日持ちしますので、4~6人前と多めに「作り置き」しておいてもいいですね。
簡単レシピ、見て下さい!
↓↓
【材料】(1~2人前) | 分量 | 備考 |
人参… | 1本(150g) |
【煮汁】 | 分量 | 備考 |
水 | 150cc | |
練り胡麻 | 小さじ1杯 | |
塩 | 1つまみ |


※下部・中央は6等分に。上部は8等分に。

※ここが一番煮崩れしやすいので、角を切り落とす。

練り胡麻(小1)も加えます。
※水は人参に完全に被る量を入れて下さい。(150ccより多くなってOK)


※煮汁が少なくなってきたら、弱火で煮詰める。


水、練り胡麻、塩だけで作る究極の調理法で、
最高に美味しいシンプルな人参の煮物が楽しめます!
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